■「手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました」(野田洋次郎)
WOWOW『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』(9月14日22時放送・配信スタート)で、殺人犯・阿久津弦役を、RADWIMPSの野田洋次郎が演じることがわかった。
実力派ミステリー作家・芦沢央が作家生活10周年記念として手掛けた、第76回 日本推理作家協会賞受賞の本格社会派ミステリー『夜の道標』(中公文庫)を連続ドラマ化。主演に吉岡秀隆を迎え、WOWOWにて9月14日22時より放送・配信がスタートする。
1996年に起こった殺人事件の担当刑事・平良正太郎(吉岡秀隆)が、2年間逃亡する容疑者の足取り、殺人の理由を捜査しながら事件の真実に迫っていく、本格社会派ミステリー。各登場人物のバラバラに思えた点と点が“ある容疑者”を巡って繋がったとき、思いもよらぬ“社会の闇”が浮き彫りとなっていく。
野田は、ロックバンド、RADWIMPSで活動しながらも、俳優として数々の映画・ドラマに出演し、第39回日本アカデミー賞・新人俳優賞の受賞歴をもつ実力派。2024年、主演を務めたNHK BSのドラマ『舟を編む~私、辞書つくります~』は、ギャラクシー賞入賞をはじめ高い評価を受け、現在、NHK総合のドラマ10枠でも放送され大きな話題を集めている。
そんな野田が演じる阿久津は、軽度の精神障害を抱え、もがき続けた学生時代を支えてくれた恩師を殺害した容疑者。信頼しているはずの恩師をなぜ殺したのか――。数多くの証拠を残しながらも、2年間その足取りが掴めない謎多き逃亡犯だ。
主演の吉岡秀隆演じる刑事・平良正太郎が真実に迫ったとき、阿久津が抱える“社会の闇”が明かされる。まさに物語の鍵を握る役どころだ。
野田は、今作について「手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました」とコメント。森淳一監督と密にディスカッションを重ね、繊細に作り上げた役どころに注目だ。
■特報映像が完成!
このたび、本ドラマの特報映像が完成。吉岡演じる刑事・平良が、2年間足取りの掴めない野田演じる容疑者・阿久津に迫る緊迫感溢れる様子を垣間見ることができる内容となっている。
1990年代を舞台に、フィクションながら現実にあった社会問題に切り込んだ慟哭のミステリードラマ。最後にたどり着く“たったひとつの真実”を目にしたあなたは何を想うのか――。まずは、特報映像をチェックしよう。
■阿久津弦役・野田洋次郎 コメント
頂いた脚本を読ませてもらいながら、作中で生きる人々の感情の、その質量の重さみたいなものに圧倒されました。引きずり込まれるような感覚がありました。今まで演じてきたどんな役とも違う難しいものになると想像しつつも「この作品に関わりたい」と強く思いました。
手頃で安易な答えが溢れる今の世の中に、決して優しくはないけど、必要な作品だと感じました。大切な作品を、このチームで作れたことを誇りに思います。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=_QiLMSE57rU
番組情報
WOWOW『連続ドラマW 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-』
09/14(日)スタート(全5話)
毎週日曜22:00~ ※第1話無料放送
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
原作:芦沢央『夜の道標』(中公文庫)
脚本:倉光泰子 森淳一
監督:森淳一
音楽:Jun Futamata
出演:吉岡秀隆 野田洋次郎 他
番組サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/yorunodohyo/
RADWIMPS OFFICIAL SITE
https://radwimps.jp/

