■「『マリー』で歌う“美しい”は、完璧できらびやかな美しさでなく、どこか不完全でへこんでいる、そういう美しさ。未完成な日々を憂いてしまうことがある方に、この曲を通してなにか感じて欲しい」(Myuk)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed Music』。9月はシンガーソングライターのMyukが担当MCとして登場。
9月2日のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内の放送では、9月3日にリリースされるシングル「マリー」から、「マリー」をレコメンドした。
「お聴きいただいている曲は明日9月3日、CDシングルとしてリリースされる、私、Myukの新曲『マリー』です」と曲紹介して、番組をスタートしたこの日。
「私は熊本県出身のシンガーソングライターで、幼少期に日本民謡を始めたことをきっかけに、歌手を目指し始めました」と、まずはリスナーに自己紹介したMyuk。「上京後は本名の熊川みゆとして活動していたんですけど、4年前のデビューのタイミングで、Myukとしての活動をスタートしました」と、Myuk名義で活動することになった経緯を語る。
続いて、自身の楽曲「マリー」について、「現在放送中のTVアニメ『ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される』のEDテーマ曲となっています。シンガーソングライターで、ボカロPのGuianoさんに作詞作曲をいただいた1曲です」と紹介したMyuk。
「世界の美しさとはなにか? 人の美しさとはなにか? そういうことを歌っている1曲です」と楽曲のテーマについて話し、「Guianoさんと作品をご一緒するのは、今回で4度目になるんですけれども。Guianoさんの音楽、そして紡がれる言葉にすごく信頼を置いていたので、細かい打ち合わせなどはせずに『思うまま、自由に制作いただきたい』というお願いをしました」と、楽曲完成に至るまでの経緯を説明。
さらにボーカルについて、「今まで私自身、ウィスパーな声で歌うことが多かったんですけど。この曲のサビが<覚えていて あなたは美しい>っていう、とてもストレートでまっすぐな想いを歌っている曲なので、ここの歌詞は、なにも色をつけない状態の真っ直ぐな声で歌いたいと思いました。これまでの私ではやってこなかったような、一番シンプルな地声で歌いました」と、制作秘話を明かした。
歌詞に関しては、「歌詞の中で<世界は美しいね>や<あなたは美しい>と、“美しい”という言葉が何度も出てくるんです。この曲が歌っている美しさは、誰がどこから見ても完璧で、きらびやかな美しさというものではなくて。どこか不完全でへこんでいる、そういう美しさだと思っています」と、キーワードとなる“美しい”という表現についての自身の解釈を説明。
番組最後は「未完成な日々を憂いてしまうことがある方、毎日お仕事や勉強を人知れず頑張っている方に、この曲を通してなにか感じてもらえたら嬉しいです」とメッセージを贈り、「夏の風景に合う涼しげなサウンドと、壮大で訴えかけるようなサビのメロディに注目しながら、ぜひ聴いてみてください」と、この曲の聴きどころを語った。
Myukの最新情報は、公式ホームページをチェックして欲しい。
『誰だってNeed Music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜日から木曜日に放送中の『GRANDMARQUEE』火曜日の番組内で放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフライナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
9月2日(火)16:00-18:50のJ-WAVE『GRANDMARQUEE』内、17:52頃に放送
※J-WAVE『GRANDMARQUEE』内で毎週火曜日に放送される120秒の長尺CM企画
Myuk OFFICIAL SITE
https://myuk.jp/