磯村勇斗とAぇ! group・末澤誠也が主演を務める映画『mentor』のスペシャルトークステージが『第1回しずおか映画祭』で開催。この公式レポートが到着した。
■絶妙な距離感が必要な難役を演じた磯村と末澤が撮影の思い出を振り返る
『ヤクザと家族 The Family』『PLAN 75』など幅広いジャンルで存在感を放ち、2023年『月』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど鮮烈な演技を重ねる実力派俳優・磯村勇斗と、「Aぇ! group」のメンバーで、歌・バラエティ・舞台と多方面で活躍しながら今回が個人として初の映画主演となる末澤誠也が W主演を務める、映画『mentor』(メンター)が10月16日に公開される。
本作は、過去に囚われたまま大人になった2人の青年と、彼らの運命を静かに、しかし確実に狂わせていく“メンター”の存在を描く、新感覚エンターテインメント。物語の鍵を握る重要な“メンター”役を、火傷の特殊メイクに3時間かけて臨んだ綾野剛が怪演する注目作だ。
5月23日~24日に静岡市で開催中の『第1回しずおか映画祭』。本作の主演の1人・磯村勇斗が「映画を身近に感じてほしい」という熱い願いから自ら企画・プロデュースを手掛けた本映画祭で、映画『mentor』スペシャルトークステージが開催。磯村の地元であり、本作の多くの撮影が行われた聖地である静岡での思い出エピソードなどをたっぷり語った。
映画ファンから地元・静岡の人々まで多くの観客が会場に詰めかけ、会場が熱気に包まれる中、磯村が登壇。本作の撮影の多くが静岡で行われたという深い縁に触れ、磯村は「自分の地元の沼津市でもたくさん撮影が行われました。皆さんも知っていると思うところがあると思います!」と地元の観客へ向けてアピール。そんな静岡への思いを話すと、ここで、スペシャルゲストとして、磯村とともに本作のW主演を務める末澤誠也(Aぇ! group)がサプライズ登場!突然の登壇に、会場は割れんばかりの大歓声に包まれ、興奮は一気に最高潮へ!
磯村が温かく迎える中、末澤は「出るまでめっちゃ緊張しました!映画祭の初日の最後が僕でいいんですか?」と恐縮しきりだったが、会場の熱烈な歓迎ぶりに笑顔で手を振っていた。末澤は映画祭の代表として立った磯村を見て、「撮影でご一緒していた雰囲気とは違いますね。かっこいいな。髪型とか(笑)」とボケると、磯村は「もっとあるだろ!」とツッコみ、二人の仲の良い距離感に会場からは笑い声が上がった。
少年時代の無邪気な花火遊びがアパート全焼という悲劇を引き起こし、過去のトラウマに囚われたまま大人になった幼馴染役を演じている磯村と末澤。磯村が演じるのは、その罪の意識に蓋をしたまま、“普通”に生きようとしている龍之介。一方末澤は、あの日から時間が止まったままの拓海を演じる。同じ過去と痛みを共有しながらも対照的な道を歩んできた二人の人生が、“メンター”の存在によって再び交わり始める。
本作が初共演だったが、絶妙な距離感が必要な難役に挑んだ二人。共演してみての印象を問われると、末澤は「もちろん存じあげていましたし、初対面の時に気さくに話しかけてくれたので、距離が近くなれそうだなと感じていました。」と振り返り、磯村は「お互い最初は読み合っていましたね。似ている空気は感じていたけど、どこまで深く掘っていけるのかというのは探り合っていましたね。」とコメント。MCより似ている空気について聞かれると、磯村は「絶対にふざけるキャラだと思った末澤さんは、子供っぽいところはありそうだなと思っていました」と話し、末澤も「撮影が進むにつれてふざけていましたね。2人のシーンは特に。色んな話ができました」と、いい空気感での撮影が幼馴染という関係性に大きく影響したと明かした。
そんな磯村と末澤が演じる龍之介と拓海に大きく影響を与える、重要な”メンター”・埜本(のもと)役を務めるのが、綾野剛。二人が起こした火災で妻子を失い、自身も全身に火傷を負った被害者でありながら、15年後になぜか“優しすぎる存在”として二人の前に現れるという、不気味さを宿したキャラクターだ。
約3時間の特殊メイクで作り上げられたビジュアルでも話題を集めている綾野と初共演となる末澤は「綾野さんとご一緒させていただけるんだという気持ちが大きかったです。緊張していたら「緊張しなくていいからね!」と声を掛けてくれました。撮影の合間は筋トレの仕方を教えてもらいました。綾野さんは監督がOK出しても「別パターンもトライしたい」と、とてもストイックでした。すごく勉強させてもらいました」と現場で受けた刺激を告白。
また、これまでに5作品の共演を果たしている磯村は、「僕は兄貴と呼んでいるのですが、久々の共演でメンターって!と思いました。綾野さんは普段から役者界のメンター的存在なので違和感がなかったです。嬉しかったですね」と語った。
■末澤は巨大に見える富士山に「凄く近くて驚きました!」と静岡での撮影の思い出を語る
再び静岡での撮影についての思い出を聞かれると、磯村は「沼津、静岡で自分の知っている街で撮影をして、末澤さん、綾野さんと通学路を3人で歩いていて、ふと「そんなことある?」と思いました。自分の思い出の場所で撮れてよかった」と、思い出の地での撮影を感慨深そうに話した。
末澤はクランクインの時の地元の方との会話が印象的だったようで、「富士山が凄く近くて驚きました!ぼーっと見ていたら「そんな珍しいこと?」と言われましたが、僕は感動しました」と話すと、磯村は「静岡県に住んでいる人は富士山では驚かないですもんね!」と返し、会場の大半を占める地元の方々は大きくうなずいていた。
最後に末澤は「自分が吉田恵輔監督(「吉」の正式表記は「つちよし」)の作品に参加できるなんて、緊張と嬉しさがありました。撮影が進む中で日々、先輩方の背中を見て勉強しました。完成した映画を観たのですが、不思議な映画に仕上がっていると思うので、是非興味をもって欲しいです!」と自信をのぞかせていた。
磯村も「この静岡の地で、とんでもないエンターテインメント作品が生まれたと僕は思ったので、静岡で撮られた映画は何?と聞かれたら『mentor』と思い切り言える、そんな映画だと思いますので、公開までまだ時間がありますが頭の片隅に『mentor』を残していただけたらと思います!」と力強いメッセージを贈り、本作初となるイベントは盛大に幕を閉じた。
■映画『mentor』あらすじ
龍之介と拓海、二人の少年の無邪気な花火遊びがアパートを全焼させた。火災で妻子を失い、自身も全身に火傷を負った住人・埜本(のもと)。 それから、15年。罪の意識に蓋をしたまま、“普通”に生きようとしている龍之介(磯村勇斗)。一方、あの日から時間が止まったままの拓海(末澤誠也)。そんな二人の前に、突然、埜本(綾野剛)が再び姿を現す。恨みをぶつけられるはずだった。しかし埜本は、なぜか優しい。優しすぎる。その優しさは、龍之介には拭えない違和感となり、拓海には救いの光のように見えてしまう。本来なら二度と交わらないはずの、いびつな再会。その出会いが、三人の人生を確実に動かし始める。
■映画情報
『mentor』
2026年10月16日公開
脚本・監督:吉田恵輔
出演: 磯村勇斗 末澤誠也 綾野剛
(C)2026「mentor」製作委員会
■【動画】『mentor』予告編
■関連リンク
映画『mentor』公式サイト
www.mentor-movie.jp
Aぇ! group OFFICIAL SITE
https://www.universal-music.co.jp/aegroup/
https://starto.jp/s/p/artist/157