EXILEが12月17・18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナでファンクラブイベント『FANCLUB presents EXILE SPECIAL LIVE “EX FAMILY PARTY”』を開催。
EXILEからはATSUSHI、AKIRA、TAKAHIRO、NESMITH、SHOKICHI、NAOTO、小林直己、橘ケンチ、TETSUYA、世界、佐藤大樹の11名が参加し、ライブパフォーマンスはもちろん、トークコーナーやサプライズ企画など、ファンクラブイベントならではのスペシャルな内容で届けた。本稿では12月17日の模様をレポートする。
■ファンクラブイベントならではのスペシャルな内容
1曲目「Get-go!」のイントロが流れるなか、スポットライトに照らされたメンバーがアリーナ後方から現れた。それぞれのペースで客席のなかを進みながら、メンバー全員が笑顔でファンとハイタッチ。ファンのを信頼しているからこその愛ある演出に、会場は歌声がかき消されるほどの歓声に包まれた。
EXILE THE SECONDのパートでは、メンバーの着替えにカメラが密着。全貌は明らかにされないが、見覚えのあるアイテムが映り込むたびに客席は早くも爆笑だ。
準備完了でステージに現れたのは、サンタクロースに扮したJAZZおじさん(SHOKICHI)、赤鼻のTETSUYAトナカイ(TETSUYA)、巨大アフロのエディ・ネスミス(NESMITH)、ジャージに王冠のケンチマン(橘ケンチ)、そしてブロンドに毛皮のAKIRA店長(AKIRA)。EXILE THE SECONDならではのユーモアと全力のエンタメ感満載で「SUPER FLY」と「HERE WE GO」の2曲を披露した。
その後登場したATSUSHIとTAKAHIROがバンドメンバーとともにセンターステージへと移動すると、ここからは名曲揃いのEXILEのウインターソングから「LAST CHRISTMAS」「HOLY NIGHT」「あなたへ」「Heavenly White」「I Believe」の5曲を歌唱。
繊細な楽器の音色とふたりが丁寧に織りなす極上のハーモニーによって、愛した人を想う切なさも、若過ぎたあの冬の日の恋も、よりドラマチックに響いてくる。この季節ならではの特別感に加え、通常のツアーではなく、FCイベントだからこそできたコアな選曲に納得のバラードコーナーだった。
しっとりと歌い上げたふたりが叫んだ次なるコーナーのタイトルは、「復活!EXILE魂」。
メンバー全員がステージに集合し、MCを務める佐藤大樹が「ここからは伝説のバラエティ番組『EXILE魂』を彷彿とさせる熱い企画で、メンバー、そしてこの会場にお集まりの皆さんの魂を試したいと思います!」と宣言して企画コーナーがスタートした。メンバーそれぞれのEXILE魂ならぬ芸人魂まで垣間見れた企画コーナーとなっていた。
本編ラストの「Ki・mi・ni・mu・chu」と「銀河鉄道999」はメンバーが再びアリーナの通路をハイタッチしながら移動したり、外周のステージでパフォーマンスしたりと、最後の最後までファンサービスが止まらない。
そしてアンコールの「24karatsメドレー」では、DOBERMAN INCの4人がゲストとして登場。本編のゴージャスかつポップなパーティー感から一転し、大量の炎が吹き上がる中、扇動的なマイクパフォーマンスや前のめりなラップをぶちかましていく。
最後のMCでは、まず「こんなに長く活動ができているのは、綺麗事ではなく、皆さんの支えがあってこそ。悩むことも苦しいこともたくさんあると思うけど、これからも日々精進し、皆さんと夢を目指し、人生を共にできたら」とTAKAHIROが感謝と決意を伝えた。
ATSUSHIは「コロナ禍という大変な時代を乗り越え、EXILEも活動を始め、一度は退会された方も戻ってきてくださった」「今こういうステージに立てることも当たり前じゃない。あと何回皆さんの笑顔と一緒に素敵な時間を過ごせるだろうなと改めて思った」と声を震わせる。
最後はATSUSHIが笑顔で「皆さんの元気、パワー、心の太陽が何度も何度も登り続けること。それをEXILEが後押しできるように」と言葉を続け、11人の全身全霊が注がれた『Rising Sun』でイベントは大団円を迎えた。
EXILEは12月27・28日に現在開催中のドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2025 “THE REASON”』のファイナル公演を開催する。
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