■本作を鑑賞した著名人から絶賛コメントも公開!「運命とするには残酷なこの物語は、吹けば崩れそうな頼りなさを帯びて美しい」(加藤シゲアキ)
松たか子とSixTONESの松村北斗が初共演で夫婦役を演じる映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)。
このたび、松たか子演じるカンナと松村北斗扮する駈の運命を描いたロングトレーラーが公開された。
「君は柿ピーの柿が好きで、僕はピーナッツが好き」
駈のキュンとするプロポーズから一転、一生の愛を誓った夫を突然亡くしたカンナ。放心状態のカンナはある日突然、15年前へタイムトラベルし、自分と出会う前の夫と再会する。
「かわいくない? 目なんかキラキラして、髪も肌もつやつやだし」
若かりし夫と淡いひと時を過ごし、もう一度夫に恋をするカンナ。15年前と現在を何度か往来していくなかで、現在の自宅に飾られたふたりの思い出の写真を見て、表情が一変。
タイムトラベルした自分の行動で、未来が変わることに気づく。
「うまく書き換えれば、あなたが死ななかった今をつくれるかもしれない!」
過去に戻ることができるタイムリミットは8時間。夫が亡くなる運命を変えようと、必死にもがくカンナ。しかし、何度やり直しても運命は変わらない。そしてカンナは心に決める。
「私たちは出会わない、結婚しない―」
たとえ二度と会えなくても、生きてほしい。なのに、惹かれあってしまう、いたずらな運命。涙ながらに運命に抗うカンナに、駈が衝撃のひとことを伝える。
「あなたは、僕の、妻ですか?」
試写会後のアンケートでは、満足度94.6パーセントを記録し、ますます期待が高まる本作。すでに本作を鑑賞した各界で活躍する多くの著名人から絶賛コメントも届いた。
また、「#映画ファーストキスに会いにいこう」キャンペーンで集まったエピソードが、東京・渋谷と大阪・梅田で巨大交通広告として掲出される。
1月7日から開始した同キャンペーンでは「ファーストキスの思い出」「もう一度だけ、会いたい人はいますか」「タイムトラベルできるなら過去? 未来?」「15年前の自分にひと言」を募集。募集開始から絶えずたくさんのエピソードが集まった。
巨大交通広告は、2月3日から2月9日まで田園都市線渋谷駅 B2Fハチ公改札外コンコースで、2月10日から2月16日まで阪急うめだ本店入口前(阪急「大阪梅田」駅方面 ムービングウォーク横広場)で掲出される。
<著名人コメント> ※五十音順
■麻布競馬場(小説家)
不幸な終わりを迎えた恋にも、必ず幸せな始まりがあった。見覚えのある後悔が胸に突き刺さるたび、すれ違ってしまった誰かのことを思い出してしまう。恋愛や結婚に飽き飽きしている人にこそ見てほしい。■上田誠(劇作家・脚本家)
地元で伝説の坂元先輩から呼び出され、光より速く胸ぐらを掴まれた気分です。出だしそのくらいの体感だった。気づいたら車に乗ってて知らないルートをあちこち連れ回され、最後にはどえらい夜景を見せられた。■生方美久(脚本家)
人生は、「もう一回!」の懇願を繰り返して漸く「もう二度とない」に気付けるものだと、やさしく教えてくれる映画でした。生活は靴下。■加藤シゲアキ(アーティスト・小説家)
どんなに関係が悪い夫婦も一度は恋をしたはず、なのに———
思い出に飛び込めば他者を、そして自分自身を救えるのだろうか。
運命とするには残酷なこの物語は、吹けば崩れそうな頼りなさを帯びて美しい。■コナリミサト(漫画家)
繰り返しタイムトラベルをこころみるカンナさんのその恋模様に心の臓のやわらかいところを爪でカリカリ甘く引っ掻かれてうっとりしてたら突如立てた爪でずぶりと刺されて盛り抜きで劇中3回泣いた。今そばにいる人のこと大切にしたいって思った。■佐伯ポインティ(マルチタレント)
挨拶する。一緒にご飯を食べる。感謝を伝える。相手をしっかり観察する。人と人が過ごす上で大事なことってこれじゃないかな、と坂元裕二が教えてくれた感じがしました。
愛情は目に見えないし、届くまでにラグがあったりするけど、その積み重なりって奇跡じゃんね…とあったけえ涙が出ました。あと松たか子と松村北斗が気付いたらこちらの心に入り込んでくるし、もうこの映画キュートすぎ!!■辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
当たり前のように平和な1日を過ごして、友人や家族や同僚と会って話して…。そんな何気ない日々が、実は無数の小さな選択の上に成り立っていて、次元の薄皮1枚隔てたところでは大変な事件や事故が起きている…。『ファーストキス 1ST KISS』を観たあとは、普通の日々や周りの人々に感謝がわいてきます。
パラレルワールドが無数に存在するという説がありますが、それにしても主人公のカンナはパラレルワールドを作りすぎ。でも失敗しても世界線を移動するくらいの気持ちで生きていけば良いと、勇気をもらいました。この名作が、パラレルワールドのハリウッドでリメイクされる未来が見えます。■鈴木おさむ
坂元裕二さん!これです!こんな物語を待ってました!
大人が見て、言葉が刺さりまくり、時に痛く、時に笑いながらも、気づくと泣くしかないラブストーリー。でも、あったかい。
日本の映画で、こんなラブストーリーが見られる日を待っている自分がいました。
夫婦こそ、見るべき、最高の映画。■鈴木敏夫(スタジオジブリ)
松たか子の芝居の間がいい。間や仕草がキャラクターを作っている。むろん、坂元裕二の脚本、塚原あゆ子の演出も、本当に見ていて気持ちが良かった。■凪良ゆう(小説家)
こんな素敵な恋愛映画を見たのはいつ以来でしょう。『ファーストキス 1ST KISS』を見終わり、溜め息と涙を溢しながらしばし呆然としていました。
かつて愛し合った二人の愛が冷めてしまったとき、そこに存在した愛は間違いだったのでしょうか。そうして奇跡が起こり、手に届く愛の形が蘇ったとき、人は何を思うのでしょうか。やり直すことができるならば、人は違う道を選ぶのでしょうか。それとも、同じ道を選ぶのでしょうか。いつだって人生は選択の連続で、その積み重ねが今を作ります。きっと、物語も同じなのでしょう。■町山智浩(映画評論家)
最近、タイムリープ映画が多すぎると思いません? でも、この『ファーストキス 1ST KISS』はちょっと違います。
さんざん笑わされながら、身近な人たちがもっと大切になります。人生は本当は一度きりだから。
映画情報
『ファーストキス 1ST KISS』
2月7日(金)全国東宝系にて公開
脚本:坂元裕二
監督:塚原あゆ子
出演:松たか子 松村北斗
吉岡里帆 森七菜
YOU 竹原ピストル 松田大輔 和田雅成 鈴木慶一 神野三鈴
リリー・フランキー
配給:東宝
(C)2025「1ST KISS」製作委員会
映画『ファーストキス 1ST KISS』作品サイト
https://1stkiss-movie.toho.co.jp/
SixTONES OFFICIAL SITE
https://www.sixtones.jp/