TBSで毎週月~金曜の8時から生放送されている朝のバラエティ番組『ラヴィット!』の大感謝音楽祭『ラヴィット!ロック2025』が、8月23日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。
“ラヴィット!ファミリー”が全力で作り上げる音楽祭も今年で3回目。配信チケットも8月23日までに5万5.000枚を売上げ、会場の約1.1万人と合わせて6万6,000千人が、伝説の一夜を目撃した。
■宮舘涼太(Snow Man)作詞、作曲、振り付けを担当した「ジョン万音頭」も披露
VTRでは、本作を全面プロデュースした宮舘自ら振り付けをレクチャーするひと幕も。笑顔で
オープニングアクトに登場したのは、「アナウンサーブラザーズ(赤荻歩アナ、南波雅俊アナ、熊崎風斗アナ)」。冒頭、会場に現れた“微熱ツイストにこだわる”使徒・ヤスエル(とにかく明るい安村)を、アナウンサーブラザーズがやっつける…というアニメが流れると、ステージには3人の姿が。
南波アナがB’z「兵、走る」の熱唱で盛り上げるなか、赤荻アナと熊崎アナが超ロング剣刺しで使途のコア破壊に挑戦。4度目のトライで見事成功し、『ラヴィット!ロック2025』の幕が開いた。
オープニングは、番組のテーマ曲サンボマスターの「ヒューマニティ!」の生演奏から。
ボーカルの山口隆は「これから始まる『ラヴィット!ロック』を楽しめる人!」「しょっぱなから『ラヴィット!ロック』を盛り上げていける人!」とオーディエンスの魂を揺さぶる歌声と呼びかけで、早くも会場のボルテージはマックスに。
ここからは、番組から生まれた「ラヴィット!アーティスト」によるスペシャルパフォーマンスを紹介。
「赤坂サイファー」「南波雅俊」「超ときめき♡ラヴィット!宣伝部」などが盛り上げるなか登場したのは、佐久間大介(Snow Man)プロデュースの「湘南乃ビリッ!」。
会場に来られなかった佐久間が「最強の4人が会場を盛り上げてくれる」と送り出したのは、稲田直樹(アインシュタイン)、きょん(コットン)、小森隼(GENERATIONS)、赤荻アナの面々。彼らが、湘南乃風「睡蓮花」を“噛まずに”“観客の心を動かせるか”のミッションに挑戦した。
万が一失敗したら、真夏のジャンボリービリビリイスの餌食に。イベント初参加の小森は「佐久間さんにバトンを渡していただいて、今日の4人はかなり仕上がっています!」「絶対に成功できます!」と自信をのぞかせた。
緊張感に包まれるなか、いよいよパフォーマンスがスタート。全力の歌で観客を沸かすだけでなく、稲田は水中息止めに挑戦。最後は「どんな花火より忘れられへんのちゃうん?」と決めましたが、はたしてジャッジは? 佐久間の思いを力に変えて罰ゲームを回避できたのか!?
サプライズで登場したのはMONGOL800。川島が番組内で『ラヴィット!ロック』参加を呼びかけたことがきっかけとなり、緊急参戦が決定した。
MONGOL800はヒットナンバーの「あなたに」「DON’T WORRY BE HAPPY」を披露。
さらに、学生時代にバンドでコピーした経験があり、番組でもMONGOL800の楽曲を披露したたける(東京ホテイソン)のリクエストで「小さな恋のうた」も演奏した。
ボーカルのキヨサクと一緒に歌ったたけるは「ほんまにありがとうございます!」と感無量の表情。「(この後に参加する)アカペラの喉がありません!」と振り返った。
番組内ドラマ『チャーハン大捜査線』が『ラヴィット!ロック』のステージに。なんと、たっつぁん(すゑひろがりず、三島達矢)に送られてきたマッサージチェアに、チャーシュー爆弾が仕掛けられていた。
犯人が仕掛けた謎を解くべく、田村真子乃(田村アナ)、南後すみれ子(南後杏子アナ)、新人刑事の岩崎大昇(KEY TO LIT / 「崎」は、たつさきが正式表記)、チャーハンFBIのケンタ・サカイ(アルコ&ピース・酒井健太)、もぐら(かけおち・青木マッチョ)、室井管理官(アンタッチャブル・柴田英嗣)など、『チャーハン大捜査線』ファンにはたまらない主要メンバーが勢ぞろい。
中盤には、今回のゲームを仕掛けた連続チャーシュー爆弾犯が姿を現す。なんと爆弾魔役を演じたのは、クイズプレイヤーの鶴崎修功。まさかの登場に客席も大盛り上がりとなった。
事件解決後は来場者も巻き込み、ライブ感たっぷりのドラマが繰り広げられたなか、最後は関の部下・山本(タイムマシーン3号・山本浩司)も加わり、全員で「Love Somebody」を熱唱。
国立代々木競技場第一体育館をお祭り色に染めたのは「ジョン万音頭」。昨年、宮舘涼太(Snow Man)が「おたま侍」としてピンチになった際、助けてくれたジョン万次郎(ビビる大木)を探して…という物語。こちらでは、ジョン万次郎に感謝を伝えるべく、宮舘が作詞、作曲、振り付けを担当した「ジョン万音頭」を踊った。
VTRでは、本作を全面プロデュースした宮舘自ら振り付けをレクチャーするひと幕も。笑顔で全員が踊るなか、踊り子の中にトキ(藤崎マーケット)の姿が!?
イベント当日に誕生日を迎えた森田哲矢(さらば青春の光)、草薙航基(宮下草薙)、岩崎大昇(KEY TO LIT)をサプライズでお祝いする企画も。
メンバーや観客による歌のプレゼントはもちろん、花吹雪、ファイヤーボール、爆破、キャノン砲、さらには渋谷の巨大モニターをジャックするなど、派手な演出もあって会場も大興奮。
さらに山添寛(相席スタート)がディーラーを務めるサイコロチャレンジに参加した森田たち。勝てば賞金10万円をゲットできるゲームに真剣モードに。はたして賞金を獲得できたのか。演目の最後には森田への衝撃サプライズ発表もあった。
イベントもいよいよ終盤。二度目の弾き語りに挑戦したのは、『ラヴィット!ロック2025』発起人の「おだみょん(おいでやす小田)」。昨年、あいみょんの「愛の花」の弾き語りに挑戦したものの、満足できる演奏ができなかったおだみょん。今回はリベンジ回。
おだみょんは、この日のために一生懸命練習した「愛の花」「裸の心」をメドレーで披露。事前VTRで「成長した姿を見せたい」と言っていたが、その思いを体現するかのように、魂のこもった歌声とギターで会場を感動の渦に包んだ。無事に演奏を終えたおだみょんは「リベンジできました」と安堵した。
この他にも、「青春★サーズデイ」「ラヴィットキッド」「金曜アカペラ部」など、多くのアーティストがパフォーマンスを披露。
また、MCの川島から『ラヴィット!』ファンに向けてメッセージが贈られ、会場は万雷の拍手に包まれた。
ラストは、メンバー全員で会場を練り歩きながら「明日があるさ」を熱唱。ラヴィット!ファミリーの牧野真莉愛やプロレスラー・上谷沙弥選手も駆けつけ「みんなとステージに立ててうれしい!」と大喜び。
アンコールのあとは、サンボマスターの「可能性」、そして恒例となっている「ロックンロール イズ ノットデッド」で幕を閉じた。
イベント終了後には囲み取材が行われ、小田、山添、南波アナが出席。イベント直後の感動と興奮を振り返った。
「過去イチの盛り上がりという気がします。去年(演奏を)失敗して『もう1回やらせてくれ!』と言ったのが今年につながったので…今年はもう言わないでおこうかなと(笑)。本当に良かったです。大満足です」(小田)
「今年初めてど頭から出させてもらったんですが、今回は『ジョン万音頭』という僕にはまったく関わりのない人物の音頭をみんなで踊りました。大木さんが柱になってやると聞き『他の曜日に負けたくない』と一丸となってできたのが、すごくいい経験でした。舘様(宮舘)の音楽も振り付けも最高でした」(山添)
「今年は超一流のバンドの皆さんと一緒にやらせていただき、感無量というか、でもめちゃくちゃ気持ち良かったステージでした。それはお客さんのおかげですし、(自身が歌った)B’zが素晴らしいからこそ盛り上がったのだと思います。なにより(サプライズギタリストとして登場した)チャンス大城さんですよね。本当に大城さんに大感謝です」(南波アナ)
そうして本イベントの話で盛り上がるなか、「自身の演奏に点数をつけるとしたら?」と投げかけられた小田。昨年は60点だったが、今年は落ち着いて最後までやり切れたため、85点だと回答。「もちろん“僕のなかで”ですよ? 僕のマックスが100点やとしたら、去年は60点。もともと100点でも下手やのに60点やったという意味。今年はほぼ全部出せたので、85点くらい」と説明したにもかかわらず、山添が「それはあいみょんさんが100点でいうと85点という意味ですか? 結構出ましたね!」とカットイン。小田は「それを言われんのが嫌やから先に『自分の中で』って言うてん。お前がそれ言うのわかっててん!」とツッコミを入れ、笑いを起こした。
『ラヴィット!ロック2025』の模様は、9月7日23時59分までオンラインで見逃し配信中(チケット販売は同日20時まで)。Snow Man佐久間大介プロデュース「湘南乃ビリッ!」練習映像やSnow Man宮舘涼太による「ジョン万音頭」振付動画、『チャーハン大捜査線』未公開NGシーン、超ときめき♡宣伝部による舞台裏インタビューなど、豪華な配信限定特典映像も用意されている。
笑って、泣けて、心が震える“ラヴィット!ファミリー”による伝説の一夜をお見逃しなく。
■関連リンク
『LOVE IT! ROCK 2025』公式サイト
https://www.tbs.co.jp/loveit-rock/
『ラヴィット!』番組サイト
https://www.tbs.co.jp/loveit/












