韓国最大規模のアニメとゲームの祭典『Anime X Game Festival 2025』が、韓国・KINTEX 第1展示場にて12月5日から7日までの3日間開催された。
■REDステージでは初めて有料ライブを開催
2018年に始まり、2025年で6回目を迎えた『AGF 2025』。ANIPLUS INC.、DAEWON MEDIA Co. Ltd.、株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ、D&C Media Co. Ltd.が主催し、Smilegate、Galaxy Store、アークナイツ:エンドフィールド、STUDIOBSIDE、MEGABOXと史上最多のスポンサーと、71の出展社が参加、ブース数は2014年の851から1,075へと大幅に拡大し、過去最大規模となった。従来の2日間から2025年は3日間開催に延長され、3日間で延べ10万518人が来場。2024年の 7万2,081人に対して約40パーセント増という記録を達成した。
2024年から導入した「ファストチケット」は、一般入場開始時間である午前10時より30分早い午前9時30分から入場できるチケットで、限定グッズや特典を求めに会場内にいち早く入場したい来場者に大変好評だったため、2024年は1日500名だったが、2025年は1日1,000名、3日間で3,000名に枚数を増やして提供した。一方で、2024年のファストチケットの平均入場時間は約8分だったが、2025年は運営面を改善させより迅速に入場できるよう工夫し、平均入場時間が約1分に短縮した。また、3days チケットの新設により、 チケット代金が割引されるだけでなく、入場手続きにかかる時間を大幅に短縮でき、来場者の満足度向上に貢献した。
ステージは例年どおりRED・BLUEとふたつのステージを設け、REDステージでは初めて有料ライブとして『hololive STAGE World Tour’25-Synchronize!-』を開催し、ソウル公演のスペシャルゲストとしてAZKi、天音かなたを迎え、イベントを華やかに盛り上げた。他にも声優、VTuber、クリエイターによるトークショーやライブなど、多彩なステージにファンが熱狂する様子が見受けられた。
コスプレイヤーの撮影会、出展社ブースでの体験型コンテンツ、リリース前のゲームの試遊、AGF 限定のグッズなど、様々な目的を持った来場者で連日賑わいを見せ、2024年と比較しても一段と盛り上がりを見せた『AGF 2025』は成功裏に幕を閉じ、2026年は更さらに強化されたサブカルチャーコンテンツで帰ってくる予定だ。
■関連リンク
『AGF 2025』公式サイト
https://www.agfkorea.com/

