岡田准一とケンドーコバヤシがMCを務めるNHKの武術トークバラエティ『明鏡止水』の新シリーズが、2026年1月から放送される。このたび、岡田とケンドーコバヤシのコメントが公開となった。
■新シリーズで取り上げるのは大相撲
武術の心得がある「武術翻訳家」岡田准一と、格闘技通のケンドーコバヤシがMCを務める本番組。2021年に特番としてスタートし、毎回一流の武術家たちが集結。古武術、現代格闘技はもちろん、夏季オリンピック、ラグビー、野球など、様々なスポーツのトップアスリートによる身体操作の秘密に、武術の視点で迫ってきた。武道格闘技好き以外でもカルト的な人気を誇り、芸能界や文化人にもファンが多い。
2026年1月から放送する新シリーズでは、ついに大相撲を本格的にとりあげる。さらに漫画・アニメの世界で描かれる武術の超絶達人技は現実には存在するのかどうかを探る他、ミラノ・コルティナオリンピックで注目のウィンタースポーツのトップアスリートを招いて跳躍や回転の最高峰の技術を武術の視点で解剖するなど、盛りだくさんな7本シリーズで放送される。
■岡田准一、ケンドーコバヤシ コメント
◎岡田准一
30分番組ですが、どのテーマももっと時間が欲しいと感じてしまうぐらい内容の濃い番組となっています。まず相撲ですが、日本の武術の極みがつまっています。日本のしゃがむとか座るという伝統的な暮らしの中の動きが、強さと同時に健康と活力を生む宝物だと思っていて、体が大きくて強いというだけではない文化的な背景からくる相撲のすごさを伝えたいです。
そして、スキーとかスケートとか、一見武術とつながらなさそうなスポーツでも、極めようとする方たちは一番理にかなった体の使い方を追い求めるので、武術の英知と向き合ったときに何が起こるのか。体の中で起こるマジックに迫りたいですね。◎ケンドーコバヤシ
漫画の回ね、めちゃくちゃ面白かったです。もっとやってくれっていうリクエストがきっときますよ。今回もすごい先生が出ます。パンチを打たれるお弟子さんが気の毒で、「昭和63年に収録しました」ってテロップ入れたくなりましたもん。でもあれで強くなるんですね。人は人にやられて、麦は踏まれて強くなります。
ウィンタースポーツは自然環境とか、自分でコントロールできない条件とも戦うわけでしょう。武術も山籠もりしたり、昔から地形とか場を全部知って戦うというところがある。一方で、ウェアひとつとっても空力理論とか最先端のジャンル。うちの岡田君がどう切り込んでくれるか楽しみです。
■【画像】番組カット
■番組情報
NHK『明鏡止水 武のKAMIWAZA』
[2026年]
01/06(火)23:00~23:29
毎週火曜23:00~23:29
※NHK ONE(新NHKプラス)にて同時・見逃し配信予定













