主演・芳根京子と共演の高橋海人(King & Prince/「高」は、はしごだかが正式表記)が、高校一年の時に心と体が入れ替わったまま15年間の人生を歩む男女を演じる映画『君の顔では泣けない』。その二人の時の流れを捉えた場面写真が解禁となった。
■物語の鍵となる「第三土曜日」「いつもの喫茶店で」過ごす二人の姿…
高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、入れ替わったことは二人だけの秘密にすると決めた二人だったが、「坂平陸」としてそつなく生きるまなみとは異なり、陸はうまく「水村まなみ」になりきれず戸惑ううちに時が流れていく。
もう元には戻れないのだろうか。「自分」として生きることを諦め、新たな人生を歩み出すべきか――。迷いを抱えながらも二人は、高校卒業と進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れと、人生の転機を経験していく。
しかし入れ替わったまま15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる…。
そんな切ない物語が描かれる映画の鍵となるのが、陸とまなみが一年に一度出会う喫茶店「異邦人」。芳根演じる陸と、高橋演じるまなみ、そして西川愛莉と武市尚士が演じる高校生の陸とまなみの姿を捉えた場面写真が解禁となった。
■お互いの人生を歩む複雑な思いを抱えた二人が迎える結末とは?
高校在学中は近況をノートに綴り、それを密かに交換することで互いの情報を共有していた二人だが、大学以降は頻繁に会うこと自体も難しくなっていく。そんな二人は、近況報告のため1年に1回、7月の第3土曜日に同じ喫茶店「異邦人」で待ち合わせをしようと決める。入れ替わった日から、秘密を共有するふたりとって、そこは、“本当の自分”に戻ることができる唯一無二の待ち合わせ場所になっていく。
「お互いの人生」を歩む二人にとって、「お互いの人生」の話をする「異邦人での第三土曜日」は、かけがえのない時間。ただの友達ではない、運命共同体ともいえるふたりの複雑な想いを重ね合う笑顔のハイタッチ…二人の物語の結末は、ぜひ劇場で確かめてほしい。
■『君の顔では泣けない』予告編
■映画情報
『君の顔では泣けない』
11月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:芳根京子 高橋海人
西川愛莉 武市尚士
中沢元紀 林裕太/石川瑠華 前野朋哉/前原滉 ふせえり
大塚寧々 赤堀雅秋 片岡礼子 山中崇
原作:君嶋彼方『君の顔では泣けない』(角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:坂下雄一郎
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会