■「60~70年代のソウルミュージックであったり、優しいんだけど芯のあるリズムみたいなのを目指して制作しました」(Hedigan’s 大内岳)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed music』。1月はSuchmosのYONCEこと河西“YONCE”洋介の新バンド・Hedigan’sが担当MCとして登場。
1月28日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、1月15日にリリースされた1stフルアルバム『Chance』から、「カーテンコール」をレコメンド。この日のMCは、河西”YONCE”洋介(Suchmos / Vo,Gt)と大内岳(Glimpse Group、AKOGARE、Burgundy、LAIKA DAY DREAM、The9Oz / Dr)が務めた。
「お聴きいただいている曲は、Hedigan’sの1stアルバム『Chance』に収録されてる、『カーテンコール』です」と、YONCEの曲紹介で番組をスタートしたこの日。
「この曲は、もともとメンバーの栗田雅治が10年近く前から秘蔵していたデモがあって。すでに伴奏と歌のメロディがついていたところに、10年の時を経て僕が去年の夏くらいに歌詞を書いたという。そして、みんなでバンドアレンジをつけてできていった楽曲なんですけど」と、楽曲完成に至る経緯を話したYONCE。
「これに関しては、まずデモの破壊力の高さにみんなが舌を巻いたという感じで。その上で、すごい削ぎ落とした、バンドサウンドの芯の部分だけの演奏をしようねっていうテーマで作った気がします」と、最初の印象と楽曲のテーマを振り返るYONCEに続けて、「自分もすごく好きなんですけど、60~70年代のソウルミュージックであったり、優しいんだけど芯のあるリズムみたいなものを目指して制作しましたね」と大内が楽曲制作秘話を明かした。
「そういう意味でも、録音の面白味や滋養というかね。素の味の気持ちよさみたいなところがいっぱい詰まっています」と曲の魅力を語ったYONCEは、「これこそ、飽きずにずっと聴ける曲なんじゃないかな? なんて思ったりしますけど。そうやって楽しんでくれる方がいてくれたら、とても嬉しいです」とまとめた。
この日紹介した「カーテンコール」も収録された、1stアルバム『Chance』は、1月15日にCDリリースされたばかり。「CD版のみ限定で、Hedigan’s結成後最初のライブ、2023年に行われた『EPOCHS』というフェスでの初ライブの音源がフル収録されたCDがついてきます。こちらも楽しんでもらえたら嬉しいです」とYONCEが告知。
さらに1月25日(土)横浜BAYHALLより、初の全国ワンマンツアー『Hedigan’s TOUR Chance 2025』を開催中のHedigan’s。「横浜公演は終わってしまいましたが、ツアーファイナルの3月2日、Zepp Shinjuku公演があります。チケットがあったら、ぜひ買って遊びに来てくれると嬉しいです」とYONCEが番組を締めた。
Hedigan’sのリリースやライブ情報は、公式サイトをチェックして欲しい。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
1月28日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
Hedigan’s オフィシャルサイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/Hedigans/