映画『おーい、応為』(10月17日公開)の公開を記念して、主演・長澤まさみ、共演の永瀬正敏、高橋海人(高は、はしごだかが正式表記)、大森立嗣監督の4名が一堂に会して語る「公開記念スペシャルトーク」映像が解禁となった
■「瞬発力と集中力が試される現場でした」(長澤まさみ)
本作の主人公は、破天荒な天才絵師・葛飾北斎の娘であり、弟子でもあった葛飾応為。
美人画では北斎を凌ぐと評され、数少ない女性絵師として江戸の男社会を駆け抜けた先駆的な存在である応為。本作は、そんな豪胆で自由、そして絵にまっすぐに生きた応為の知られざる姿を、長澤まさみ主演で描き出していく。
今回解禁されたトーク映像は、4人が撮影を振り返りながら、吹き替えなしで筆を取って挑んだ撮影の裏側、北斎の実際の絵を目の前に感じた思いなど、貴重なトークが繰り広げられる内容。
そして、中盤では「もし応為がSNSをやっていたら?」というトークに発展。長澤が「アカウントはあるけど何も投稿されていない感じ」と笑顔で返し、高橋が「世間の動きは見てるけど流されないタイプですよね」と続けると、「確かに投稿はしてなさそう」と頷く永瀬。“葛飾応為”という謎多き女性について考える4人の和やかな空気感には、撮影現場もこのような雰囲気だったのではないかと思わせるものがある。
本作で、大森監督とは『MOTHER マザー』以来2度目のタッグとなり、さらに自身初の時代劇映画主演に挑んだ長澤。
「瞬発力と集中力が試される現場でした。自分がこれまでどう生きてきたかが、役を通して映っていくような気がしました」と大森組を振り返り、「現代はなんでも自由に選択できる時代です。その“選べること”自体が幸せなんだと気づかされました。応為のように、自分の人生をどう生きるかを見極めながら歩んでいく。そんなメッセージを、この映画から感じてもらえたらうれしいです」と観客に向け締めくくった。
映画『おーい、応為』の世界をより深く味わえるトークを、ぜひ公開前にチェックしよう。
■【動画】映画『おーい、応為』公開記念SPトーク映像
■映画情報
『おーい、応為』
10月17日(金)TOHO シネマズ日比谷 他 全国ロードショー
監督・脚本:大森立嗣
キャスト:長澤まさみ 高橋海人 大谷亮平 篠井英介 奥野瑛太 寺島しのぶ 永瀬正敏
原作: 飯島虚心 『葛飾北斎伝』(岩波文庫刊)
杉浦日向子 『百日紅』(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
配給:東京テアトル、ヨアケ
(C) 2025「おーい、応為」製作委員会
■関連リンク
映画『おーい、応為』作品サイト
https://oioui.com