山田洋次監督×倍賞千恵子×木村拓哉による映画『TOKYOタクシー』(11月21日公開)に、明石家さんまが“声の出演”をしていることが明らかとなった。
■明石家さんまが演じるのは、木村拓哉演じるタクシー運転手の仕事仲間
山田洋次監督の91本目となる最新作『TOKYOタクシー』が11月21日に公開される。
長きにわたり日本映画界で活躍し続け山田監督作品には欠かせない名女優・倍賞千恵子、そして『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加となる木村拓哉、さらに蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、イ・ジュニョン、笹野高史ら多彩な豪華キャストが集結した本作。
このたび、お笑いタレントの明石家さんまが、声の出演で念願の山田組初参加となったことが明らかとなった。
明石家が演じるのは、木村演じるタクシー運転手・浩二の仕事仲間・佐田。ある女性からの依頼を、自分の代わりに引き受けてほしいと浩二に頼み込む。そのある女性こそ倍賞演じるマダム・すみれであり、浩二とすみれが出会うきっかけを作る重要な役どころだ。電話の声のみで陽気でコミカルな人物像を想像させる、まさに明石家にしか演じられない役となっている。
出演オファーがきたときの気持ちについて、「木村さん出演で、そして山田洋次監督の作品という事で何も考えず二つ返事でOKと言いました」と、憧れだった山田監督作品への参加に即決だったと明石家。
また、長年の友人でもある木村との共演については「何度も共演はしているんですが、今回は監督が山田洋次さんなのでちょっと緊張しました」とコメントした。
さらに、山田監督の演出は厳しかったと語り「徹底的にこだわる方と聞いていたんですが、まさか(監督に)私が徹底的にやられるとは思いませんでした(笑)」とユーモアを交えて振り返り、演技での苦労を滲ませた。
■メイキング映像&写真も解禁
今回、明石家は、声だけの出演にも関わらず、アフレコではなく撮影現場で実際に木村と一緒に掛け合いをしながら収録。収録の合間には、木村と和気あいあいと談笑するなど、芝居以外でも息の合った様子を見せていた。
そんな現場の様子を捉えた、メイキング映像と写真も公開。メイキング映像では、憧れだった山田監督から演出を受け、緊張しながらも真剣な表情で演技に挑む明石家の様子や、別室で木村と掛け合いの芝居をする様子が収められている。
山田監督からの「もう少し関西弁を抑えてほしい」というまさかの要望に、「なぜ俺を起用してくれたんや?(笑)」と笑いながらツッコみを入れていたようだが、すぐさま山田監督の意図を汲み取り、演技に反映。終始笑いに包まれた現場であった様子が映し出されている。
メイキング写真は、緊張していた明石家を労うかのように、木村と山田監督が一緒に笑顔で肩を並べる姿を捉えたクランクアップ写真。映画界・お笑い界それぞれの国民的なスターが集結した、豪華な記念写真となっている。
■【動画】明石家さんまメイキング&クランクアップコメント
■【画像】緊張しながら演技に挑む、明石家さんま
■明石家さんま クランクアップコメント
Q. 出演のお話がきたときのお気持ちを聞かせてください。
明石家:木村くん出演で、そして山田洋次監督の作品という事で何も考えず二つ返事でOKと言いました。Q. 声のご出演になりましたが木村さんとのご共演はいかがでしたか?
明石家:何度も共演はしているんですが、今回は監督が山田洋次さんなのでちょっと緊張しました。僕、声の出演なんです。顔は映ってないんですけどね(笑)。Q. 監督の演出はいかがでしたか?
明石家:厳しかったです。徹底的にこだわる方と聞いていたんですが、まさか(監督に)私が徹底的にやられるとは思いませんでした(笑)。Q.『TOKYOタクシー』を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。
明石家:TOKYOタクシー面白いです! まだ(撮影は)2シーン目なんですけどね(笑)。(スタッフの皆さん)がんばってください!
■映画情報
『TOKYOタクシー』
11月21日(金)全国ロードショー
出演:倍賞千恵子 木村拓哉
蒼井優 迫田孝也 優香 中島瑠菜
神野三鈴 イ・ジュニョン マキタスポーツ 北山雅康 木村優来
小林稔侍 笹野高史監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:映画『パリタクシー』(監督 クリスチャン・カリオン)
配給:松竹
(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会
■関連サイト
映画『TOKYOタクシー』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/tokyotaxi-movie/
