■YMOが『MUSIC AWARDS JAPAN』で「SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025」に選ばれたことから実現!
国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN』において「SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025」にYELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)が選ばれたことから、5月20日に京都・国立京都国際会館でスペシャルコンサート『MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO – SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025-』が開催された。
ギタリストの高野寛を中心とする実力派メンバーたち6名がホストバンドを務め、YMOにゆかりのある豪華ゲストミュージシャンたちが続々と登場したステージは、YMOがジャンルや世代を越えて与えた影響の広範さ、そしてエヴァーグリーンな楽曲の数々の良さを再認識させるものとなった。
ステージにはまずテイトウワがDJとして登場。YMO縛りの選曲で30分ほど名曲の数々をスピンすると、6人のバンドメンバーが登場して「テクノポリス」「中国女」を演奏。
そして、ゲストとして最初に呼び込まれたのは東京スカパラダイスオーケストラの4人のホーン奏者。
管楽器がリードを取るアレンジでテクノの枠だけに収まらないYMOの魅力を引き出すと、続いてはサカナクションの山口一郎が登場して「過激な淑女」などを熱唱。
会場内のテンションも上がったところで登場した岡村靖幸は、客席に手拍子を求めてニューウェーブファンク風のアレンジとなった「The Madmen」、この人が歌うしかないというハマり具合で「君に、胸キュン。」を披露。各ゲストがYMOの持つ多彩な音楽的な魅力を様々な角度から引き出すように盛り上げた。
その後も浮遊感のある歌声で「音楽」などを聞かせた坂本美雨、アメリカから参加したジンジャー・ルートがファンキーなギターを弾いて会場を熱狂させた「Tighten Up」、そこにコーネリアスこと小山田圭吾が加わっての「Firecracker」など、1曲ごとにサプライズが起こるようなゲスト人選と選曲で魅了すると、小山田のギターワークが秀逸だった「千のナイフ」、ボーカルも取っての「CUE」などで、終盤に向かってYMOリスペクト度を高めた。
2003年生まれの原口沙輔がサンプラーで加わった「Rydeen」を経て、クライマックスはYMOの第4の男とも呼ばれるシンセサイザー奏者の松武秀樹が登場。
ステージ中央に用意されたビンテージシンセの数々を駆使しながら「Behind The Mask」「東風」と人気曲を連続でプレイして貫禄たっぷりに締めくくった。
『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』公式サイト
https://www.musicawardsjapan.com/ja/




