Crystal KayとChe’Nelleが、10月25日に東京・国立競技場にて行われた『リポビタンDチャレンジカップ2025』ラグビー日本代表 vs オーストラリア代表戦において、それぞれ試合前の国歌独唱を務めた。
■「めちゃくちゃ気持ちよかった」(Crystal Kay)「夢のような感覚」(Che’Nelle)
国内外から注目を集め、今期のラグビー日本代表チームの国内最終戦という重要な一戦において、両国をそれぞれ象徴するトップアーティストによる華麗なる共演が実現した。
選手入場、そして日本ラグビーフットボール協会名誉総裁の彬子女王殿下からの激励のあと、それぞれの国の代表ユニフォームに身を包んだCrystal Kay、Che’Nelleの両者が並んでピッチに入場。選手におじぎをしたあと、まずはオーストラリア国歌をChe’Nelle、続いて日本国歌をCrystal Kayが歌い上げ、両者ともに圧巻の歌声で会場を魅了した。
国歌独唱後、Che’Nelleは「本当に素晴らしくて、まるで夢のような感覚でした。Crystal Kayと手を取り合って、お互いの国を応援しながら、一緒に挑戦できたのは本当にうれしかったです。それは間違いなく、最も忘れられない経験のひとつとなりました。スタジアム全体が一体となっていると感じました。本当に光栄に感じています。そして、両チームが素晴らしい試合をすることを願っています」とコメント。
Crystal Kayは「めちゃくちゃ気持ちよかったです。今までは音源だけで(国歌斉唱を)されていたみたいで、初めて歌手を呼んだということで、すごく光栄に思いますし、しかも、日本の国歌が私で、オーストラリアの国歌が友達でもあるChe’Nelleで、一緒にみんなでいい空気作って温かい場所を選手と、観に来てくれたファンの方々に作ろうという想いが倍増して、すごく楽しめました!」とコメントした。
■【画像】ピッチに立つCrystal KayとChe’Nelle
■「リスペクト」「多様性」「チームスピリット」を音楽で体現
今回の国歌独唱には、単なる演出を超えた象徴性があった。Crystal Kayは日本育ちのアーティストでありながら多様なルーツを持ち、Che’Nelleはマレーシア系オーストラリア人として日本を拠点に活動している。ラグビーが象徴する“多国籍・多文化のチームワーク”と重なり合い、ふたりの背景が自然に重なり合う構図となった。それぞれの国を代表して歌う姿は、試合のテーマである「リスペクト」「多様性」「チームスピリット」を音楽で体現したかのようだった。
国家という枠を越えて響いたそのハーモニーは、スポーツの持つ包容力と、音楽の無限の共感力を観客に思い起こさせた。プライベートでも交流のあるふたりは国歌独唱後、共に試合を観戦。試合は15対19でオーストラリアが勝利した。
なお、ラグビー日本代表は、2027年にオーストラリアで開催されるラグビーワールドカップに出場。2025年12月にはワールドカップのプール組分け抽選会が行われ、そのプール分けと国際評価に大きな影響を与える今秋シーズンの成績には、大きな期待と注目が寄せられている。
■【画像】『リポビタンDチャレンジカップ2025』キービジュアル
■関連リンク
日本ラグビー協会(JRFU)公式 ラグビー日本代表応援サイト
https://www.rugby-japan.jp/braveblossoms
JRFU 公式サイト
https://www.rugby-japan.jp/
Crystal Kay OFFICIAL SITE
https://www.universal-music.co.jp/crystal-kay/
Che’Nelle OFFICIAL SITE
https://avexnet.jp/contents/CHENL-OFCL-0001





