■劇中に登場する犬のボナ君が、大橋と渋谷のどちらに駆け寄るかを競う対決も!「100パーセント自信があります」(大橋)「私が勝つ未来しか見えない」(渋谷)はたしてその結果は!?
大橋和也(なにわ男子)と渋谷凪咲が初共演するテレビ朝日系オシドラサタデー『リベンジ・スパイ』(7月5日スタート 毎週土曜 23時~)の記者会見が実施された。
本作は、明るい笑顔と、影のある色気たっぷりの顔…そんな様々な顔を持ち合わせた、カワイイけれど、どこか危険なスパイが躍動する、元気でクールなスパイ・ラブコメ。
何者かの策略のせいでこの世を去った兄・尚之(ひさゆき/溝端淳平)の復讐のため、“表”では持ち前の明るさと人懐っこさをフル活用し、人脈を次々と広げていく菅原優我(すがわら・ゆうが/大橋和也)。一方“裏”では、亡き兄のもとから大切な情報を奪った犯人を捜すスパイとして暗躍し…。そんななか、情報を得るために近づいた社長令嬢・藺牟田花(いむた・はな/渋谷凪咲)のことが好きになってしまって――? 「全部俺だけど、俺じゃない――」。多彩な顔を使い分ける主人公の行く先とは!?
スパイの青年と社長令嬢が織りなす悲喜こもごものなか、誰もが持つ“多面性”を大胆に浮き彫りにしていく今作。ドラマ初共演となる“ナニワコンビ”である大橋和也と渋谷凪咲を筆頭に、藺牟田メディカルデータの専務で、優我とともに“二大モテ巨頭”と称されている優男・桜小路章(さくらこうじ・しょう)を演じる高橋光臣、優我の右腕的存在で、ゲームクリエイターとしても天才的な才能がある岡山真之介(おかやま・しんのすけ)を演じる織山尚大、そして、藺牟田メディカルデータの社長で、花の父親・藺牟田隆一(いむた・りゅういち)を演じる高嶋政伸(「高」は、はしごだかが正式表記)が登場し、記者会見が行われた。
■大橋が“スパイモード”で会見場に潜入!
大きな拍手が巻き起こるなか、渋谷、高橋、織山、高嶋がステージに登壇。最後に改めて「主演は大橋和也さん!」と紹介されるが、いつまで経っても姿を現さず…。なんと大橋は、今作のテーマにちなみ、“スパイ”となってずっと会見場に潜入していたのだった。何も聞かされていなかった渋谷も「ウソ? どこですか!?」と困惑。すでに大橋は会見が行われる前から、誰にも気付かれずに記者席に紛れ込んでいたのだった。
「全然気付いてくれへんやん!(笑)」と“スパイ”としての潜入は大成功。渋谷は「ドラマでもずっとやってらっしゃるので、スパイとしての腕前が見れましたね!」と大橋のスパイぶりを絶賛した。しかし大橋は「気付かれていないのはうれしかったですが…アイドル・大橋としては、ちょっと気付いてほしかったかな(笑)」と、笑いを誘った。
冒頭のあいさつでは、
「すごく楽しい作品になっています!」(大橋)
「この夏、皆さんの心のビタミンになるようなドラマ!」(渋谷)
「暑い夏をもっともっと熱くしてやろうと思っています!」(高橋)
「テーマである“多面性”に注目して楽しんでください!」(織山)
「真心を込めて演じさせていただきます!」(高嶋)
とそれぞれがアピール。
現場の雰囲気を問われると、大橋は「めちゃくちゃ楽しいです!」と瞳を輝かせてコメント。「笑顔の絶えない現場で、キャストさん、スタッフさん、みんな笑っています。“二次会ちゃうか?”というくらいです!」と話すと、渋谷も「大橋さんは現場を盛り上げてくださっています。何にでも返事をされていて、照明さんやカメラマンさんへの指示にも『はい!』って(笑)。それに、OKが出たあとでも同じシーンをひとりで練習されてらっしゃったんです。一つひとつに真剣に取り組んでいる姿も見せてくれています」と、大橋の“座長”としての存在感と頼もしさを明かした。
■「渋谷(凪咲)さんはずっと笑顔。その笑顔で、場が和んでいます」(大橋和也)
続いてはテーマとなっている“多面性”にちなみ、役柄と自身の似ている部分を語ることに。しかし高橋が「社長に媚びを売って会社の中でのし上がっていく桜小路の人間性を見ていただきたい」とコメントすると、少し趣旨からは外れた展開に!?
渋谷が「高橋さんは撮影に来るたびにパンプアップされていて…」と振ると、「そう! 胸筋がだんだん大きくなっていってるんです! 今日も触りました。憧れです!」と大橋も大盛り上がり。高橋も「最終回のころにはスーツがはち切れるかもしれません!(笑)」と息ピッタリのやり取りを見せ、絶好調で撮影が進んでいるであろう仲睦まじい雰囲気を発散させた。
一方、織山は「真之介は“弟キャラ”ですが、現実世界でも大橋くんにそのように接しています」とコメント。すると大橋は「いつもよく喋ってくれますし、喋りやすい弟気質な面はあります。でも、いざ演技になるとプランをいくつも考えていて、勉強熱心。すごくいい子です」とステキな空気感を醸し出すのだった。
また渋谷は「花ちゃんは社長令嬢なので一見、おとなしく見えるのですが、心の中に熱い魂を持ち合わせています。すごく正義感が強い女の子ですが、私も同じで…。というのも、父親が正義感が強く、以前のメールアドレスが<dakyounashi(妥協なし)@~>だったんです。父親譲りの私の正義感は、花ちゃんに通ずる部分があります!」と“令和のバラエティ女王”らしい、ウイットに富んだエピソードを語った。
すると大橋は「熱い部分は花ちゃんと似ていますね。違いを言うと、花ちゃんはあまり笑わないキャラなんですが、渋谷さんはずっと笑顔。その笑顔で、場が和んでいます」と感謝を述べた。「本番では、大橋さんのギャグに笑わないように“正義感”を持って頑張っています。今回はその“笑顔”もキーポイント。ステキな恋の展開にご期待ください!」(渋谷)と意気込みを語った。
そんな大橋は「優我の“陰”と“陽”の部分、どちらも似ているところがあります。皆さんに対してずっと笑顔でいたいですし、片や、クールに接するときもあります」とコメント。大橋とのシーンが多い織山は「現場では、どんなときでも“アイドル・大橋”なんです。ずっと探しているんですが、“粗”がない。それくらいに“アイドル”!」と尊敬のまなざしを向けていた。
■渋谷凪咲、大橋和也の恐ろしい情報をリーク(笑)
この日は「自分だけが知っている“あの人”のウラの顔」と題して、撮影現場の情報を“リーク”するコーナーも用意された。
織山は“大橋くん、実は本当にプリン好き”、高橋は“和也さんはコミュ力おばけ界のトップ・オブ・トップ”、高嶋は“渋谷さんは本番前に一球入魂している”、渋谷は“スーパーアイドルの大橋さん、実は…”、そして大橋は“(ジャック役の)ボナは僕のことが大好き》とフリップに記入。
高橋は大橋との初対面のエピソードとして「挨拶の途中で、自分が食べかけの激辛カレーを差し出された」との仰天秘話をリーク。これには大橋も「辛さを共有したかったんです」と爆笑に! そして「心をグッと持っていかれました。一瞬で大ファンになりました」(高橋)と語った。
高嶋は、渋谷の秘密をリーク。「『パパ、いってらっしゃい』というシーンがあったのですが『本番、よーい!』と声が掛かると“フーフー”と渋谷さんのすごい鼻息が聞こえた」とのマル秘話を。渋谷ははじける笑顔を見せ「撮影前までは和気あいあいとしているのですが、本番は花ちゃんに入るために目をつむって深呼吸するんです。そのときにひょっとしたら無意識で“フーフー”となっているかもしれません」と弁解した。
そして渋谷からは、大橋に関する恐ろしいリークが(笑)。「台本の読み合わせの際に、ほとんど全部の漢字につまずかれていたんです。腕白(わんぱく)を“うでしろ”と読まれていました(笑)。読み合わせは中断になりました」(渋谷)。大橋は「その後、また“腕白”というセリフがあったのですが、台本にはちゃんとひらがなで書いてありました(笑)」と明かし、会場は爆笑となったが、織山だけは、憧れの大橋に対して「ダサくないですか?」とツッコミ。笑いはより大きくなった。
■花の愛犬・ジャックは大橋、渋谷のどちらを選ぶ!?火花散る対決に決着!
最後は、大橋が、劇中の花の愛犬・ジャックを演じるボナくんにまつわる情報をリーク。「花ちゃんにも懐いているのですが、僕への懐きようが尋常じゃない!」と胸を張った。しかし渋谷も譲らない。「ボナくんは私にしか見せない顔がある」とバチバチに。すると、なんと会場にボナくんが登場。「ジャックに好かれているのはどっち?対決」を実施することに。
離れた距離に座ったボナくんが、大橋と渋谷、どちらに向かっていくのかを競うが、「100パーセント自信があります」(大橋)「私が勝つ未来しか見えない」(渋谷)と互いに火花を散らす。はたして運命の決着の行方は…。すると、ボナくんは大橋には見向きもせず、あっさりと渋谷が勝利。「愛を育んでもう一度挑戦したい」と大橋はリベンジを誓うが、渋谷から「大橋さんはボナくんと接するとき、いつもお菓子を持ってらっしゃるんです(笑)」とウラ事情を暴露されたのだった。ドラマ本編では、かわいらしいボナくんが演じるジャックの姿にも注目だ。
続いては記者からの質疑応答の時間に。「今回、人間の多面性がテーマですが、今までにないこんな自分を見てほしいというところがあれば」という質問に、大橋は「兄の死の真相を探るために優我はスパイをすることになりますが、初めてスパイ役を演じさせていただきますので、動きであったり、機敏性を見てほしいです。またテーマが“多面性”ということで、様々な表情をお見せしますので、『大橋和也はこんな顔もするんだ』とたくさんの人に見てほしいです!」とアピールした。
また「タイトルにちなんでリベンジしたいことは?」との問いに大橋は「高橋さんに、辛くないカレーをもう一度お渡ししたいです。ぜひ僕のカレーを受け取ってください」と熱烈ラブコール。一方で、渋谷は「高嶋さんとの出会いを、心からリベンジしたい」と真面目な表情に? 「歌手のちゃんみなさんがすごく好きなのですが、『美人』という楽曲のMVに高嶋さんがご出演されてらっしゃるんです。それがカッコよくて、お会いする前日から『絶対にお話ししよう!』とワクワクしていたんですが、実際にお会いし『MV観ました、カッコいいですね!』とお伝えしたら、キョトンとされていて…。実は、お兄様の高嶋政宏さんと間違えてしまっていたんです!」とトンデモないエピソードを披露。これには高嶋も「しょっちゅう間違えられるんで、何の問題もないです」と劇中同様、愛する娘に対するように優しくフォロー。「やり直したいのですが、それがきっかけでお近づきになれたので、ありがたかったです」(渋谷)と、胸をなで下ろしたのだった。
座長・大橋が「本日の会見でもおわかりだと思いますが、本当にワチャワチャとしたいい現場です。キャストの皆さん、スタッフさんと、いいものを作れたらと思っています。たくさんの方に観ていただければうれしいです、よろしくお願いします!」と意気込んだ。
■第1話(7月5日放送)あらすじ
自身が働く会社「藺牟田メディカルデータ」へ早朝に出向いて、ビルを見上げる菅原優我(大橋和也)。そのときはまだ、彼の運命を左右する女性・花(渋谷凪咲)と偶然にもすれ違っていることなど知る由もなく…。遠隔で状況を知らせてくれる岡山真之介(織山尚大)の指示を受け、防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込むと、目当てのデータにアクセスし「見ーっけ」と目を光らせるのだった――。
そんな優我だが、その日も何食わぬ顔で営業の仕事をこなし、後輩の相談に乗り、女性社員たちからのバーベキューの誘いを笑顔で断り、専務・桜小路章(高橋光臣)に対してハキハキと応対するが、心の中では「全部俺だけど、俺じゃない――」と自問自答を繰り返す。
かつて、優我の兄・菅原尚之(溝端淳平)が起業した会社で開発した“あるシステム”が、「藺牟田メディカルデータ」の発表したものと酷似していたうえ、尚之は死亡。自殺とみられていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていたことが判明。藺牟田隆一(高嶋政伸)が社長として率いる「藺牟田メディカルデータ」が尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信した優我は、大好きだった兄のために真実を突き止めてリベンジすることを誓い「藺牟田メディカルデータ」に“スパイ”というとして潜入していたのだった。
会社員としての日常、スパイとしての暗躍に疲れた優我を癒すのは、大好きなシャチ! 優我の“リベンジ・スパイ”の行方はいかに?
番組情報
テレビ朝日系 オシドラサタデー『リベンジ・スパイ』
07/05(土)スタート
毎週土曜23:00~23:30
出演:大橋和也 渋谷凪咲
高橋光臣 織山尚大 塚地武雅
清乃あさ姫 中島ひろ子 清水伸 伊藤修子 ゆいかれん 大地伸永 佐伯新 他
溝端淳平 高嶋政伸
脚本:松田裕子
主題歌:なにわ男子「アシンメトリー」
『リベンジ・スパイ』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/revenge_spy/







