■「（「歌うたいのバラッド」は）照れくさくて言えないことが歌詞の中に全部入ってて。なんか、すごい歌だな…って。僕としては、ラブソングを超えた、一人の人間を愛する歌」（草なぎ剛）
草なぎ剛が、7月5日に幕張メッセから8時間の生放送で届けられる『THE MUSIC DAY 2025』の「特別企画」に出演することが明らかとなった。
2018年に亡くなった恩人・大杉漣へ感謝の思いを込め、大杉の形見として譲り受けたギターで、斉藤和義とともに「歌うたいのバラッド」を弾き語る。
大杉漣
斉藤和義
2013年、舞台『二都物語』で共演した草なぎと大杉。大変な現場でも常に“自然体”だったという大杉。舞台の合間に、楽しそうにギターを弾く大杉の姿に憧れて草なぎも当時39歳にして、まったくやったことがなかったギターをゼロから始めた。以来、大杉と共演するときは一緒にギターを弾き、大杉も草なぎの上達する姿を心から喜んでいたという。ギターを通して、交流を深め、草なぎにとって大杉は“父親のようでもあり、時に友達のような存在”となっていった。
2017年、取り巻く環境が大きく変わり“人生の転機”を迎えていた草なぎを、大杉が初めてプライベートで誘った。それは草なぎが大ファンだった斉藤和義のライブだった。そのライブで草なぎの心を強く揺さぶったのが「歌うたいのバラッド」。 この曲は、草なぎにとって大杉との思い出の歌となり“わたしの歌”となった。元々親交のあった大杉から紹介され、斉藤和義と連絡先を交換。大杉がきっかけでギターを始め、大好きだったアーティスト斉藤和義との新しい縁も繋がることとなった。
2018年2月21日、天国へ旅立った大杉漣。
今回の『THE MUSIC DAY』では、草なぎと大杉の知られざる交流秘話、そして亡くなって2ヵ月後に行われた「大杉漣お別れの会」で草なぎが述べた弔辞の映像を初公開。大杉が愛用し、ご家族から譲り受けたギターで、草なぎが「歌うたいのバラッド」を斉藤和義と弾き語る。
大杉漣とギターが繋いだ心温まる特別企画に注目だ。
「最後に写した父」撮影：大杉隼平
■草なぎ剛 コメント
Q. ギターを始めたきっかけ、大杉さんとの関係について教えてください。
草なぎ：舞台の楽屋で大杉さんがギターを弾いてたんですよね。
すごく素敵な音色が聞こえて。それがすごくカッコよく聞こえて。
余裕があるように見えたんですよね。僕は芝居で頭がいっぱいいっぱいになってるのに。
いい意味で心に余白を持つようなことが大事なんじゃないかって思わせてくれた瞬間っていうか。その自然体な姿を見て、影響されたっていう感じでしたね。
なんか俺もやりたいなみたいな～笑。それがやっぱり一番大きかった。
ギターを始めたきっかけは。Q. 斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」は草なぎさんにとって、どんな楽曲ですか？
草なぎ：やっぱり、大杉漣さんにオーバーラップするというか。
「本当のことは 歌の中にある いつもなら照れくさくて言えないことも」
「今日だって あなたを思いながら 歌うたいは唄うよ」
という歌詞が好きで、この歌詞を通して「漣さん、好きだよ！」って言えることもそうだし、
照れくさくて言えないことが歌詞の中に全部入ってて。なんか、すごい歌だな…って。
僕としては、ラブソングを超えた、一人の人間を愛する歌。Q. 大杉漣さんから譲り受けたギターは草なぎさんにとってどんな存在ですか？
草なぎ： 大杉さんのご家族から戴いたギターを弾いていると、漣さんが亡くなった悲しみから、少し遠ざかることができたというか。
「そうずっと悲しんでもいられないんじゃないの、ツヨシ君！」って漣さんに言われているような・・・漣さんの気持ちみたいなモノが自分の中に生まれて、悲しみを克服していったというか。漣さんが実際に長く使われていた漣さんの温もりみたいなものをギターから感じられるから、
ちょっと安心するし。なんかこう、共に生きている感じがして、心強いっていうか。
いつも本当に見守ってくれてんじゃないかなと思って。魂が宿ってる…っていうか。
あの、漣さんを思い浮かべると不思議と力が湧いてきて…。
番組情報
日本テレビ『THE MUSIC DAY 2025』
07/05（土）15:00～22:54
総合司会：櫻井翔
MC：羽鳥慎一、バカリズム、水卜麻美（日本テレビアナウンサー）
ネクストゲート進行：市來玲奈（日本テレビアナウンサー）
■出演アーティスト第1弾（五十音順）
INI、ILLIT、新しい学校のリーダーズ、WEST.、ENHYPEN、King & Prince、三代目 J SOUL BROTHERS、J-HOPE、SixTONES、Snow Man、TOMORROW X TOGETHER、NiziU、HANA、Perfume、RIP SLYME
■出演アーティスト第2弾（五十音順）
Aぇ! group、XG、Omoinotake、THE ALFEE、timelesz、超特急、TWS、Travis Japan、なにわ男子、花＊花、一青窈、美麗-Bi-ray-、FUNKY MONKEY BΛBY’S、BoA、BOYNEXTDOOR、ME:I、Mrs. GREEN APPLE、M!LK 、muque
■第3弾出演アーティスト（五十音順）
杏、HY、氣志團、ゴールデンボンバー、こっちのけんと、近藤真彦、s**t kingz 、DA PUMP、超ときめき♡宣伝部、TRF、PUFFY、BEGIN、ヒルナンデス!バンド、MONGOL800、秋川雅史、城田優、屋比久知奈
■第4弾出演アーティスト
草なぎ剛
『THE MUSIC DAY 2025』番組サイト
https://www.ntv.co.jp/musicday/
