■「“憎悪”よりも“慈愛”から希望を見出して、明日の自分を好きであれる今日を生きるために、この曲と共にいつの日も前向きに、ひたむきに進めますように」(齋木春空)
女王蜂のボーカル・アヴちゃんがプロデューサー=担任となり、独自のグループを生み出すスクール型オーディション企画『0年0組 -アヴちゃんの教室-』(2023年1月~4月放送)から誕生した“オルタナティブ歌謡舞踊集団”龍宮城。
アニメ『黒執事 -緑の魔女編-』エンディングテーマ「WALTZ」のシングルCDをリリースし各業界から注目を集めている彼らが、7月30日に新曲「OSHIBAI」を配信リリース。20時にMVもYouTubeで公開された。
セルフプロデュース体制第1弾となる新曲「OSHIBAI」は、困難を抱える心の葛藤と、そこから抜け出し、自己を解放していく過程をストイックに描いた楽曲。
赤獅子をも思わせるファーを身にまとい、マルチカラーでラギッドな衣装。激しく力強い説法のようなバースセクションから、優しく繊細なサビのメロディックな展開へと、めまぐるしく人物が変わっていくような多様性を宿している。
さらに、「もうおしまいからやるお芝居」「誰かにならなきゃやっていけんし」という歌詞からは、あらたな自分が憑依することで現状を打破しようとする、力強い意思が。ボーイズグループ戦国時代に唯一無二の道を行く、「オルタナティブ」な個性を存分に発揮した一曲に仕上がった。
リリース前に公開されたサウンドティザー映像では、「WHAT‘S ALTERNATIVE?」の文字とともに、“オルタナティブ”というジャンルに向きあうメンバーの思想や、音源の一部が公開され、話題となっていた「OSHIBAI」。作詞にはメンバーの齋木春空、KEIGO、ITARUもクレジットされており、3人からのセルフライナーノーツも届いている。ぜひチェックしてみよう。
なお、龍宮城は11月2日に開催されるライブイベント『バズリズム LIVE 2025』のDAY2公演に出演する。
また、初のPOP-UP STORE「龍宮城×龍TUBE POP-UP STORE 2025」が8月15日から東京・LIFORK Harajukuで開催する。
■「OSHIBAI」セルフライナーノーツ
◇齋木春空
弱い自分に打ち勝てるように、弱い自分を鼓舞する為の原動力を形にしたのが「OSHIBAI」という曲です。
誰しも持ってる2人の自分。
いつの間にか持ってる人もいれば、
自分を守る為に、自分をコントロールする為に心に宿してる人もいるでしょう。
そんなに深く考えないでも良かったあの頃。
いつからか責任感が伴い「大人」へとなる。
なりたくてなった訳じゃなくても、
成らないといけなかった。
成らざるを得なかった。
そんな誰かにならなきゃやっていけないほど
誰かが守ってくれなきゃ生きていけないほど
辛くて、時には自分をせめたくなるけれど自分を嫌いにならないで欲しい。
「憎悪」よりも「慈愛」から希望を見出して
明日の自分を好きであれる今日を生きるために
この曲と共にいつの日も
前向きに、ひたむきに進めますように。
◇KEIGO
人と違うから優れている
人と違く在ろうとする
そうではなくて、
「自分らしく在る」ということ。
何よりも強く、美しいと、僕たちは信じてる。
龍宮城の音楽を受け取ってくれる人の背中を、
少しでも後押しできると願って、僕らは常に踠き、進み続ける。
常に新しいものと巡り合い、変わりゆく中で、
時を忘れ、心から音楽を楽しいと感じる、
美しいと感じるライブを届けるのは元より、
これから先も、龍宮城の音楽、表現に抱く熱い想いは変わらない。
これだけは確かなこと。
音楽に誠実に向き合って
終わりのない表現を突きつめて
この先の出会いに、いつまでも胸を膨らませて
龍宮城を生きる
◇ITARU
「芝居」
この言葉には様々な意味があると思います。
誰かを演じる 誰かになりきる
調べると、語源は「芝の上に居てみる」
というものからきたとのこと。
そんな芝居というものが
どのように自分達と関わりがあるのか。
それはほんの目の前にあって。
毎日を戦っていると
1人の自分では、
扱いきれない
逃げたくなる
そんな時があると思います。
けれど
そこで戦い抜くために
新しい自分を見出したり
勇気をだして
いつもは躊躇っていることに挑戦してみたり。
そうやって
何度も何度も
自分を更新していって
自分という層を厚くしていく。
それが日常にある芝居であり、
新曲「OSHIBAI」に込められた思いです。
リリース情報
2025.07.30 ON SALE
DIGITAL SINGLE「OSHIBAI」
龍宮城 OFFICIAL SITE
https://ryugujo-official.com/



