ME:Iが、8月16日・17日に神奈川・Kアリーナ横浜にて、アリーナツアー『2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR “THIS IS ME:I”』を開催した。
※記事には演出に関する記載、ネタバレを含みます。
■1曲目はデビュー曲「Click」
初のアリーナツアー『2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR “THIS IS ME:I”』で、全国6都市(長野・北海道・愛知・神奈川・兵庫・広島)をツアー中のME:I。7月末に長野からスタートした本ツアーでは、デビュー曲「Click」やこれまでリリースした楽曲に加え、9月3日リリースの1stアルバム『WHO I AM』に収録されている新曲の数々を披露。ライブならではの演出も多数あり、幅広いジャンルの楽曲をME:Iらしく表現している。
4都市目となる神奈川公演でも、2日間にわたり熱いステージを展開した。
レーザーがステージに向かって照射される鮮烈なオープニングに続き、純白のコスチュームを凛々しくまとったメンバーがステージに登場すると、会場のYOU:ME(ME:Iファンの呼称)は割れんばかりの歓声で迎え入れる。
コンサートの始まりを告げた楽曲は、ME:Iのデビュー曲であり、2024年末に初出場した『NHK紅白歌合戦』にてトップバッターとして披露した「Click」。本公演では重低音のビートが響く「EDM Arrange Ver」として披露され、ダンスブレイクも特別仕様に。メンバーはデビューから1年半の進化を証明するような迫力のパフォーマンスを繰り広げ、YOU:ME(ME:Iファンの呼称)のボルテージを一気に引き上げた。
■MOMONA(※神奈川県出身)「ただいまー!」
最初のMCでは、神奈川県出身のリーダー、MOMONAが「ただいまー!」と満面の笑顔で挨拶。MIUは神奈川公演初日のMOMONAの様子を「地元ということで、いつもよりテンションが高かったよね」と振り返り、和やかなムードが流れる。
そして3rdシングルのタイトル曲「MUSE」では、メンバーが軽やかな“お化粧ダンス”とダンスブレイクで魅了。“憧れ”をテーマとしたこの楽曲では、かつて誰かに憧れて夢を叶えたME:Iがステージで唯一無二の輝きを放ち、あらたに誰かの憧れの存在となるような姿が感動を誘った。
また本ツアーでは既発曲の数々もそれぞれ彩り豊かにアレンジされ、ME:Iがまったく新しい姿を次々に見せて観客の度肝を抜いていく。2ndシングルのタイトル曲「Hi-Five」は、ディストーションギターの音色が際立つ「Punk Arrange Ver.」で披露され、メンバーはマイクスタンドを前にヘッドバンキングをしたり、「叫べー!」と勢いよく煽ってみたりと、威勢のいいパフォーマンスで新鮮な魅力を放った。
さらに、ME:Iが9月3日にリリースする1stアルバム『WHO I AM』に収録される新曲も初披露。「魔法のように煌めく夏」を表現したサマーソング「Summer Magic」では、KOKONAのレクチャーでYOU:MEが「Bada bing bada boom」と呪文を唱えて一緒に盛り上がり、爽やかなラブソング「キラキラ」では学校の教室のようなセットの中、メンバーが肩を組んだり抱き合ったりして自由にコミュニケーション。SUZUは黒板に自分とYOU:MEの相合傘を描いて、愛を表現した。
終盤では、モノトーン衣装にチェンジしたME:Iが激しくカリスマ性溢れるパフォーマンスが際立つ「Royal Energy」でYOU:MEを釘付けに。そしてアルバムのタイトル曲であり、ME:Iのアイデンティティを表現する「THIS IS ME:I」では、腰を反るような振付で難度が高い“9時半ダンス”をメンバーが堂々と披露。さらに幅を広げた豊かな表現力を発揮し、アルバムへの期待感を高めます。YOU:MEも大きな掛け声を届けて、一緒にステージを作り上げた。
■SHIZUKU「このツアーを通して、アイドルという職業はなんて幸せなんだろうと感じています」
放送中のテレビアニメ『ポケットモンスター』で、エンディングテーマ「Ready Go」を担当しているME:I。神奈川公演のアンコールでは、キャプテンピカチュウがサプライズで登場し、あまりの可愛らしさにメンバーもYOU:MEもメロメロに。アニメのエンディング映像を背にME:Iとキャプテンピカチュウが息を揃えて「Ready Go」を踊り、豪華なコラボが繰り広げられた。
Kアリーナ横浜の会場を埋め尽くしたYOU:MEの熱気に、終始感動していたME:I。最後にSHIZUKUは「このツアーを通して、アイドルという職業はなんて幸せなんだろうと感じています」としみじみ語り、「絶対にこれからME:Iと作っていく未来を後悔させません。まだまだ私たちも未熟な部分もたくさんありますが、精一杯頑張っていくので、『ME:Iを応援していてよかったな』と思っていてくれたらうれしいです」とファンへの愛を伝える。
またKOKONAとAYANEはKアリーナ横浜の舞台に立つことを目標としていたとコメント。KOKONAは「YOU:MEのおかげで立たせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。もっともっと成長して帰って来ます」と意気込み、AYANEは「どの席の方も鳥肌が立ってしまうようなパフォーマンスを、毎秒届けられるようなアーティストになることを約束します」と、頼もしい言葉を届けた。
そしてMOMONAは、家族や友人が客席で多数見守っていることを明かしつつ、「今日に至るまでの私の選択を信じてくれてありがとうございます。大きな壁を感じたときも、これまでの自分を恥じたことはなかったです」と感謝の思いを伝える。さらに1年半前、デビュー前に行ったファンコンサートでの自身のコメントを引用し、「ME:Iのライブ空間を、YOU:MEがありのままの自分でいられる空間にしたいとお話ししましたが、こうして初めてのツアーを迎えて、改めて強くそう思います」と感慨深げにYOU:MEへ伝えると、温かい拍手が起こった。
最後に「&ME (YOU:ME Ver.)」でエネルギッシュにコンサートを締めくくったME:I。ツアーは今後、8月21日〜23日に兵庫公演が行われ、8月30日・31日の広島公演でファイナルを迎える。
(C)LAPONE GIRLS
(C)LAPONE GIRLS (C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C) Pokemon(Pokemonのeは、アキュートアクセント付きが正式表記)※メイン写真のみ
リリース情報
2025.09.03 ON SALE
ALBUM『WHO I AM』
ME:I OFFICIAL SITE
https://cf.me-i.jp/






