映画『TOKYOタクシー』の公式SNSが、すみれ(倍賞千恵子)と浩二(木村拓哉)の劇中シーンとともに、心を動かす“ワンフレーズ”を文字と音声で公開した。
■人生の奥行きを感じさせる表情でタクシーの運転席に座る浩二(木村拓哉)
最初に公開されたカットでは、ストライプシャツ×ベスト姿でタクシーの運転席に座り、遠くを見つめる浩二の横顔が目を引く。
添えられたセリフは浩二のもの。「いま生きてるから、この景色を見ることができるんです。死ななくて良かったんだ、すみれさんは」
■すみれ(倍賞千恵子)との寄り添いシーンも
ブラウンのブルゾンをまとった浩二が、冬の気配が漂う公園のベンチですみれと語り合うカットも公開。
すみれのセリフは「あなた、笑うととってもいい男ね。もっと笑いなさいよ」
■イルミネーションの光に照らされた、優しい笑顔
さらに、街のイルミネーションに照らされながら歩くふたりの姿も。紙袋を手にした浩二がふっと緩ませる笑顔は、温かい余韻を残す。
添えられた言葉はすみれのもの。「ステキな1日だったわ。あなたの車で」
■ラストはテーブル越しの対話
食事の席で向かい合うシーンでは、ナイフとフォークを持った浩二が少し驚いたような表情ですみれを見ている。
すみれ「ねぇ浩二さん、あなたって紳士ね」
浩二「どういうことですか?」
すみれ「ジェントルマンってことよ」
SNSでは「インスタ見たらまた泣いてしまった」「一つひとつの言葉が心に染みる」「良い映画だったと改めて感じた」「何度でもこの世界に浸りたい」といった声が寄せられ、静かな感動が広がっている。