安田章大とのんがW主演をつとめる映画『平行と垂直』の場面写真が解禁となった。
■専門家の方々に監修を仰ぎながら約2年をかけて脚本を練り企画の実現にこぎつけた
本作は、⾃閉スペクトラム症の兄の⼤貴(安田章大)と、兄を幼い頃から⽀えてきた妹の希(のん)の兄妹が、希の結婚話をきっかけに、お互いのこれからとこれまでに向き合うことになる心あたたまるヒューマンドラマだ。安田章大が、劇団ふくふくやを主宰し女優としても活躍する山野海のオリジナル脚本に感銘を受けて、旧知の佐藤現プロデューサーに「これを映画化できないだろうか?」と持ち込んだことから企画が始動。そこに企画に共鳴した小林聖太郎監督も加わり、自閉スペクトラム症(ASD)の専門家の方々に監修を仰ぎながら約2年をかけて脚本を練り、企画の実現にこぎつけた。
また安田はASDの役を演じるにあたり、幾度となく専門家のレクチャーを受け、ASDなどの特性をもつ方々が通う教育機関を訪れて生徒の方々と交流を持つなどして理解を深め、真摯に役作りに向き合った。一方、カウンセラーとして働きながら兄を支える妹・希役を演じるのんも、本作の脚本に感銘を受けて、希役のオファーを快諾。実際に障がいのあるきょうだいを持つカウンセラーの方々から話を聞く機会を持つなど、こちらも誠実に役作りに取り組んだ。
さらに本作の舞台となった大阪府堺市出身で、これまで最年少受賞を含む3度の日本アカデミー賞音楽賞優秀賞に輝いた気鋭の作曲家・富貴晴美が音楽を手掛け、ぬくもりある音色で物語を彩る。そして中江裕司、行定勲、井筒和幸、森崎東、根岸吉太郎など、多くの監督のもとで経験を積み、監督デビュー作『かぞくのひけつ』で第47回日本映画監督協会新人賞、新藤兼
人賞を受賞し、『毎日かあさん』、『マエストロ!』など心あたたまる作品を生み続ける小林聖太郎が、地元・大阪を舞台に、兄と妹の感動の絆の物語を完成させた。
今回解禁されたのは、障がいのある兄・大貴(安田章大)と、結婚を控える妹・希(のん)が穏やかな表情で並んで歩く姿をはじめ、物語を彩る印象的な場面写真の数々。長年⽀え合いながら生きてきた兄妹の日常と、人生の転機を迎えたふたりの“これから”を映し出すカットとなっている。
周囲のサポートを受けながら⾃立した生活を送り、清掃の仕事に励む大貴。職場の先輩(芦川誠)や近所の5歳の少女・紗奈(河野咲良)と一緒にベンチで休憩する場面では、いつものように四角いおにぎりを食べる大貴と、勝手に隣へ座っておにぎりを奪う紗奈の姿が切り取られ、地域の人々とのつながりの中で築かれてきた穏やかな日常が写し出される。一方、カウンセラーとして働く希の隣には、結婚を控える恋人・雅也(伊島空)の姿も。結婚という人生の岐路に立つ希だが、これまでの兄・大貴との暮らし、そしてこれからの人生との間で揺れ動く複雑な心境が垣間見える。
さらに、雅也の両親との顔合わせの席で、ある出来事をきっかけに感情をあらわにする大貴と、その様子を心配そうに見つめる希を捉えた緊迫感あふれるカットも。互いを思うからこそすれ違い、ぶつかり合いながらも、兄妹として生きてきたふたりの関係が大きく動き出していくことを予感させる。
何気ない日常の中にあるかけがえのない時間。変わっていくものと、変わらないものの狭間で、それぞれが⾃分らしく生きようとする兄妹の姿から、人生の転機に立たされたふたりがどのような未来を選び取っていくのか、本作への期待をさらに高める場面写真となっている。
■映画情報
『平行と垂直』
8月28日(金)全国公開
配給:東映ビデオ
©2026「平行と垂直」製作委員会
■関連リンク
『平行と垂直』作品サイト
https://www.toei-video.co.jp/heikoutosuichoku/


