草なぎ剛(なぎは、弓へんに前+刀が正式表記)が主演を務めるドラマ『終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-』の最終話放送を前に、レギュラーキャスト陣からクランクアップコメントが到着した。
■「大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるようないいドラマ」(風吹ジュン)
中村ゆり演じる真琴の母・こはるを演じた風吹ジュンは「ドラマを観てくださる方、大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるような、あったかいものを感じて、励みになるようないいドラマだなと思います」と、作品への思いを語った。
『Heaven’s messenger』の社長・磯部を演じた中村雅俊は「若い人たちと一緒にすごく楽しい時間を過ごすことができて、いい思い出ができました」と現場での日々を振り返り、海斗役の塩野瑛久は「最初は、ゆずは(八木莉可子)と“こんな”関係になるなんて、本当に思ってもいませんでした。だからこそ、ゆずはという存在がいてくれて、心強かったです」と、SNSでもたびたび話題になったゆずはとの関係に言及。そのゆずはを演じた八木は、「支えてもらう立場だったゆずはが支える立場にもなったからこそ、ゆずはも強くなった気がします」と、全話を通して成長した自身の役に思いを馳せた。また、そんな2人の同僚・碧を演じた小澤竜心は、「あっという間の撮影でした。ちょっと寂しいです。たくさんのことを学ばせていただきました」と、撮影が終わってしまうことへの寂しさを吐露した。
真琴の夫で今作の憎まれ役のひとり、利人を演じた要は、「とても演じがいのある役で、最初のほうは、真琴にもすごく辛辣な言葉を浴びせて…どうなっちゃうんだろうと(笑)。ただ、利人はやっぱり利人なりの人生や考え方があり、すごく考えさせられる役でした」と挨拶。その利人の妹として、複雑な役柄を見事演じきった彩芽役の月城かなとは、「素晴らしい方々とご一緒できて、とても幸せでした。暑い中、スタッフの皆様が、日々撮影を支えてくださって、日焼けをした姿を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいでした」と、撮影を振り返った。
そんな御厨家の隠蔽を暴く波多野役の古川雄大は、「役柄として、説明するシーンが多くて、かなり緊張感に包まれながらの撮影だったのですが、草なぎさんの作る現場の空気がとても温かくて、すごく救われました」と撮影の舞台裏を明かし、そんな波多野に接触し、10年越しに御厨家に復讐を果たそうと暗躍した静音を演じた国仲涼子は、「連ドラの現場はすごく久しぶりだったので、みんなで1つの作品を作るっていいものだなと、改めて感じました」と、笑顔を見せた。
■レギュラーキャスト陣 クランクアップコメント
●風吹ジュン(鮎川こはる役)
お疲れ様でした。ありがとうございました。とうとうこの日が来てしまいました。最初に台本を読んだとき、草なぎさんと公園でおにぎりを一緒に食べるシーンがとても印象的で…これはぜひやりたいと思ったんです。とてもいい経験をさせていただいたなと思います。ギクシャクした娘との関係が、鳥飼さんと出会ったことで、運命が変わっていく。ドラマを観てくださる方、大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるような、あったかいものを感じて、励みになるようないいドラマだなと思います。素敵なセリフもたくさんいただきました。本当にありがとうございました!
●中村雅俊(磯部豊春役)
どうもみなさん、お疲れ様でした!と、同時にお世話になりました。若い人たちと一緒にすごく楽しい時間を過ごすことができて、いい思い出ができました。本当にありがとうございました!
●塩野瑛久(矢作海斗役)
海斗はとても心優しくて、人のことを想えて、どこか不器用で…そんなまっすぐな海斗がとても愛おしかったです。最後、“こんなこと”になりましたけど(笑)。あと、最初は、ゆずは(八木莉可子)と“こんな”関係になるなんて…最初は本当に思ってもいませんでした。だからこそ、ゆずはという存在がいてくれて、心強かったです。みなさん本当にありがとうございました!
●八木莉可子(久米ゆずは役)
私も、最初台本を読んで、海斗とまさか“こんなこと”になるとは思ってなかったので、びっくりしました(笑)。支えてもらう立場だったゆずはが、支える立場にもなったからこそ、ゆずはも強くなった気がします。こんなに、フラットに接してくださる現場は、初めてだった気がしています。撮影だけじゃない、撮影の裏でみなさんとお話しているのも、すごく楽しくて。それはきっと、毎日大変な中、みなさんがすごく明るく現場を盛り上げてくださったおかげだと思います。ありがとうございました!
●要潤(御厨利人役)
ありがとうございました!暑い時期に撮影が始まりまして、猛暑の中の撮影だったかと思います。とても演じがいのある役で、最初のほうは、真琴(中村ゆり)にもすごく辛辣な言葉を浴びせて…どうなっちゃうんだろうと(笑)。ただ、利人はやっぱり利人なりの人生や考え方があり、紆余曲折があるのですが、すごく考えさせらる役でした。ドラマ自体も、社会性、メッセージ性のあるドラマで、参加させていただいて感謝しております。大変な撮影もありましたけども、皆さんがワンカットワンカット、想いを込めながら撮影している姿に僕も感化されて大変勉強になりました。ありがとうございました!
●月城かなと(御厨彩芽役)
素晴らしい方々とご一緒できて、とても幸せでした。なにより、本当に暑い中、スタッフの皆様が、日々撮影を支えてくださって、日焼けをした姿を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいでした。また、皆さんとご一緒できるように精一杯がんばりたいと思います。本当にありがとうございました!
●古川雄大(波多野祐輔役)
お疲れ様でした。役柄として、説明するシーンが多くて、かなり緊張感に包まれながらの撮影だったのですが、草なぎさんの作る現場の空気がとても温かくて、すごく救われました。ありがとうございました!
●国仲涼子(森山静音役)
皆さんお疲れ様でした。連ドラの現場はすごく久しぶりだったので、みんなで1つの作品を作るっていいものだなと、改めて感じました。みなさん、ありがとうございました!
●小澤竜心(高橋碧役)
あっという間の撮影でした。ちょっと寂しいです。たくさんのことを学ばせていただきました。みなさん、温かく色々教えてくださってありがとうございました。また、ご一緒できるように、僕も頑張ります。本当にありがとうございました!
■『終幕のロンド』最終話あらすじ
彩芽(月城かなと)のリークによって関係が表沙汰になってしまった樹(草なぎ剛)と真琴(中村ゆり)。しかも、それぞれが集団訴訟の原告側と被告側の人間とあって、マスコミは二人の関係を禁断の愛だと騒ぎ立てる。騒動のせいで陸(永瀬矢紘)は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が。対応に追われる仲間の姿を目の当たりにした樹は、申し訳なさでいっぱいになる。さらに悪い知らせは続き、波多野(古川雄大)の話では、裁判で『御厨ホームズ』の実態を証言するはずだった壮太(矢野聖人)が、やはり証言はできないと考えを翻してしまったという。樹が真意を聞きに行くと、壮太は彩芽に呼び出されたことを明かし、情報が御厨側に漏れている可能性を示唆する。
一方、真琴も騒動の影響で進めていた新作絵本が頓挫してしまい、ほとぼりが冷めるまで、かつて両親が暮らした下田の家に避難することに。樹も、陸を連れて一緒に行かないかと誘われるが…。
シングルファーザーとして生きる一方で、遺品整理人としてさまざまな事情を抱える家族に寄り添ってきた樹。真琴と出会い、ささやかな幸せを感じるようになった矢先に、長年にわたって死者の尊厳を踏みにじってきた巨大企業と対峙(たいじ)することに。周囲を巻き込む大騒動の結末。また、切なくも温かな“大人の恋”の行方は――。
■番組情報
カンテレ・フジテレビ系『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』最終話
12/22(月)22:00~
出演:草なぎ剛 中村ゆり
八木莉可子 塩野瑛久 長井短 小澤竜心 石山順征 永瀬矢紘 /
要潤 国仲涼子 古川雄大 月城かなと / 大島蓉子 小柳ルミ子 村上弘明
中村雅俊 風吹ジュン
脚本:高橋美幸
主題歌:千葉雄喜「幸せってなに?」
制作著作:カンテレ
■関連リンク
ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』番組サイト
https://www.ktv.jp/shumaku-rondo/














