■SUPER EIGHT安田章大が“関西弁”という新しいアプローチで、唐十郎初期の名作戯曲を蘇らせる!
SUPER EIGHT・安田章大が主演するBunkamura Production 2025『アリババ』『愛の乞食』二作連続上演のキービジュアルが公開された。
唐十郎の初期作品『アリババ』『愛の乞食』の2作品。唐が旗揚げした劇団「状況劇場」によって1966年に『アリババ』が、1970年に『愛の乞食』が初演された。現実と幻想、現在と過去が溶け合うそれぞれの物語は、叙情的に紡がれる言葉の数々で、人々の中に眠る普遍的なロマンを呼び起こす。通い慣れた街、見慣れた景色が唐のフィルターを通して掘り起こされ、現代に生きる人々に活力と希望を与える作品として甦る。
演出を務めるのは、新宿梁山泊主宰の金守珍。今作では唐の初期作品2作を初の全編“関西弁”で連続上演する。唐の独特な世界観を関西弁で再解釈することによって、あらたな視点で戯曲の力を引き出し、アングラ演劇を次世代へ繋げてゆく契機となるだろう。さらに演出の金自身は6月に新宿梁山泊主催のテント公演でも同演目を演出・上演する。
■主演はSUPER EIGHT安田章大!
主演を務めるのは、SUPER EIGHTの安田章大。安田は、6月に新宿・花園神社境内に特設される野外テントで『アリババ』『愛の乞食』に出演することが決定している。同じ演目でありながら、8月から世田谷パブリックシアターで上演する本公演ではあえて全編“関西弁”で演じ、関西出身の安田が持つ言葉の感覚を通じて、唐が紡いだ叙情的な台詞の数々をあらたなアプローチで届ける。
共演には、壮一帆、伊東蒼、彦摩呂、福田転球、温水洋一、伊原剛志、風間杜夫が名を連ね、美しさと猥雑さが混在する唐ワールドを体現するに相応しい個性豊かな俳優陣が揃った。
そしてこのたび、唐作品から沸き出る独特の世界観が表現されたキービジュアルが完成した。幻想的な物語に登場する他には見られないキャラクターたちが色鮮やかに彩る。散りばめられた数々の仕掛けに注目だ。
イベント情報
Bunkamura Production 2025
『アリババ』『愛の乞食』
08/31(日)~09/21(日) 東京・世田谷パブリックシアター
09/27(土) 福岡・J:COM北九州芸術劇場
10/05(日)~10/13(月祝) 大阪・森ノ宮ピロティホール
10/18(土)〜10/19(日) 愛知・東海市芸術劇場
作:唐十郎
演出:金守珍
出演:安田章大 壮一帆 伊東蒼 彦摩呂 福田転球 金守珍 温水洋一 伊原剛志 風間杜夫 他
※伊東蒼、伊原剛志は『愛の乞食』のみの出演。
※風間杜夫は東京公演・福岡公演の『アリババ』のみの出演。
