■アルバムタイトル曲「ANTIFRAGILE」のMVが公開12時間で420万回再生を突破!
10月17日に2ndミニアルバム『ANTIFRAGILE』をリリースしたLE SSERAFIMが、同日13時から韓国・ソウルでメディアショーケースを開催した。
メディアショーケースは、メンバーそれぞれのフォトタイムからスタート。大胆にデザインが施されたデニムの衣装でHUH YUNJIN、KIM CHAEWON、KAZUHA、SAKURA、HONG EUNCHAEの順に記者の前にひとりずつ登場。続いてLE SSEARFIM全員がステージに揃い堂々としたポージングで集合カットを撮影すると、トークタイムへ。まずはメンバーそれぞれが挨拶した。
HUH YUNJIN:私たちのはじめてのカムバックなので本当に一生懸命準備しました。そして、デビューの時よりもっと大きなプレッシャーを感じたような気がします。そのぶん頑張ったで、ステージの上で余裕をもって楽しむ姿をお見せしたいです。
KIM CHAEWON:デビュー曲の「FEARLESS」で、本当にありがたくも大きな愛をいただきました。カムバックを準備しながら、デビュー曲を超えるステージをお見せしたいと思っていました。今回も本当に一生懸命準備したので、‘ANTIFRAGILE’のステージもぜひお楽しみください。よろしくお願いします。
KAZUHA:デビューアルバムを準備するときは、はたして私たちのことを好きになってくださるだろうか。どんな方が私たちの音楽を聴いてくださるのだろう、ということをよく考えていました。今回は待ってくださるファンの皆さんがいらしたので、もっと頑張って準備することができました。今回の活動のために様々なステージを準備したのでぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
SAKURA:私たち5ヵ月ぶりにカムバックすることになりました。デビューを準備するときはプレッシャーもありましたし、緊張する気持ちが大きかったのですが、今回のアルバムを準備しながらはむしろとてもドキドキしましたし、ステージを早くお見せしたいという気持ちでいっぱいでした。こうしてカムバックすることができてうれしいです。よろしくお願いいたします。
HONG EUNCHAE:先立って他のメンバーが話したように、アルバムを準備している間早くステージをお見せしたいという思いでいっぱいでした。ファンの皆さんとまた会える場ができてとてもうれしいですし、一生懸命準備したぶん、今回の活動もとても楽しみです。よろしくお願いします。
続いて、カムバックに向けた準備中のエピソードが語られた。長い期間、KIM CHAEWONのことを見てきたSAKURAはKIM CHAEWONがリーダーとして成長したと語るなど、デビューからカムバックまでの自身たちの変化についても話してみせた。
『ANTIFRAGILE』について込められたメッセージとともに、楽曲のクリエイティブにも参加したSAKURAとHUH YUNJINは、韓国語と英語で作詞することの難しさや、「Good Parts(when the quality is bad but I am)」に込められた完璧ではない自分の姿も自分の一部として受け止めるというテーマにとても共感したと話し、作詞をするときのシチュエーションなど赤裸々なエピソードを披露した。
また、タイトル曲「ANTIFRAGILE」のパフォーマンスの難易度が非常に高いことについて、SAKURAは「デビュー曲『FEARLESS』より少なくとも2倍は難しいような気がする、「今回、『ANTIFRAGILE』を踊ってみたら『FEARLESS』がバラード曲のように思えてきた」とその難易度の高さを表現した。
続いてHUH YUNJINとHONG EUNCHAEが代表して「ANTIFRAGILE」のポイントダンスを披露。独特な動作一つひとつが印象的で腕の筋肉を自慢するように見せてから猫のような動作へつなげていくことから“マッスルキャット”と名付けたと伝えた。
パフォーマンスの準備のためにいったんメンバーがステージから去ると、10月17日0時に公開されたアルバムタイトル曲「ANTIFRAGILE」のMVが流された。
そして、初披露となった「ANTIFRAGILE」のパフォーマンスでは、絶対に壊れないという強さを感じることができる力強くも余裕のある表情をみせた。強靭さをアピールする動きは「私たちがまさにantifragile」だと宣言しているかのように腕の筋肉を活かした振り付けで固い意志を表現し、猫を描写した”マッスルキャット”ダンスで魅惑的な雰囲気を付け加えた。
今回の パフォーマンスは高い難易度を誇るが、5人のメンバーは完璧なパフォーマンスで最高のステージを披露してみせた。
ここで大きな話題を呼んだアルバムトレーラーとトラックサンプラーが流れ、改めて多様な楽曲が収録されたアルバムを紹介。
「Impurities」のパフォーマンスではメンバーはブラックとホワイトの衣装に着替え、メンバー同士が複雑に入り組んだ構成で床に横たわったポージングからスタート。ヒップホップリズムと甘美なコード進行が調和したR&B曲に、流麗なメロディとLE SSERAFIMの魅惑的な音色が重なり、洗練された雰囲気を与えている。
こちらの楽曲は、HYBEオリジナルストーリー『Crimson Heart』のテーマ曲であり、HUH YUNJINが作詞に参加したことも話題となっている。
そして、ステージに金継ぎをテーマにデザインが施されたANTIFRAGILEと書かれたテーブルが運び込まれると、世界中のメディアから寄せられた質問に答える質疑応答へ。
日本メディアからの「韓国だけでなく日本でもLE SSERAFIMの活動が大いに注目されています。海外での人気を実感するのはいつですか?」という質問にKAZUHAは「日本活動のために日本に行ったときに、自由時間ができて、メンバーと買い物をしたり美味しいものを食べに行ったとき偶然入った店で私たちの曲が流れていてすごくびっくりしました」と回答。
SAKURAは「先日、日本で開かれたKCONのステージに立ちましたが、現地のファンの皆さんがすごく気に入ってくださって幸せにパフォーマンスをすることができました」と話し、夏に出演した音楽番組でのLE SSERAFIMへの異例の待遇について感謝を伝えた。
アメリカメディアからの「LE SSERAFIM Documentary‘The World Is My Oyster’で公開されたメンバーたちの率直な姿に驚きました。カムバック前に率直な姿を見せることが重要でしたか?」という質問にHUH YUNJINは「LE SSERAFIMが結成されるまで、デビューという夢を果たすのにどれだけの努力があったのかありのままの姿を見せようと思いました。もちろんかっこいい姿も収めることもできましたが、私たちも会社も今度は率直な姿をお見せしようとする思いが大きかったです。ご覧の皆さんもLE SSERAFIMについて親近感を持って共感できたのではないかと思います。スターといえば手の届かない遠い存在のように感じますが、チームが結成される過程がすべて込められているので親近感をこめて応援していただけると思います」と回答した。
続いて会場にいるメディアからの質問に答えた。
「今回の曲が、デビュー曲と比べて雰囲気が大変変わりました。パフォーマンスにも自然と変化がありました、カムバックのどこに重点置いたかを教えてください」という質問にはHONG EUNCHAEが「先程申し上げたように、デビュー曲の『FEARLESS』が大変ありがたいことにたくさん愛されました。このように愛をいただいた『FEARLESS』よりも、ずっとかっこいいパフォーマンスをお見せしたいという気持ちでいっぱいでした。それで、パフォーマンスを一生懸命準備しました」と回答。
「第4世代ガールズグループがたいへん競争が激しかったですが、今年デビュー、カムバックなど激戦になっていますが、今回においてLE SSERAFIMがどんな足跡を残したいのか教えて下さい」という質問にはKIM CHAEWONが「本当にかっこいい素敵なグループがデビューしました。そのなかに私たちもいます。私たちはパフォーマンスにたいへん欲があるメンバーが多く、“パフォーマンスといえばLE SSERAFIMだ!”というイメージができればと思います」と答えた。
そして最後に、HUH YUNJINとKAZUHAから英語と日本語でメディアへのメッセージが伝えられた。
KAZUHA:大切なお時間をいただきありがとうございました。今回のアルバムに向けてたくさんの舞台を準備したので、これからの私たちの活動にもぜひ注目してください。
そして、「新曲を出すというのはいつも緊張することだと思います。『ANTIFRAGILE』のステージを一生懸命準備しましたので今回の活動も無事に終えられるよう、よろしくお願いします。私たちもご期待にお応えできるよう頑張ります。ありがとうございます」というリーダー・KIM CHAEWONの挨拶でイベントは締め括られた。
メンバーはアルバムのイントロ曲「The Hydra」に合わせてウォーキングをしながら退場し、1時間を超えるメディアショーケースは幕を閉じた。
なお、アルバムのリリースを記念し、10月17日から23日までの1週間、東急 東横線(副都心線)渋谷駅の地下4階コンコース半蔵門線乗り換え通路にてLE SSERAFIMの大型広告の展開がスタート。
今作の3パターンあるコンセプトのうち「MIDNIGHT ONYX」バージョンのオリジナル写真を使用した強い眼差しが非常に印象的な展開となっている。
また、タイトル曲「ANTIFRAGILE」のMVも10月17日0時に公開された。この曲はLE SSERAFIMとしてデビューする前に経験したことが歌詞に盛り込まれており、MVでは隕石衝突をメインテーマとして、ストレスを受けるほどにさらに強くなっていくことを表現。MVは公開から55分で100万回再生に達し、12時間で420万回再生を突破している。
(P)&(C) SOURCE MUSIC
リリース情報
2022.10.17 ON SALE ※韓国発売日
ALBUM『ANTIFRAGILE』
※日本お届け日は、10月18日を予定
LE SSERAFIM OFFICIAL SITE
https://www.le-sserafim.jp