北村匠海主演映画『愚か者の身分』より、今を生きる男たちの危うさを捉えた場面写真10点解禁

■7月25日より、“フォトカード3種セット”付きムビチケの発売決定

北村匠海が主演を務め、綾野剛、林裕太らが出演する映画『愚か者の身分』（10月24日公開）より、ギリギリの今を生きる男たちの危うさを捉えた場面写真10点が解禁となった。

自身の経験を基に書いた『マルチの子』が各種メディアで話題となった西尾潤のデビュー作『愚か者の身分』（徳間文庫）を、岩井俊二の元で長年助監督として活躍した永田琴が監督。北村匠海×林裕太×綾野剛の実力派キャストが魂の競演を魅せる本作は、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。

彼らの“3日間”の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、今多くの人が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。

このたび解禁された場面写真は10点。タクヤ（北村匠海）とマモル（林裕太）、明日の自分がどうなるか分からないなか、それでも今を精一杯生きるふたりが、そんな自分たちでも受け入れてくれる場所“歌舞伎町”を彷徨い、束の間の青春を楽しむ姿をはじめ、傷ついたタクヤと梶谷（綾野剛）がふたりで肩を寄せ合いながら“どこか”を目指して歩いていく様子、闇ビジネスで稼いだ大量の札束を数えながらもどこか虚な表情のタクヤ、闇ビジネス仲間の希沙良（山下美月）が、タクヤとマモルと共に祝杯をあげる一夜の様子、追い詰められたタクヤが梶谷に刃物を突きつける緊迫の場面、タクヤのお気に入りのシャツを羽織って泣き崩れるマモルの様子、かつてタクヤに戸籍を売った江川（矢本悠馬）がタクヤに詰め寄るシーンなど、毎日をギリギリのところで、それでも必死に生き抜こうとする彼らの姿がエモーショナルに浮き上がってくる場面写真となっている。