10月4日からテレビ大阪他にて放送されるドラマ『ふたりエスケープ』の記者会見が行われ、W主演を務める乃木坂46の岩本蓮加と冨里奈央が出席した。
■無職の「先輩」と漫画家の「後輩」のふたりが繰り広げる現実逃避コメディ
田口囁一『ふたりエスケープ』(一迅社刊)を原作とする『ふたりエスケープ』は、かわいいが取り柄の無職の「先輩」と、〆切に追われる漫画家の「後輩」のふたりが繰り広げる現実逃避コメディ。
無職でゲーム好き、「現実逃避のプロ」として追い詰められた後輩に様々なアドバイス(誘惑)をする先輩役を岩本蓮加、日々原稿に追われている漫画家で、先輩に現実逃避をお願いする後輩役を冨里奈央が演じる。
今回先輩役を演じた岩本蓮加は、「“先輩”は無職でかわいいだけが取り柄で、漫画家として頑張っている後輩のお家に住まわせてもらいながら、後輩が辛いときや逃げたいと思う時に手を差し伸べて現実逃避に連れていってあげる。観ている方にも癒しをお届けできるような作品」とコメント。
出演が決まった際は「演技の仕事はやはり難しいなと思うことが多かった。でも、いちばんに思い浮かんだのは、自分を応援してくださっているファンの皆さんが、こうしてまた喜べるひとひとつの作品になるかなと。それがすごくうれしかった」と振り返る。さらに、今回はひとりではなくメンバーであり後輩でもある冨里との共演ということで、作品を読めば読むほど撮影が楽しみになっていったという岩本。
自身と役柄について「本当に自分とそっくりすぎて。演技ですが、ほぼ素でしていたような感覚。似てないところを探すほうが難しい。しいて言うならば“無職”ではなくて、運転ができないところくらい」とコメント。しかし、役のビジュアルについては“いつもとは違った服装や前髪がない”など、この作品でしか見られない姿だとアピールした。
日々原稿に追われる“限界漫画家”を演じた冨里奈央は、今回が地上波ドラマ初出演&初主演。
出演が決まった際は「演技のお仕事をこれまであまりしたことがなかったので、すごく不安だった。私にできるのかなと思ったりもしたけれど、同じ乃木坂46で、実際にも“先輩”である(岩本)蓮加さんと、一緒に主演を務めさせていただくということを聞いて、もうすごくうれしくて。不安だった気持ちも楽しみに変わった。後輩がちょっとボケたら、先輩がすかさずツッコミを入れて、そんなこともお構いなしに後輩は話を続けたり…そういうほのぼのした楽しいお話だなと思ったので、演じることが楽しみになりました」と笑顔。
初演技に悩むことも多かったが、ドラマが始まる前には岩本が冨里を誘い食事で行ったという。初ドラマへの不安なども相談したところ親身になって聞いてくれたという岩本に対して、会見では「本当に大好きです」と告白する場面も。
今回の役柄については、実年齢が離れていたり職業の違いはありつつも「作品の後輩が漫画の締め切りがギリギリになるように、私も高校生のとき、課題や夏休みの宿題を前日に一気にやったり…ライブの振り覚えなども追われて、追い込むタイプ」と共通点も多かったよう。
今回のドラマのテーマでもある“現実逃避”がしたくなる瞬間について岩本は「いろいろなジャンルのお仕事をさせていただく機会があるので、今向き合っているお仕事が“大変だな”と思っても、別の現場に行った時に束の間の休憩になったり。いろいろな経験をさせていただけることが、私にとっては現実逃避というか息抜きになったりする瞬間がある」、冨里は「ドラマ期間もそうでしたが、忙しいなと思っても蓮加さんとたくさんお話ししたり、メンバーのみんなと話したりすると、少しズーンと落ち込んでも、頑張れるなと思えるので、すごくみんな大切な存在だし、私も息抜きになっているのかな」と語る。
そんな“大切な存在”のグループのメンバーや同期からの「おめでとう」に力をもらいつつも、冨里にとっていちばん支えになったのは今回一緒だった岩本だという。この日も「記者会見もすごく緊張していましたが、蓮加さんが“大丈夫だよ、奈央なら出来るよ”とずっと隣にいてくださって。本当に蓮加さんの存在にすごく助けられた」と隣の岩本に満面の笑みで感謝を述べた。
当の岩本も「奈央がちゃんと甘えてきてくれる子だから、どうしてもかわいがりたくなってしまう。ちゃんと甘えてくれる後輩でいてくれるから、私を先輩でいさせてくれていて、そういう奈央の後輩能力の高さに私は救われた」と相思相愛のコメント。
撮影を振り返って印象的なエピソードを聞かれ、岩本が見どころとしてあげたのが“アドリブシーン”。「私たちもどこまで使われているかわからないけれど、これ使われても大丈夫? みたいなのがたくさんあって。アドリブは全部素で、純粋に笑ってしまったり…」と話す。そんな素の2人の表情にも注目だ。
最後に冨里は「私は演技のお仕事がこれまで少なかったので、すごく不安を抱えていましたが、蓮加さんや現場のスタッフの皆さんが本当に温かくて楽しい撮影だったので、その空気感を映像に乗せて皆さんにお届けできたらいいなと思います」、岩本は「今回の作品は現実逃避がテーマなので、日常やお仕事など大変なことを経験している方が見たらすごく癒されると思いますし、私たちのアドリブなどで素の部分や新しい一面がまた見つけられるかなと思うので、そういうところにも注目して見ていただけたらいいなと思います」とコメントした。
(C)田口囁一・一迅社/「ふたりエスケープ」製作委員会
■番組情報
テレビ大阪『ふたりエスケープ』
2025年10月4日スタート
テレビ大阪:毎週土曜24:55~
TVQ九州放送:毎週土曜25:00~
テレビ愛知:毎週土曜26:15~
2025年10月5日スタート
テレビせとうち:毎週日曜深夜24:50~
2025年10月9日スタート
テレビ北海道:毎週木曜25:30~
配信:Leminoプレミアム にて独占配信(テレビ大阪放送後に配信開始)
広告付き無料配信サービス「TVer」にて見逃し配信
主演:岩本蓮加(乃木坂46)・冨里奈央(乃木坂46)
原作:田口囁一『ふたりエスケープ』(一迅社刊)
監督:東かほり(映画「とりつくしま」)
脚本:川田真理、東かほり
音楽:田口囁一
オープニング主題歌:清野研太朗「ふたりでひとつ」(ATATAKA TOKYO)
企画:村田亮(アンリコ)
チーフプロデューサー:山本博紀(テレビ大阪)
プロデューサー:堀尾星矢(UNITED PRODUCTIONS)、佐々木美優(テレビ大阪)
制作:テレビ大阪 / UNITED PRODUCTIONS
製作著作:「ふたりエスケープ」製作委員会
■関連リンク
『ふたりエスケープ』番組サイト
https://www.tv-osaka.co.jp/futari-escape/
乃木坂46 OFFICIAL SITE
https://www.nogizaka46.com


