■「MVがなかったことが不思議だけれど、恋の始まりを予感させるドラマ仕立てのMVが出来上がった」(稲垣潤一)
毎年クリスマスシーズンになれば誰もが耳にする稲垣潤一の不朽の名曲「クリスマスキャロルの頃には」のオリジナルMVが、1992年の発売から32年の時を超え、初めて企画・制作され、自身のYouTube公式チャンネルにて公開となった。
作詞を秋元康、作曲を三井誠が手掛け、時代を超えて輝き続ける本楽曲は、今でもクリスマスソングの代表曲として多くの人に愛され続けているが、発売当時はTBSドラマ『ホームワーク』の主題歌として瞬く間にヒットしたため、MVが制作されることがなかった。
このたび、「クリスマスキャロルの頃には」を今後何十年も音楽ファンに楽しんでほしいという想いから、稲垣潤一YouTube公式チャンネルの開設をきっかけにプロジェクトが始動。初のMVでは、ヒロインをネクストブレイク女優の呼び声高い鳴海唯が、その相手役を結城貴史が演じ、小嶋貴之監督・脚本のもと、オリジナルから想起する世界観とは異なる新解釈の斬新なストーリーで展開され、“令和のトレンディドラマ”とも言える作風で、視聴者にあらたな感動を呼び起こす作品に仕上がった。
なお、本企画は12月11日に開催された稲垣のコンサート・奈良公演のMCで本人の口から会場のファンに向けて発表。会場では割れんばかりの拍手喝采が起こり、稲垣もその反響に非常に驚くとともに、大きな喜びに包まれた。
■稲垣潤一 コメント
先入観なしにMVを観た。
映画の予告編を思わせるような展開に音そっちのけで映像を追っていた。
リリースから32年、MVがなかったことが不思議だけれど、
恋の始まりを予感させるドラマ仕立てのMVが出来上がった。
この物語から、皆さんの過去、未来の物語へと繋がるのかもしれない。
クリスマスキャロルが流れる頃には、想いが成就していますように。■鳴海唯 コメント
クリスマスの時期になると必ず街中やテレビから流れてきていて、小さい頃から自然と耳にしていた楽曲だったので、今回このような日本中から愛され続けているクリスマスソングのMVに出演させていただけてとても光栄でした。
MVを撮影する際に、歌詞の意味を改めて考えてみると、男女のすれ違いが描かれている、とても繊細で儚い歌詞だと思い、特別ではない男女の物語を丁寧に演じることができたらいいなと思いました。
このMVを通して改めて楽曲を楽しんでいただく機会になればいいなと思いますし、皆さんのクリスマスがより彩り豊かになれば嬉しいです!■小嶋貴之 コメント
クリスマスといえばこの一曲、に必ず思い出す歴史的名曲のMVを依頼いただいた時は驚きつつもワクワクしました。と同時に、その責務にプレッシャーも感じましたが、稲垣さんはじめスタッフの方にとても自由に作らせていただき、少し早いクリスマス・プレゼントをいただいた気分でした。
作っている最中は、長年あんなに聴いていた曲なのに、ずっと新鮮で、歴史に残る曲というものの偉大さを感じました。最高のキャストとスタッフにも恵まれ、自分たちが長年思い描いていた「クリスマスキャロルの頃には」の続きのような、温かいクリスマスになるような話になりました。
このMVが稲垣さんから皆さんへのクリスマス・プレゼントになることを祈っています。
稲垣潤一 OFFICIAL SITE
https://j-inagaki.net/