■ゲストボーカルとしてハナレグミと中納良恵(EGO-WRAPPIN’)が登場!アンコールでは、服部隆之の祖父・良一が1948年に発表した昭和の名曲「ジャングル ブギ」を全出演者で披露
東京スカパラダイスオーケストラ(以下、スカパラ)が、5月10日に東京・NHKホールにて、デビュー35周年を記念した特別公演のアンコールステージを開催した。本公演は、2024年5月に山梨・河口湖ステラシアターで行われ、スカパラが初めてフルオーケストラと共演した歴史的なステージの再演にあたる。
公演は二部構成で実施され、第1部ではスカパラのみによる疾走感溢れるパフォーマンスが披露された。続く第2部では、ゲストボーカルにハナレグミと中納良恵(EGO-WRAPPIN’)を迎え、指揮・音楽監修を服部隆之が務めた他、東京フィルハーモニー交響楽団との豪華共演が実現。総勢70名を超える出演者が舞台に再集結した。
第2部の幕開けを飾ったのは、東京フィルによるスカパラ代表曲のメドレー形式のインストゥルメンタルオーバーチュア。「めくれたオレンジ」「美しく燃える森」を含む全5曲を壮麗に奏で、会場を一気に華やかな空気で包んだ。
ボーカルパートでは、ハナレグミが「オアシス」「追憶のライラック」「オリビアを聴きながら」の3曲を情感豊かに歌い上げた他、中納良恵が「黄昏を遊ぶ猫」「縦書きの雨」、そして服部隆之が手掛けたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の主題歌「ハッピー☆ブギ」を圧巻のパフォーマンスで披露。
本編のラストを飾った「Paradise Has No Border」では、服部隆之の編曲により、クラシックの名曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「展覧会の絵」「剣の舞」「カルメン」のフレーズが巧みに織り込まれ、バンドとオーケストラの掛け合いで会場の熱気は最高潮に。
アンコールでは、服部隆之の祖父・良一が1948年に発表した昭和の名曲「ジャングル ブギ」を全出演者による大団円で披露。世代とジャンルを超えた音楽の饗宴が、熱狂とともに幕を閉じた。
日本が世界に誇る唯一無二のスカバンドとして音楽シーンの最前線を走り続けるスカパラと、日本音楽界の巨匠・服部隆之が築いた音楽的絆から生まれたこの一夜限りのステージは、昨年をも上回る熱気と感動に包まれ、観客に深い余韻を残した。
PHOTO BY 仁礼博
■『Tokyo Ska Paradise Orchestra×billboard classics symphonic concert 2025 -ENCORE-』
2025年5月10日(土)東京・NHKホール
<セットリスト>
第1部
01. The Last Ninja
02. DOWN BEAT STOMP
03. 遊戯みたいにGO
04. Great conjunction 2020
05. ONE EYED COBRA
06. 天空橋
07. 一日花
08. SKA ME CRAZY
09. Pride Of Lions
第2部
01.Overture
・MONSTER ROCK
・ホール イン ワン
・DOWN BEAT STOMP
・めくれたオレンジ
・美しく燃える森
02. Break Into The Light~約束の帽子~
03. 銀河と迷路
04. オアシス(ゲスト:ハナレグミ)
05. 追憶のライラック(ゲスト:ハナレグミ)
06. オリビアを聴きながら(ゲスト:ハナレグミ)
07. 5 Days of TEQUILA
08. 黄昏を遊ぶ猫(ゲスト:中納良恵)
09. 縦書きの雨(ゲスト:中納良恵)
10. ハッピー☆ブギ(ゲスト:中納良恵)
11. 水琴窟-SUIKINKUTSU-
12. Paradise Has No Border
[ENCORE]
13. All Good Ska Is One
14. ジャングル ブギ(ゲスト:ハナレグミ、中納良恵)
東京スカパラダイスオーケストラ OFFICIAL SITE
https://tokyoska.net/





