TM NETWORKが、8月26日から10月3日まで、東京・Ginza Sony Park にてキャリア初となる大型エキシビション『TM NETWORK 2025 IP』を開催。開幕前日の8月25日に、プレス内覧会、およびメンバーによる記者会見が行われた。
■『TM NETWORK 2025 IP』とは
『TM NETWORK 2025 IP』は、TM NETWORKにまつわる様々な“IP”をテーマに構成された体感型のエキシビション。TM NETWORKの数々の名曲が、ソニーの最新テクノロジーと出会って圧倒的な没入感を体感することができるまったく新しい音楽体験プログラム、TM NETWORK の楽曲がモチーフとなってこのエキシビションのために開発されたゲームプログラム、そしてTM NETWORK の3人がミュージックシーンに残してきた数々の軌跡を見て知ることができるアーカイブが展示される。
さらには、メンバーが監修したオリジナルグッズ、「タマ&フレンズ」とのコラボグッズ、そしてメンバーが親しみ、ファンの間では“聖地”となっているファミリーレストラン「すかいらーく」1号店のメニューをもとにしたオリジナルコラボメニューなど、TM NETWORKの過去、現在、未来に思いを馳せる時間を過ごせる内容となっている。
■小室哲哉「(Ginza Sony Parkには)毎月必ず数回は来ています」
Ginza Sony Parkは「街に開かれた施設」をコンセプトに、50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルの跡地に2025年1月にグランドオープンした施設。銀座によく来るという小室は「毎月必ず数回は来ています。必ず通るGinza Sony ParkをこのiPが始まるまで管理していました」と語り、今回のコラボレーションを楽しみにしていたと笑顔を見せた。
続いて、Ginza Sony Parkとともに今回の主催であるソニーミュージックレーベルズ・レガシープラスの代表・兼平氏が今回のエキシビションを企画した思いをコメント。「TM NETWORK は、41年前の1984年に、エピックソニーからデビューして、大ヒットを連発し、音楽シーンに絶大な影響を与えてきたことは皆さんもご存知かと思いますが、TM の魅力は未来を感じさせる先進的な音楽性だと思ったんです。そして、様々なテクノロジーが発達した今、TMの先進的な楽曲とソニーの技術が融合したら、あらたなエンタテインメントを生み出せるのではないかと思いました」ときっかけを語った。
筋金入りの FANKS(TM NETWORK のファンの呼称)として知られるMCの住吉美紀は、ひと足先にエキシビションを体験。「その先進性と体感、来てみないとわからないエキシビションということで、すごくよかったんです!」と語り、さっそく、中身についてメンバーに質問。
まず、イベントタイトル・原案・ロゴなどを担当した小室にどういうところから発案したのか尋ねると、小室は「今ではトレンドというか、当たり前の皆さん使ってる知的財産っていうIPっていうのがある。ちょっと前はよくコンテンツビジネスとか、コンテンツとよく言っているのと、たぶん今のIPビジネスとか、キャラクターを使うとか、何でもアニメ化やゲーム化とかアーティストみたいなもの、すべて知的財産っていうところでいいのではないかと、まず<iP>が浮かんできて、また、インテリジェンスデイズっていうツアータイトルを使ってたことがあったときに、まずインテジェンスというのはイコール情報っていう言葉になってたのですが、そのインテリジェンスのiと、Ginza Sony ParkさんのPでインテリジェンスパークにもなるという、とりあえず2つ。その他はもっとあるなと思い、それは皆さんにも考えてもらいたいです」とコメント。
さらにキービジュアルに関しても「ここは銀座ですよっていうのはどうしても、ロゴの中に表現したくて、そのiの上の丸が、僕のイメージだと地球で、その中にある日本がわかるようになっています。(キービジュアルの背景が)たぶん銀座のマップになってるんですよね。公演をイメージする芝生。メンバーが3人なんで三角を多用して。ホテルのメモ帳で最初はラフを書かせていただいたんです」と説明した。
■【画像】記者会見でのメンバー
■シューティングゲーム下手なメンバーが明らかに
続いて、少し前にプログラムを体験したという宇都宮がコメント。「シューティングゲームを楽しみにしていたのですが、最初はちょっとわかりづらかったんですけど、雰囲気がわかってきたら、バシバシ行けるようになって、それですごい本当に楽しくて。終わった瞬間にすごいなっていうぐらい面白かったです」と語り、ワイルドエージェントという高得点だったという宇都宮の一方、トレーニングエージェントというちょっと下のランクだったと明かされた木根は「僕すごく苦手なんです」と答えていた。
「COME ON EVERBODY」が起用されたDANCING REELは、自分の体をまずスキャンすると、宇都宮の実際のダンスを自身が踊っているようになった動画をダウンロードできるというもの。誰でも宇都宮になれるということに対して、宇都宮本人は「他の方がやってると僕のほうがもっと恥ずかしくなって」と笑顔を見せた。
アーカイブコーナーにある衣装展示に関して、宇都宮は「一番目に入ってたのは、あの初めての武道館のときの衣装ですね。当時、これ着るの? な雰囲気だったんですが、いい大人になってるんで、これかっこいいんじゃないのと思っちゃった」と当時のエピソードを語った。
その他、音楽に没入できるシアター型の空間のプログラムに関して、最後のミックスにも立ち会ったという小室は「このためのリミックスも作りました」と語り、「下からの振動と音楽と連動するときが、やっぱ新しいってすごいなって思いました」と体験した感想を述べた。
また、地下3階のダイニング「Nibun no Ichi」では今回のエキシビションのコラボメニューを実施。デビュー前に名前を決めるときに集まっていた思い出の場所だという「すかいらーく」とのコラボメニューもあり、木根から「てっちゃんがいちばん感動していましたね、ハンバーグ」と振られた小室は、「ハンバーグに関しては全員グルメだと思うのですが、3人とも試食させていただきましたが、懐かしいというか、外食産業発端の企業さんのその当時の意気込み、しっかりした味。当時を思い出しました」と語った。
そして、今回の会見の最後、会場には、2023年のTM NETWORKデビュー40周年のときに映像でコラボし、大好評を博し、本エキシビションのグッズでもコラボしている『タマ&フレンズ〜うちのタマ知りませんか?〜』のタマちゃんが TM NETWORK の“フレンズ” として、お祝いに駆けつけ、開幕を祝福した。
■【画像】『TM NETWORK 2025 IP』会場写真 ※写真提供:Ginza Sony Park
■イベント情報
『TM NETWORK 2025 IP』
08/26(火)~10/03(金)東京・Ginza Sony Park
※09/16(火)は休園日
■関連リンク
『TM NETWORK 2025 IP』公式サイト
tmnetwork2025ip.com
オンラインストア
https://items-store.jp/tmnetworkip/
TM NETWORK OFFICIAL SITE
https://fanksintelligence.com/






























