■アルバム特設サイトにて、桑田佳祐のインタビュー記事を公開!
サザンオールスターズが3月19日にリリースしたオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』が、4月2日までに首位150冠超えの快挙を達成したことが明らかになった。
アルバム『THANK YOU SO MUCH』は、言葉とメロディが緻密かつ丁寧に編み込まれ、サザンが47年の活動を経て辿り着いたポップスの極致ともいうべき、彩豊かな楽曲が全14曲収録されている。
3月19日にリリースされると、連日テレビ番組に出演し、お茶の間を釘付けに。ストリーミングサービスでは、数多くのプレイリストで収録曲が選曲されており、昔から親しまれているCDなどのメディアだけに限らず、今の時代における新しい音楽の楽しみ方においても話題を席巻している。
本作が3月25日に発表された3月31日付オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得したことで、80年代・90年代・00年代・10年代・20年代の5年代で1位を獲得した初のグループとして史上初記録を樹立。その後も、Billboard JAPANをはじめ様々な音楽ランキングで1位を獲得している。
また、4月2日に発表された4月7日付オリコン週間デジタルアルバムランキングでは、2週連続で1位を獲得。その勢いは止まることを知らず、4月2日正午時点で、各種音楽関連ランキングで、本作/本作収録曲の首位獲得が150冠超えで確定したことが明らかになった。
2023年6月にデビュー45周年を迎えて「盆ギリ恋歌」を配信シングルとして発表したことをきっかけに、総制作期間21ヶ月を経て本アルバムのリリースにまで至っており、その期間中における音楽ランキングでの首位獲得数となる。
アルバム『THANK YOU SO MUCH』が首位150冠超えの快挙を達成したことを記念し、アルバム特設サイトにて、桑田佳祐が作品や楽曲に込めた想いを語ったインタビュー記事が公開された。
本インタビュー記事は、3月14日に発売された『レコード・コレクターズ 2025年4月号 サザンオールスターズ特集』からの部分転載となる。
■桑田佳祐 インタビュー(インタビュー記事より一部特別に抜粋)
――『THANK YOU SO MUCH』ですが、ロック、ディスコ、エキゾチック、ファンク、ラテン、ブギ、ブルース、歌謡曲、フォークなどの要素が混在していて、メロディ・タイプも開放感のあるものから哀愁ものまであり、かなり多彩な仕上がりですね。前作『葡萄』(15年)がややシリアス寄りの作風だっただけに、サザンオールスターズ本来のヴァラエティ感や振り幅の広さが戻ってきたように思えます。制作にあたって、そこは意識されていたのでしょうか。そういう作品を作りたかった、というコンセプト的なものはありましたか。
桑田:ありがとうございます。前作『葡萄』から10年ですが、言わずもがな時代は変わり、こんなアタシも来年古希であります。振り返ればこの“ワンディケイド”は、お陰様でアタシの音楽人生の中で一番恵まれていた時期だったかもしれません。何かにつけて“ハチャメチャ”だったあの頃(特に80~00年頃?)とは打って変わり、ガバナンスだのコンプライアンスだのといった考え方が主流となり、その波に乗ってかどうかはわかりませんが、志の高い優秀な若いスタッフ達が、今やサザンの活動をしっかりと支えてくれております。そんな彼らが、今や好々爺となったアタシの過去の失態や悪事に気付いていない事もコレ幸いとばかり、この10年間は色々な意味で冷静に“音楽”や“仲間”と向き合うことが出来たと思っています。
リリース情報
2025.03.19 ON SALE
ALBUM『THANK YOU SO MUCH』
書籍情報
2025.03.14 ON SALE
『レコード・コレクターズ 2025年4月号 サザンオールスターズ特集』
特設サイト
https://southernallstars.jp/feature/thankyousomuch_sastimes
サザンオールスターズ OFFICIAL SITE
https://southernallstars.jp