9月19日放送の『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』では、時代ごとに様々な作品が生まれ、近年では復讐ものも人気を集める「不倫コンテンツ」を深掘りした。
■不倫反対派の佐久間も不倫コンテンツに興味を示す
社会的にはタブーとされながら、漫画やドラマなどで人気を集める「不倫コンテンツ」。
現実の世界では厳しい目を向けられる“不倫”だが、それを題材にした作品は今、意外なほど盛り上がりをみせている。不倫をテーマにした作品の数は10年前と比べて約6倍、売り上げはなんと約50倍にまで伸びているという。なぜ、現実では許されない不倫が、漫画やドラマになるとこれほど人を夢中にさせるのか。
そんな禁断のテーマを一緒に深掘りするゲストとして登場したのが、お笑い養成所の同期だったという芸人のケンドーコバヤシと、放送作家の野々村友紀子だ。
ケンコバが「今日はちょっと危ないテーマ」と切り出すと、テーマが「不倫コンテンツ」だと明かされ、佐久間は「なにそれ〜」と困惑。ケンコバからも「今回あまりね、リアクションも取ったら危ないかもしれん」「サクサク気をつけてほしい」と忠告が飛ぶのだった。
推しの魅力を教えてくれる“おしつじさん”は、お笑いコンビ納言の薄幸と、タレントの天羽希純。
薄幸は「まず私はラーメンと人間関係はドロドロしてるほど大好き」と自己紹介。
しかも不倫漫画『メイク・ハニー・トラップ』の原作まで手がけているのだ。電子漫画の本棚はほとんどが不倫ものという天羽は「朝起きたらまず不倫ものを見て目を覚ます」といい、筋金入りの“不倫コンテンツ好き”ぶりを明かす。
時代とともに変わってきた作品の歴史から、思わずスカッとする復讐劇の仕掛けまで、その人気の秘密をたっぷり深掘りした。
◎推しポイント1【時代とともに変わる! 不倫コンテンツの歴史】
まずは、時代とともに変わってきた不倫コンテンツの歴史を紹介。
かつては、不倫という言葉がまだ一般的ではなく、映画化・ドラマ化された『美徳のよろめき』をきっかけに“不倫=よろめき”という表現が広まったという。野々村は「『美徳のよろめき』ってすごいいいタイトル」、佐久間も「逆に今、流行りそうなワードじゃないですか?」と興味津々。
その後、大きな社会現象となったのが、テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』。ドラマが放送される金曜の夜は、夢中になった主婦が電話に出ないほど人気を博し「金妻シンドローム」と呼ばれる言葉も生まれたのだとか。野々村も「アレがめっちゃ、はやったのは覚えてる」と当時を振り返った。
さらに1990年代には、テレビドラマ『失楽園』が大ヒット。薄幸が映画版について「スケベしながら死ぬんですよ」と衝撃のラストを説明すると、ケンコバは「最高の死にざまやん、それ」と反応し、佐久間は「え〜!」と驚く。
この頃は、不倫する側の禁じられた恋を純愛として描いた作品が多かったという。2000年以降は女性視点が強まり、大ヒットしたテレビドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』も登場。野々村は「真面目なふたりが不倫するからもう止まらへんのよ、もう」「見てる方もハラハラするし」と、その魅力を振り返る。
ところが2018年ごろを境に、不倫コンテンツの潮目が変わる。現実で相次ぐ不倫問題などが発覚していたことを背景に、それまでの「不倫する側の恋」から「サレた側の復讐劇」へ一気に転換したという。
その代表例が、不倫された夫の視点で描かれる漫画『サレタガワのブルー』や、復讐劇のテレビドラマ『夫の家庭を壊すまで』。いまや不倫コンテンツは、“禁断の恋”を描くものから、悪を成敗してスカッとする作品へと変化しているという。
◎推しポイント2【ついつい見てしまう! スカッと系不倫コンテンツの秘密】
現代の不倫コンテンツは、なぜこれほど読者・視聴者を夢中にさせるのか。
薄幸と天羽が解説するのは、スカッと系不倫コンテンツに隠された3つのポイントだ。説明のために用意されたのは、なんと佐久間、野々村、ケンコバをモデルにした“妄想漫画”だった。
まずひとつ目は「視聴者に怒りを貯金させるストーリー」。最初から大きな裏切りを見せるのではなく、小さなウソや裏切りを積み重ね、読者・視聴者のイライラを蓄積させる。薄幸が「この小さい蓄積が最後のスカッと感のガソリンになりますので」と解説すると、佐久間は「なるほどね」と納得。
ふたつ目は「主人公の成長と嵐の前の静けさ」。不倫に薄々気づいても言い出せなかった主人公が、決定的な現場を目撃して復讐を決意。証拠を集める“探偵パート”に突入し、気弱だった主人公がたくましくなっていく姿に、見ている側も思わず肩入れしてしまう。佐久間も「『いいぞ、いいぞ』ってなれるみたいな」と、その仕掛けを理解するのだった。
そして3つ目が「一撃では仕留めない、じわじわ追い詰める爽快さ」。いきなり決定的な証拠を突きつけるのではなく、まず弱い証拠を見せて相手に言い訳させ、最後の最後に強い証拠を出して逃げ場をなくさせるという構成だ。
不倫コンテンツに興味がある野々村は「暴れたら暴れるほど最後がね、うれしいんだよね」と、その醍醐味(だいごみ)を熱く語る。さらに不倫現場に突撃するYouTubeもよく見るそうで「突撃系のやつ、見てみ。止まらへんようになんで」と明かした。
◎推しポイント3【不倫・浮気はどこからアウト? 禁断の座談会】
番組後半では、薄幸の提案で「不倫・浮気どこまでなら許すのか座談会」を開催。テレビではめったに聞けない、それぞれの“境界線”が明かされた。
トップバッターのケンコバは、「俺はね、ちょっと人から変わってるって言われるかもしれんけど」と前置きし「最悪カラダの関係は許します」と告白。 一同から「え〜!」と驚きの声が上がる。
ふたりでDVDを見るなど、親密な時間を過ごす方が嫌なのだという。天羽が「心の浮気は嫌ですよね、確かに」と共感すると、意外な一面を見せたケンコバに、野々村は「乙女じゃん」と突っ込みを入れるのだった。
一方、薄幸は「私もスケベ1回目までは許すんですけど」「2回目、3回目は許さないかな〜」と独自の境界線を披露。1度なら酒の勢いによる過ちもあり得るが、2度目となれば気持ちまで相手に向いている可能性があるという考えを語った。
厳しいのが天羽だ。「私は異性を見られてるのも嫌です」といい、道端で他の異性を見ることさえNGだという。ケンコバが「見てあの子、めっちゃかわいい」と恋人にいうと明かすと「いやだ〜! 最低です」とバッサリ。
野々村は「浮気も許せないし不倫も許せないよ」と断言。佐久間が「手をつなぐとかも嫌ですよね」と聞けば、「絶対アカン」と即答。ただし、仕事関係などで異性とふたりで食事することについては「まあ、ギリ」と許容するよう。
佐久間もふたりでの食事について「じゃあ、たとえば僕にその人との関係を説明できるのであれば」「じゃなければちょっと嫌です」と自身の線引きを明かす。しかし、ケンコバから彼女が“元彼”と食事に行く場合を聞かれると、「元彼はダメです!」と即答。まさに十人十色だった“不倫・浮気の境界線”となった。
不倫コンテンツの歴史から、人をハマらせる“復讐劇”の仕掛け、さらには出演者たちの赤裸々な恋愛観まで、禁断のテーマに大盛り上がり、不倫反対派の佐久間も不倫コンテンツには興味を示したのだった。
■番組情報
日本テレビ系『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』
毎週土曜日23:30〜
出演:佐久間大介(Snow Man)
■【画像】場面カット
■関連リンク
『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』番組公式サイト
https://www.ntv.co.jp/sakuhimu/

