■恋愛短歌の名手たちが『誰よりもつよく抱きしめて』のために短歌を詠み下ろし!
BE:FIRSTのRYOKIとしても活躍する三山凌輝と、乃木坂46の久保史緒里がW主演を務める映画『誰よりもつよく抱きしめて』(2月7日公開)。このたび、恋愛歌人の名手たちが本作に寄せた詠み下ろし短歌とのコラボビジュアルが一挙解禁された。
参加したのは、空前絶後のベストセラー歌集『サラダ記念日』で、短歌の歴史に革命をもたらした天才歌人・俵万智。TBS『情熱大陸』に出演し、空前の短歌ブームの火付け役のひとりとなった“現代短歌の新世代”木下龍也。短歌最前線で活躍し、ドキュメンタリー『ART Documentary Edge』で特集され、共感を呼ぶ短歌が若い世代にも人気の気鋭歌人・岡本真帆。雑誌『Numero TOKYO』での「恋」をテーマで短歌の連載し、歌集『初恋』などで“恋の短歌の名手”として知られる歌人・染野太朗の4名。
本作の主要登場人物である強迫性障害による潔癖症で常にビニール手袋着用で生活する絵本作家の水島良城(三山凌輝)と、その恋人で書店員の桐本月菜(久保史緒里)、ふたりの関係に悩む月菜の前に突如現れ、月菜の心を揺さぶるイ・ジェホン(ファン・チャンソン)。それぞれの視点から見て心境を捉えた短歌や、劇中でのふたりがすれ違う大事なワンシーンを彷彿とさせる情景と心情が絶妙に重なる短歌など、本作の切なさが際立つ短歌コラボビジュアルとなっている。
さらに、2月7日より、タワーレコード渋谷店にて、こちらの短歌コラボビジュアルが展示されるポスター展も実施される。
「いくつかの『もし』の花びら散った後それでも君に咲いててほしい」
「触れられぬ体を今は脱ぎ捨てて心で君を抱きしめたいよ」
「人生は手書きのメニュー選ぶとは何かを選ばないということ」
――歌人・俵万智「遮断機がゆっくり下りる 触れ方を忘れて遠くなる君の岸」
――歌人・岡本真帆「似た色のふたりは見つめ合うだけでずっと抱き合えない海と空」
――歌人・木下龍也「どしゃぶりの空で会いたい青じゃなく大きくもなく偉大でもなく」
――歌人・染野太朗
■著名人からの絶賛コメントも到着!
『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー、同作がNetflixで映画化、エッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+とテレビ東京でドラマ化され、ほかにも映像化、舞台化が相次ぐ、現在Xフォロワー数24万人を超える人気作家の燃え殻や、いきものがかりのリーダーでソングライター、小説家とマルチな才能を発揮する水野良樹、内田監督が手がけた『ミッドナイトスワン』で鮮烈なデビューを果たし第44回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞、その後数々の映画やドラマ、CMに出演する女優の服部樹咲がコメントを寄せている。
■燃え殻(作家) コメント
もし自分だったら、を登場人物たち一人ひとりに思いながら観ていました。
もし自分だったら、寄り添えるだろうか。寄り添ってもらえるだろうか。あきらめないだろうか。■水野良樹(いきものがかり/HIROBA) コメント
二人の手を分かつ、暗く深い谷に
たがいの言葉が沈んでいく。
そのさまを眺める月菜と良城の表情に
寂しさも焦燥も、悔しさもあきらめも、たゆたう欲望も、
すべて浮かんでいた。痛々しいほどに。
ひとはきっと、確かめたいから手を伸ばすんじゃない。
選びたいから手を伸ばすんだ。
自分が笑っている未来を。
そして、誰よりも愛するひとが、笑っている未来を。■服部樹咲(女優 『ミッドナイトスワン』など) コメント
脆くて繊細で、それでももがきながら自分の気持ちと闘い続ける2人が、普段の私の誰とも共有できない孤独な気持ちにそっと寄り添ってくれました。誰しもが抱える孤独に寄り添い続ける内田監督。間違いなく監督にしか作れない映画でした。
映画情報
『誰よりもつよく抱きしめて』
2月7日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
出演:三山凌輝、久保史緒里(乃木坂46)、ファン・チャンソン(2PM)、穂志もえか、永田凜、北村有起哉、北島岬、竹下優名、酒向芳
原作:新堂冬樹『誰よりもつよく抱きしめて』(光文社文庫)
監督:内田英治
脚本:イ・ナウォン
配給:アークエンタテインメント
(C)2025「誰よりもつよく抱きしめて」HIAN /アークエンタテインメント
イベント情報
『映画公開記念POP UP SHOP』
02/07(金)~02/24(月・祝) 東京・タワーレコード渋谷店2階 催事スペース
展示内容:・短歌コラボビジュアル・ポスター展、場面写真展
※POP UP SHOP内の写真撮影・録音・録画は可能
作品サイト
dareyorimo-movie.com