田内洵也が、「深川のアッコちゃん(produced by 夏 螢介 a.k.a. KUWATA KEISUKE)」のライブ映像を公開した。
■桑田プロデュースで生まれ変わった新録「深川のアッコちゃん」を初披露
自身が“流し”として歌っていた都内近郊のバーに偶然訪れた桑田佳祐の目に留まったことで、思いがけない幸運を掴んだシンガーソングライター・田内洵也。
「深川のアッコちゃん(produced by 夏 螢介 a.k.a. KUWATA KEISUKE)」は、田内が20代前半に暮らした下町・深川の情景や人情劇を描いた「深川のアッコちゃん」を、桑田が全面プロデュースし、あらたなアレンジと歌いまわしで鮮やかに生まれ変わらせた一曲。
今回公開された映像は、10月12日に東京・日本武道館で開催された、TOKYO FM開局55周年および『桑田佳祐のやさしい夜遊び』放送30周年を記念した特別イベント『九段下フォーク・フェスティバル’25』で収録されたもの。
同イベントは、国内屈指のアーティストが名を連ねたことでも注目を集めたが、その出演者情報は事前にいっさい公開されず、“桑田佳祐 他ゲストあり”というわずかな告知のみでチケットは即完。開催2週間前に前座として出演することが唯一発表された田内は、9,000人の観客の前で新録版「深川のアッコちゃん」を初披露した。
映像に収められているのは、アコースティックギター一本でステージに立つ田内の姿だ。静まり返った武道館に響くギターの音色とブルースハープ、そして夜の酒場で多くの人々と出会い、その物語に耳を傾けてきた田内ならではの、やわらかくも芯のある歌声が、じわりと会場を包み込んでいく。
一節を歌い終えた瞬間に湧き上がる大きな拍手や、次第に生まれる手拍子は、“無名の流し”でありながら、フレーズを追うごとに観客の心を掴んでいくミュージシャンとしての田内の真価を映し出している。そして、桑田の補作詞によって描き出された下町の情景と、緻密な歌いまわしのアレンジが生む余韻の深さに思わず息をのまずにはいられない。
街場の“流し”ミュージシャンと桑田佳祐の邂逅。酒場の灯りの下で紡がれた一曲が、桑田の卓越したプロデュースワークによって、より多くの人々の前へと羽ばたいていく。その“物語の始まり”を記録したこの貴重な映像は必見だ。
■【動画】「深川のアッコちゃん」のライブ映像
■リリース情報
2025.11.19 ON SALE
SINGLE「深川のアッコちゃん (produced by 夏 螢介 a.k.a. KUWATA KEISUKE)」
※タワーレコード限定シングル
■関連リンク
田内洵也 OFFICIAL SITE
https://www.junya-tauchi.com/
