■「OMOKAGEの歌詞が浮かんだ瞬間は、メロディをスタジオでスピーカーで流した時、情景というか、自分自身の過去の感覚であったり、感情がすごく呼び起こされたような気がした」(YUSII)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed Music』。6月は札幌出身のオルタナティブR&Bシンガー、YUSIIが担当MCとして登場。
6月10日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、5月7日に配信リリースした「OMOKAGE」をレコメンドした。
「お聴きいただいている曲は、5月7日に配信リリースされた1stシングル『OMOKAGE』です」と曲紹介して、番組をスタートしたこの日。
「この曲は失われた時間と面影を抱えながら、それでも前に進もうとする感情を繊細に描いたラブソングとなっています」と、まずは「OMOKAGE」がどんな曲かを説明したYUSII。
この歌詞が浮かんだ瞬間については、「この曲自体、Ryosuke“Dr.R”Sakaiさんというプロデューサーとともに、スタジオにこもって一日で作り上げた曲で。メロディもその時に一緒に録っていて、先にメロディが浮かんでいる状態だったんですね」と、楽曲が出来た経緯を話し、「そのメロディを実際にスタジオでスピーカーで流した時、情景というか、自分自身の過去の感覚であったり、感情がすごく呼び起こされたような気がして。そんな自分自身の感情をもとに、フィクションを少し加えて書き上げた歌詞になります」とその時の心境を説明。
続いて、書き上げた歌詞について、「特にサビの<走り出した恋が>というフレーズが、ビートの展開によって徐々にスピード感を増して。その後に来る痛みであったり、悔しさ切なさといった感情を強くするというような面白い感覚があるんじゃないかなと思います」と分析したYUSII。
「特に歌詞のリズムであったり、語感に関しては、自分自身の得意とするラップであったり、韻の部分をかなり注意して書いてて」とこだわりポイントを明かすと、「フレーズであったり、メロディの似通った部分に同じ母音をあてがうとか、聴き心地がいい語感を意識して歌詞を書きましたので、ぜひそういったところに注目して聴いていただけると嬉しいです」と聴きどころを語った。
YUSIIの最新情報は、公式Instagram、Xをチェックして欲しい。
『誰だってNeed Music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
6月10日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
YUSII OFFICIAL SITE
https://yusii.jp/