■「(自身が演じた)陽二みたいにかっこよくなりたいと思い、撮影後の普段の生活でも陽二を意識したりすることがあった」(INI池﨑理人)
豆原一成(JO1)初主演映画『BADBOYS -THE MOVIE-』が、5月30日に公開。
このたび、「極楽蝶」で豆原演じる桐木司と固い絆を結ぶ主要キャスト3名と超特報映像が公開された。
本作は、過去に何度も映画化されてきた田中宏による伝説的不良漫画『BADBOYS』(少年画報社 ヤングキングコミックス刊)が原作。
裕福な家の一人息子だった桐木司(豆原一成)は、幼いころに助けられた伝説の不良・村越のような男になるために、過保護な両親から独り立ちすべく家出することを決意。族の戦国時代において最大勢力を誇る「陴威窠⽃(BEAST)」に仲間入りを志願するもボコボコにされるが、逃げる途中で偶然出会った川中陽二、中村寿雄、岩見エイジと意気投合し、つるむようになる。
司たちは、「極楽蝶」七代目トシから、「廣島Night’s(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってくれと頼まれ、司以外は複雑な思いを抱えながらもチームに合流。そして、ナイツと極楽蝶の抗争がはじまる。
司と運命的な出会いを果たし、司を影ながら支える川中陽二には、本作が映画初出演となるINIの池﨑理人。
川中陽二とともに、司を支えるメンバーのひとり、中村寿雄は俳優として、ドラマ『飴色パラドックス』では初W主演を果たし、その後も映画『あたしの!』などの話題作に多数出演し注目を集め、昨年10月にはフジテレビ系『めざましテレビ』ではマンスリーエンタメプレゼンターを務めるなど、多彩な表現力や雰囲気を武器にネクストブレイク俳優として注目を集めている山中柔太朗(M!LK)。
そして、川中&中村とともに司と仲間となる岩見エイジには、 2022年に毎日放送のドラマ『永遠の昨日』でドラマ初主演を果たし、最近では、NHK連続テレビ小説『らんまん』やテレビ東京のドラマ『SHUT UP』、映画『先生の白い嘘』など、今後も活躍に期待が集まる注目の俳優・井上想良がキャスティングされた。
監督を務めた西川達郎は時代を超えて愛される作品に込めた想いを「原作で描かれたキャラクターたちの熱い友情や仲間に対する誇りを大切にして描きました。原作はヤンキー漫画の名作ですが、令和の現在では連載当時のようなヤンキーは少なくなっています。ですが人が友情や誇りを大切にする想いは時代を超えても変わりません。それを映画に込めました」と語り、豆原、池﨑、山中、井上との撮影を回想。
「豆原さんは、とにかく勘が良くて脚本を読んですぐに司のイメージを掴んでくれ、演技もですが運動神経が抜群ですべてのアクションが素晴らしく、ちょっとした動きまで魅力的でした。とても頼もしくて、その様子がまさに極楽蝶八代目トップになる司とどんどん重なっていきました。池﨑さんは、根気強く真っすぐに役に向かい、自分なりの陽二をしっかり表現してくれました。要所要所の見せ場でカッコよく決めてくれ、華があってアクションシーンが非常にカッコよく、見惚れました。山中さんは、クールな佇まいで現場にいる感じが、そのまま寿雄と重なりました。寿雄は仲間との間に葛藤を抱えている役でもありますが、それをサングラスの奥から滲み出してくれました。井上さんは、まさしく現場の明るいムードメーカーで4人のなかのエイジそのままでした。経験を感じさせる安定感ある演技でシーンを引っ張ってくれ、さらに良いものにしようと試行錯誤してくれる姿が頼もしかったです」と語った。
キャストたちが言及しているアクションシーンに関しては、「生っぽさを感じる正統派アクションにこだわり、スタントコーディネーターの出口さんの指導のおかげで、キレのあるアクションが生まれました。撮影前にキャスト全員に稽古をしてもらい、自信を持って現場に臨んでもらいました」と、撮影前からキャストととともに入念な準備をしたことをうかがわせた。
かつて自分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、お坊ちゃんから「極楽蝶」八代目トップとなる桐木司。弱小チーム「極楽蝶」は族の戦国時代でテッペンを獲れるのか!? 憧れの人・村越が乗っていた伝説の単車に、司が乗れる日は来るのか!? 「最強」の称号と伝説の単車を目指した、まっすぐな男たちの青春が始まる。
■池﨑理人(川中陽二役)コメント
『BADBOYS』という、男のロマンと友情を描いた素晴らしい作品の一員を担うことができて光栄です。
映画出演、演技自体も初めてで不安もありましたが、監督さんはじめスタッフの皆さんと共に僕が演じさせていただいた川中陽二を作り上げていきました。
陽二は、いかつくて怖い人に見えますが、人一倍友情に厚く、兄貴肌で司のことが大好きな、義理人情に溢れたかっこいい人です。
演じていた僕自身が陽二のことが好きで、彼みたいにかっこよくなりたいと思い、撮影後の普段の生活でも陽二を意識したりすることがあったくらいです。
練習したアクション、陽二の激熱のセリフ、極楽蝶4人の友情をご覧いただきたく、ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
■山中柔太朗(中村寿雄役)コメント
僕が演じる中村寿雄は、すごくギャップがあるキャラクターです。
極楽蝶のみんなを冷静に見ていたり、かと思えば細かくつっこみつつ4人でワイワイしたり、一方で、喧嘩の時にサングラスを外すとスイッチが入ったように声を荒げて野獣モードになったりと、そのギャップをぜひ楽しんでいただきたいです。
撮影はとにかく楽しくて、4人でいるときももちろんですが、監督やスタッフさんも含めた現場自体がとてもいい雰囲気で、練習を重ねたアクションシーンなども全然大変だと感じず、撮影が終わってしまうのが寂しかったほどです。
「BADBOYS」いま一番熱い映画になっているのではと思います。
心が温まり、胸が熱くなるシーンがたくさんありますので、ぜひ劇場でご覧ください。
■井上想良(岩見エイジ役)コメント
僕が演じさせていただいた岩見エイジは、明るくて楽しいキャラクターだけれど、
実はハートが強くて、司にかける言葉一つとっても笑っていても実は熱がこもっていたり…そういうところがすごく好きでした。
役作りで髪も真っ赤に染めて臨んだ撮影は、男性キャストが多い現場で男子校のようで、楽しくあっという間でした。
撮影前からみんなで練習したアクションシーンは、練習のかいもありどのシーンもとてもかっこよく仕上がっていると思うので注目してほしいです。
僕たち極楽蝶4人をはじめとした男たちが拳(こぶし)を交わして心を交わすところが描かれた、楽しくて熱い作品になっているかと思いますので公開を楽しみにしてください。
映画情報
『BADBOYS -THE MOVIE-』
2025年5月30日(金)公開
原作:田中宏『BADBOYS』(少年画報社 ヤングキングコミックス刊)
監督:西川達郎
脚本:峰尾賢人 西川達郎
出演:豆原一成(JO1) 池﨑理人(INI) 山中柔太朗 井上想良
制作プロダクション:AOI Pro.
配給: 東映
(C)田中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会
『BADBOYS -THE MOVIE-』作品サイト
https://badboys-movie.net/