【ライブレポート】ILLIT初のファンコンを完走！「魔法のような幸せな時間をありがとうございました」

ILLITが、9月3日・4日の2日間、大阪・大阪城ホールにて初のファンコンサート『2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN』（以下、『GLITTER DAY』）を開催。8月の神奈川・ぴあアリーナMM公演に続き、大阪でも2公演ともに一般指定席が売り切れとなり、人気の高さを証明した。

■「時よ止まれ」の作詞を務めた紫今がサプライズ登場！

9月1日の日本デビュー直後のファンコンサートだけに、会場の熱気は高い。「Billyeoon Goyangi (Do the Dance)」「Tick-Tack」でILLITが登場し、「ILLITとGLLIT（ファンダム名）だけで過ごす『GLITTER DAY』にようこそ！」と挨拶すると、会場いっぱいのGLLITもエネルギー溢れる歓声で応えた。

公演のハイライトとなったのは、日本1stシングル「時よ止まれ」表題曲のパフォーマンス。先んじて神奈川公演では、同作収録曲「Topping」の制作に参加した乃紫が会場に駆けつけコラボステージを披露したが、大阪公演では「時よ止まれ」の作詞を務めた新世代クリエイターの紫今がサプライズで登場し、コラボステージで会場を沸かせた。

制作過程についてのトークで、ILLITは「私たちのJapan 1st Singleを待っているGLLITを思いながら一生懸命準備したので、ぜひ楽しんで聴いてほしいです」とコメント。さらに、紫今は海外でもバイラルヒットを記録した「魔性の女A」をスペシャル披露し、大阪公演ならではのプレゼントを贈った。

■あいみょんや西野カナを歌うJ-POPカバーステージも！

メンバーたちの関西弁を活用したトークも、大阪公演ならではのポイントだ。観客から関西弁を直接学び、メンバーたちが練習する場面も。さらに、世界的大ヒットを記録したデビュー曲「Magnetic」のイントロで、関西弁の掛け声を交えてアレンジを加え、大きな反響を得た。

また、神奈川公演でも大きな反響を呼んだJ-POPカバーステージは、今回も大盛り上がり。9月3日はYUNAHが「君はロックを聴かない」（あいみょん）、 MOKAが「Darling」（西野カナ）、WONHEEが「♡桃色片想い♡」（松浦亜弥）、4日にはMINJUが「GLAMOROUS SKY」（中島美嘉）、IROHAが「DANCE WITH ME NOW!」（E-girls）をトークコーナーの中で披露し、メンバーそれぞれの個性を輝かせた。

「Lucky Girl Syndrome」ではアリーナの後方から登場し、ファンとハイタッチをしたり一緒にハートを作ったりと、より近くでコミュニケーション。他にも、かわいさいっぱいのTWICE「What is Love? 」のカバー、神奈川公演で初パフォーマンス披露し爆発的な反響を集めた「oops!」、高難度のパフォーマンスが目を引く「jellyous」など、多様なパフォーマンスを展開した。

■「ドームなどの大きなステージでもコンサートができたらうれしい」（ILLIT）

アンコールでは、「時よ止まれ」をILLIT単独で再度披露。デビュー曲「Magnetic」の手の振り付けを応用して時計の秒針を表すポイントダンスが印象的だ。続いて、甘い推し活ソング「Almond Chocolate」をGLLITへの愛たっぷりに歌い上げる。「I’ll Like you」では、ILLITとGLLITでパートを分けて歌い、一体となって楽しみ、全15曲を通して特別な思い出を作った。

最後にILLITは「初めての大阪での単独公演、魔法のような幸せな時間を一緒に作ってくれてありがとうございました」と感謝。そして「これからもいろいろな地域を巡ってより多くのGLLITにお会いしたいですし、いつかドームなどの大きなステージでもコンサートができたらうれしいです。これからもGLLITが幸せになれるステージをお見せします」と熱い想いを語った。

涙を浮かべるメンバーと寄り添い合うなど、溢れる想いをメンバー同士共有し合いながら、最後の挨拶で幕を閉じた。