■「このような歴史のある偉大な会場で公演ができること、大変光栄に思いますし、ワクワクしています」(YOSHIKI)
8月22日、グランドハイアット東京で行われた記者会見において、YOSHIKIが11月20日(現地時間)、サウジアラビア・アルウラにあるユネスコ世界遺産「Hegra(ヘグラ)」で特別公演を行うことを発表した。2024年10月に受けた自身3度目の首の手術以来、初めての海外公演となる。
この公演『Hegra Candlelit Classics』は、約2,000年前に築かれた古代墳墓群を背景に、数千本のキャンドルが灯る幻想的な舞台で開催される。ニューヨークのカーネギーホール、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールなど、世界最高峰の会場を満席にし、圧倒的なステージで称賛を浴びてきたYOSHIKI。
本公演は、ロックとクラシカルを融合させ観客を魅了するYOSHIKIのステージを、歴史的遺跡に囲まれて音楽を体感するという、世界的にも類を見ない一夜となる。
また、同日のショーの前半のステージには、グラミー賞ノミネート歴を持つ世界的トランぺッター、で世界各地のフェスティバルで観客を魅了してきたイブラヒム・マーロフも出演。YOSHIKIはヘッドライナーを務め、トリを飾る。
YOSHIKIは2025年4月に米TIME誌『TIME100(世界で最も影響力のある100人)』に選出され、さらに2024年にはハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターに日本人アーティストとして初めて手形・足形を刻むなど、グローバルに活躍。ファッション、映画、ワインプロデュース、チャリティ活動など多岐にわたり国際的に活躍しており、その影響力は年々高まっていることから今回の公演へと繋がった。
記者会見内で、YOSHIKIは「ご存じの方も多いと思いますが、昨年の10月に首の手術を受けたこともあり、現在も慎重にリハビリを続けている状態です。今後どのようにコンサート活動を行なっていくかを検討している状態でしたので、オファーをいただいた際は正直悩みました。ただ、日本とサウジアラビアのこれからの交流にも繋がる可能性がある、とても大きな意味を持つ公演と感じたため、コンサートを行うことを決意しました。このような歴史のある偉大な会場で公演ができること、大変光栄に思いますし、ワクワクしています。すべてファンの皆さんのおかげです」と熱く語り、サウジアラビアから特別なオファーが寄せられ、1年以上にわたる交渉の末に実現した今回の公演に対する強い想いを見せた。
公演当日は、誕生日を迎えるYOSHIKIにとっても特別な舞台となる。これまでアンドレア・ボチェッリやルドヴィコ・エイナウディと世界的巨匠のみが出演してきた極めて稀少な舞台であり、今回、その名誉ある一員として YOSHIKIに白羽の矢が立った。数千本のキャンドルに照らされた古代遺跡で奏でられる音楽は、文化と時を超えて人々の記憶に深く刻まれるだろう。
会見の最後には、YOSHIKIがステージ上のピアノで特別演奏を披露。「世界中に平和の雨を降らせれば。サウジアラビアでも演奏したいと思っている『ENDLESS RAIN』を弾かせてもらいます」と語り、静かに奏でられた旋律に、大勢のファンや報道陣が深い感動に包まれた。
サウジアラビア・アルウラ公演の概要はこちら
https://www.experiencealula.com/en/things-to-do/experiences/yoshiki-and-ibrahim-maalouf-tickets-hegra-candlelit-classics
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https://jp.yoshiki.net/


