■元々ツアーのメニューにはなかったアリスの名曲「秋止符」と、アリスプロデュース楽曲「NEO」を想いを込めて歌唱
聖飢魔II期間限定再集結ツアーを終え、Damian Hamada’s Creatures(略称D.H.C.)と、魔暦21(2019)年以来約4年ぶりのソロツアー「デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』」を開催中のデーモン閣下が、10月22日の公演で谷村新司を追悼。
ライブ序盤に、ツアーのメニューにはなかったアリスの名曲「秋止符」を、続けてアリスプロデュース楽曲「NEO」(魔暦21年=2019年12月4日発売シングル)を歌唱した。
デーモン閣下は“世を忍ぶ仮の姿”の中学生時代からアリスの大ファンであり、当時とある番組の収録でAliceと共演し、意を決して谷村新司に楽曲提供を直接オファーしたところ、その場で谷村が「面白そうだ!」と快諾しこのプロジェクトがスタートした。
実はこの曲「NEO」は、アリスとして初のプロデュース作品で、谷村新司(作詞)、堀内孝雄(作曲)、矢沢透(編曲)しかも谷村氏、堀内氏、矢沢氏3名がコーラスにも加わるという超豪華楽曲。
さらにカップリングには、アリスが1981年の活動休止前にリリースした名曲「エスピオナージ」のカバーも収録するほどの力の入れようで、当時のインタビューでデーモン閣下は、「今でも本当にそんなことがあるんだ、という感想を抱いている。無謀とも言える願いをぶつけて、長年抱き続けていた夢が叶う事になった。力がみなぎって、ガツンとしたものを聞かしてやるつもりなので覚悟してろよ!」と語っており、一方のアリスのメンバーも「アリスに対する愛をいっぱい感じさせてもらえた。我々3人からのプレゼントとして一つの曲を生み出せたという事がすごくうれしい出来事。チャンスをくれたデーモンに感謝しています」とコメントしており親交の深さが感じられた。
「また流星がひとつ煌めいた」と、ひと言述べると「秋止符」を歌唱、「終止符のあとでも音楽は続く。そして『歌』は背中を押す『月夜に跳べ、叫べと!』」と、アリスプロデュース「NEO」へと続いた。
リリース情報
2019.12.04 ON SALE
デーモン閣下
SINGLE「NEO」
デーモン閣下 OFFICIAL SITE
http://demon-kakka.jp/