■SEKAI NO OWARI「琥珀」を使用した感涙の最新予告映像が解禁!
高橋文哉と西野七瀬がW主演を務める映画『少年と犬』が、3月20日に公開。このたび、主題歌がSEKAI NO OWARI「琥珀」に決定し、最新予告映像が解禁された。
ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作『少年と犬』(文春文庫)。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説であり、大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた一頭の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流に感動する人が続出。そんなすべての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語が、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化が決定。
メガホンを取るのは、『護られなかった者たちへ』(2021年)、『糸』(2020年)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年)、『64-ロクヨン-前編/後編』(2016年)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。
企画・プロデュースは、『黄泉がえり』(2002年)や『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)など観る者に涙を誘う企画を得意とする平野隆。
脚本は、「第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞」の『永遠の0』、「第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門」にも出品された『藁の楯』、家族の愛の実話を映画化した『ディア・ファミリー』(2024年)の林民夫。
公開から4ヵ月のロングランで、観客動員数200万人、興行収入26.7億円を記録『ラーゲリより愛を込めて』(2022年)で日本中を感動に包み込んだ最強チームが再集結し、あらたな珠玉の感動物語が誕生する。
先日、大切な人を目指し、5年間で3,000キロの旅をする犬・多聞がその道中で出会う5人のキャストが解禁された。
多聞にとって「たったひとりの大切な人」である少年・光の父親・内村徹役に斎藤工、徹の妻であり、光の母親・内村久子役に宮内ひとみ、不治の病に侵された猟師・片野弥一役に柄本明、和正の姉であり、認知症の母を介護しながら働く中垣麻由美役に伊原六花、和正に危険な仕事を斡旋する先輩・沼口正役に伊藤健太郎が決定し、実力派俳優が名を連ね、本作への期待がさらに高まっている。
そして、この多聞が起こした奇跡の物語を彩る主題歌に、SEKAI NO OWARIが決定。
SEKAI NO OWARIは2025年にデビュー15周年を迎え、記念すべきアニバーサリーイヤーの始まりとして発表されるのが本映画の主題歌「琥珀」となる。
この「琥珀」は、ピアノ、弦とオーボエの演奏で構成されたシンプルなアレンジのなかに優しくも力強いメロディと歌詞が響き、聴く人に様々な感情を想起させる楽曲となっている。
また、主題歌のオファーを引き受けた際、Fukaseの頭に浮かんだひとつの曲があった。それは、SEKAI NO OWARIの活動以前からFukaseの友人であり、新世界リチウムのベーシストでもあった千葉龍太郎がFukaseに聴かせていた楽曲だった。その後、千葉は事故で他界、その曲は未完成となっていた。今回SEKAI NO OWARIは、Fukaseの友人が残したそのメロディにあらたなメロディを加えて、歌詞を書き、「琥珀」を完成させた。
この主題歌についてFukaseは「この曲は僕の友人との共作です。10年近く前にこの曲のデモを聴かせて貰ってから、誰の手元にもこの音源はなく、僕の頭の中だけに残り続けました。まだ完成していなかったこの曲に新しいメロディをつけて琥珀という名前を付けました。多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです」とコメントを寄せた。
そして、今回主演を務める高橋と西野からもコメントが到着。
楽曲を聴いて高橋は「学生の頃によく聴かせていただいていたSEKAI NO OWARIさんに、この映画のために主題歌『琥珀』を書き下ろしていただけたこと、本当に嬉しかったです。『琥珀』は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差しているような不思議な感覚でした。映画館で皆さんに今作を観ていただいて、『琥珀』がかかった時に歌詞が脳につきささる体験を、ぜひ劇場でしていただけたら嬉しいです」と喜びとともに想いを語った。
西野も「SEKAI NO OWARIさんの楽曲はお仕事に行く前によく聴いていた思い出があります。『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています」と絶賛の様子。
そして、プロデューサーの平野も「『琥珀』を初めて聞いた時思わず涙がこぼれてしまいました。美羽(西野七瀬)が和正(高橋文哉)を想う気持ちと、Fukaseさんが千葉龍太郎さんを想う気持ちが重なり深く胸に刺さりました。映画と主題歌で “貴方の心に溶けている消せないもの”を感じて頂ければと思います」とコメントを寄せた。
切ない歌詞に加え、儚い歌声でしっとりと歌い上げられた「琥珀」は、エンドロールまで余韻たっぷりに作品の世界に浸ることができる楽曲に仕上がった。
さらに、主題歌「琥珀」を使用した最新予告映像と本ポスタービジュアルも解禁。
震災で職を失い犯罪に手を染めてしまった和正(高橋)と、罪を犯し秘密を抱えて生きる美羽(西野)、人生に希望を失っていたふたりが、「多聞」と出会ったことで“まっとうに生きよう”と必死にもがいている様子を主題歌の「琥珀」が温かく包み込む予告映像が完成した。様々な人との出会い、そして別れを繰り返しながらもたったひとりの大切な人にめがけて突き進む「多聞」の奇跡の物語に感動を予感させる。
先日解禁となった新キャストも登場する、本ポスタービジュアルも完成した。それぞれの想いが交錯する憂いを帯びた表情に加え、犬の「多聞」が長い旅路に向かう決意の姿が感じられる。
また、1月23日より“犬”との思い出エピソードを募集する「わたしと犬キャンペーン」を開催。映画『少年と犬』で描かれるのは、人間と犬の絆―。本キャンペーンでは『わたしと犬の「絆の話」』『わたしと犬の「感動した話」』『わたしと犬の「忘れられない話」』など、“犬”との思い出エピソードを募集する。「#わたしと犬キャンペーン」のハッシュタグを付けてX(旧Twitter)、Instagramで投稿または公式サイトのキャンペーンページから参加しよう。
古来より「犬」は人間のよき相棒であり、友人であり、家族として寄り添ってきた。狩猟に付き添い獲物を仕留め、家族としてそばにいてぬくもりを共有する…。そんな“無償の愛の実践者“でもある犬=“多聞”と、様々な時と場所での人との出会いが織りなす物語は、すべての世代の胸を打ち、“生きることの意味”を教えてくれること間違いなしだ。
■SEKAI NO OWARI・Fukase コメント
この曲は僕の友人との共作です。
10年近く前にこの曲のデモを聴かせて貰ってから、誰の手元にもこの音源はなく、僕の頭の中だけに残り続けました。
まだ完成していなかったこの曲に新しいメロディをつけて琥珀という名前を付けました。
多聞のように想いを繋げるモノになっていれば幸いです。■高橋文哉 コメント
学生の頃によく聴かせていただいていたSEKAI NO OWARIさんに、この映画のために主題歌「琥珀」を書き下ろしていただけたこと、本当に嬉しかったです。
「琥珀」は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差するような不思議な感覚でした。
「グラスの泡みたいに消えたように見えてもそこに残り続けてる」というワンフレーズが特に胸にささりました。
今作品で犬の多聞と関わっていくいろいろな人の心情や、僕が演じた和正の心情にも凄くリンクしている部分があります。
映画館で皆さんに今作を観ていただいて『琥珀』がかかった時に、歌詞が脳につきささる体験をぜひ劇場でしていただけたら嬉しいです。■西野七瀬 コメント
SEKAI NO OWARIさんの楽曲はお仕事に行く前によく聴いていた思い出があります。
『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。
作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています。
私が演じた美羽の想いとも重なる歌詞だと感じたのですが、映画を観て書き下ろしてくださっているからこその特別感に嬉しくなりました。■プロデューサー・平野隆 コメント
「琥珀」を初めて聞いた時思わず涙がこぼれてしまいました。
美羽(西野七瀬)が和正(高橋文哉)を想う気持ちと、Fukaseさんが千葉龍太郎さんを想う気持ちが重なり深く胸に刺さりました。
そして自分の胸の中にいる大切な人も思い出しました。
映画と主題歌で “貴方の心に溶けている消せないもの”を感じて頂ければと思います。
映画情報
『少年と犬』
3月20日(木・祝)公開
出演:高橋文哉 西野七瀬
伊藤健太郎 伊原六花 嵐莉菜 木村優来(子役) / 柳俊太郎(「柳」は、異体字が正式表記) 一ノ瀬ワタル 宮内ひとみ
江口のりこ 渋川清彦 美保純 眞島秀和 手塚理美 益岡徹
柄本明 / 斎藤工
原作:馳星周『少年と犬』(文春文庫)
監督:瀬々敬久
企画・プロデュース:平野隆
脚本:林民夫
主題歌:「琥珀」SEKAI NO OWARI
配給:東宝
(C)2025映画「少年と犬」製作委員会
「わたしと犬キャンペーン」キャンペーンページ
https://shonentoinu-movie.jp/campaign/
『少年と犬』公式サイト
https://shonentoinu-movie.jp/
SEKAI NO OWARI OFFICIAL SITE
http://sekainoowari.jp/