山下達郎が、10月22日に名盤『ARTISAN』をアナログとカセットで再リリース。本作より、収録曲「アトムの子」の初のMVが公開された。
■音作りや演奏のほとんどをひとりでこなした、ARTISAN(職人)の名にふさわしい傑作アルバム
デビュー50周年を記念して、1983年から1993年にかけて発売された『MELODIES』『BIG WAVE』『POCKET MUSIC』『僕の中の少年』『ARTISAN』『SEASON‘S GREETINGS』の6作品を、アナログ盤とカセットで再発売する企画が進行中の、山下達郎。
TATSURO YAMASHITA MOON VINYL COLLECTIONと題されたこのシリーズは、2023年に1976年から1982年にかけてRCA/AIRレーベルにて発売された初期8作品が再発売された、RCA/AIR YEARS VINYL COLLECTIONに次ぐアナログ再発シリーズとなる。アナログ盤は180グラム重量盤の1枚組、2025年最新ヴァイナルカッティング。
このTATSURO YAMASHITA MOON VINYL COLLECTION は、5月から順番にリリースがされてきたが、いよいよ10月22日に名盤『ARTISAN』が発売となった。
『ARTISAN』は1991年6月18日に発売された山下達郎通算10作目のオリジナルアルバム。音作りや演奏のほとんどを山下達郎ひとりでこなし、オリジナリティ溢れる自由な音世界を追求。まさにARTISAN(職人)の名にふさわしい傑作アルバムとなっており、「アトムの子」「さよなら夏の日」「ターナーの汽罐車」「Endless Game」など、代表曲が多数収録されている。
■「アトムの子」は1989年に死去した手塚治虫へのトリビュートソング
この再発盤の発売を記念して、アルバムの収録曲である「アトムの子」のMVをあらたに制作。
「アトムの子」は1989年に死去した手塚治虫へのトリビュートソング。手塚治虫が鉄腕アトムに託した夢や志は時代を超えていつまでも生き続けると歌う、現在でもライブで演奏され続ける、山下達郎を代表する名曲だ。
「アトムの子」MVは、クリエイティブスタジオYAR制作のもと、アートディレクションにYOSHIROTTEN、監督に黒柳勝喜を迎え制作。1991年のアルバム発売当初、この楽曲のMVは作成されなかったため、「アトムの子」のMVが制作されるのは初となる。
MVは「当時、鉄腕アトムを見た大人や子供が想像した様々な未来、そして心に抱いたワクワク感、夢や未来への憧れを、現代にも共有できるような映像に」というコンセプトのもと完成。すべてをCGやアニメーションだけで制作せず、実写と合わせることで、楽曲の持つ「ノスタルジー」と「未来」を同時に表現したMVに仕上がった。
■【動画】山下達郎「アトムの子」MV
■【動画】アルバム『ARTISAN』開封動画
■【画像】山下達郎 アーティスト写真
■リリース情報
2025.10.22 ON SALE
ALBUM『ARTISAN〔完全生産限定〕』
※アナログ盤、カセットテープで発売
2025.11.05 ON SALE
SINGLE「オノマトペISLAND/MOVE ON」
2025.11.26 ON SALE
ALBUM『SEASON’S GREETINGS〔完全生産限定〕』
※アナログ盤、カセットテープで発売
2025.12.10 ON SALE
SINGLE「クリスマス・イブ(2025 All-in-One Edition)」
2025.12.10 ON SALE
SINGLE「クリスマス・イブ (2025 Version)」
■関連リンク
山下達郎 OFFICIAL SITE
https://tatsuro.co.jp/



