レイニが、初のワンマンライブ『1st One Man Live “Summer of ‘26”』を7月25日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて開催した。
■熱気に包まれた会場「汗が目に入って歌うなんて初めて」
当日は、最高気温が36度を記録した真夏の渋谷の夜。開演時間を少し過ぎた頃、会場が暗転するとともにバンドメンバーがステージ準備をする。拍手と歓声のなか、準備が整った一瞬の静けさのあと、盛大なドラム音から幕を開けた。
その音とともに会場は煌びやかに照らされ颯爽とレイニがステージに登場。幕開け曲となったのは「Flower」。この日のためにつくられた振付もあいまって、横ノリのミディアムビートに、観客も皆、体を動かしながら、最高の時間が始まったことを、思い思いに感じている様子。曲終わりのかき回しのなかで「今日はよろしくお願いします!」と簡単な挨拶をすると、そのまま次の曲「ナイトサーカス」へ。こちらも「Flower」同様に初めて観る振付とともに楽曲を披露。ダンサブルな楽曲が続き、会場は開演早々ボルテージが上がり大歓声に包まれた。
2曲を終えると、ここで最初のMCへ。真夏の今日の夜を自分のライブに使ってくれたことに感謝をしつつ「自分は好きなのも性格的にも冬なんですけど、今日は夏男として楽しんでいきます」とジョークを飛ばしながら、手短にすませ「よろしくお願いします」と締めると、早速次の楽曲へ。
イントロのピアノ一音目から楽曲がわかる「ラストレター」。メジャーデビュー曲であり、ドラマ主題歌でもあったこの楽曲でレイニを知り、この会場へ足を運んだ方も多くいることだろう。ドラマで流れたそれとは違うバンドサウンドに仕上がったロック調アレンジも、老舗の会場と相性が抜群だ。
一転、ここからバラード曲が続く。いわゆるカラオケ音源では、3月にレイクタウンで行われたリリースイベントで披露されていたが、バンドを従えての披露は初となる「そばにいるよ」。優しく伸びやかなレイニの声と、柔らかくも強いバンドのサウンドが非常に心地よく、会場が聴き惚れ、酔いしれた。
続く「夜のカケラ」そして「無口な涙」は、いずれもメジャーデビューする前の彼の心の声が詰まっている楽曲。熱唱する姿に心が動く。ぐっと力が入ったそのあと、アコースティックギターを手に取り「アコガレ」を披露。ギターサウンドと切なげな歌声でしっとりと表現。このバラード4連続では、わかってはいたものの、レイニがもつ声の表情がいかに多いか、ということに改めて気がつかされた。
ここで再度MCに入り会場の熱気を心配しつつ「今回衣装が結構厚手なこともあって、本当に暑いです、汗が目に入って歌うなんて初めてです」と茶目っけを出し、会場も温かな笑いに包まれた。
MC後半では次に歌う楽曲「I’m in love」を会場のみんなと一緒に楽しめるような、一体となって踊れる振付を用意してきた、と話すレイニ。ゆっくりサビを口ずさみながら、一つひとつ手の動きを説明しつつ「ここ難しいよね、頑張って!」と、オーディエンスを鼓舞する優しさが光る。「みんなついてきてね、いくよー!」の掛け声とともに始まった「I’m in love」。夏にはぴったりのアップテンポのビートに乗せ歌い上げる。サビではレイニのMCでの教えどおり、会場が一体となって踊り、この日最高潮の盛り上がりを見せた。
■新曲配信&バースデーライブ開催を発表
続いては最新のシングル曲である「Girls’ Whispers(Reprise of orbit-3)」。今までのレイニの楽曲とは違い、いい意味で裏切られたクラブミュージック。ライブではもちろん初披露となる本楽曲も軽快にステップを踏み、踊り、歌い上げた。
印象的なギター音から始まる「Spiral feat. Yura」。レイニがひとりで歌い始めることで今回はソロver.での披露かと思わせたあと、BメロのパートからYuraがサプライズ登場。大きな拍手と歓声のなか、歌い慣れたふたりのハーモニーで会場を虜にした。
歌唱後にはレイニはYuraに対し「今日もこのためだけに本当にありがとう」と伝え、会場はまたも笑顔に包まれる。Yuraがステージを降りたあとは、ライブタイトル『Summer of ‘26』について語る。ブライアン・アダムスの「Summer of ‘69」という楽曲タイトルのオマージュであること、そして「時が経っても、今日足を運んでくれたみんなが2026年の夏には素敵なライブがあったということを思い出してほしい」という意味を込めた、と話した。
そして「Summer of ‘69」を、エレキギターを抱えながらカバー披露。留学経験のあるレイニならではの流暢な英語の発音で、大名曲をものにしていた。
「次が最後の曲です」と披露した、「アルストロメリア」。エレキギターを抱えながらの演奏は初めてで、曲のあらたな表情を見た。曲のラストでは会場のオーディエンスがシンガロングに加わり、素晴らしい終幕となった。
盛り上がりが止まないなか、アンコールのコールが始まり、ほどなくして登場したライブTシャツ姿のレイニは、この日のために作られたグッズをすべて身につけ、商品説明をしたあと、重要なお知らせがあるという。
ひとつ目は、日付が変わった瞬間7月26日に新曲「I’m Different」が配信&MVが公開されるということ。この日から販売となった新発売のTシャツに記載された“I’m Different”は、この発表に繋がっているという、ちょっとした遊び心を明かし、すでに購入した観客の皆は驚きを隠せない様子だった。
ふたつ目は、自身の誕生日となる8月24日に『レイニ Birthday Live 2026』を開催するということ。会場はTOKIO TOKYOで、ゲストには、レイニと共作で曲を手掛けたShow Chick Boyを招く。どういった内容になりそうかをほのめかし、会場を沸かせた。
MC後には、先ほど発表のあった新曲「I’m Different」を早速披露。周りのみんなとはどこか違って少し生きづらさを抱えていながらも、ちょっとしたことをきっかけに「むしろそれが武器になる、自分らしさだ」と前を向けるようになったという、メッセージソング。(後に公開となったMVの中でも見せている)軽やかなダンスとともに、また新しい姿を見せた。
ふたたびアコースティックギターを背負うレイニ。アンコール2曲目に選ばれたのはOriginal Love「接吻」のカバー。「自分の音楽活動のスタートはSNSに上げた弾き語りからで、多くの人に知ってもらえた。初心を忘れないということも含めて、来てくれたみんながきっと好きな曲をカバーします」と、甘く切ないボイスで、レイニ流の「接吻」を届けた。
最後のMCでは「自分には弱い部分がたくさんある、でもそれも自分なので、あえて繕わずそのままの姿を見てほしいというテーマで、今回のライブをバンドメンバーと一緒に作った。様々なマイナスの感情はあるけれど、自分が歌うことを通して、これからもみんなに寄り添える歌を届けていきたい」と伝え、そのメッセージがそのまま込められた「CALLING」を最後の曲として歌い、フィナーレとなった。
約80分の公演で、レイニは自分の成長を存分に見せつけたように感じた。曲のレパートリーはもちろん、自身の持つ表現の様々な引き出しが格段に増えている。進化と真価が同時に問われるデビュー2年目。素晴らしいステージングではあったが、あえて言うなら、レイニはまだまだこんなものではない。もっと大きなステージで彼を観たい。公演の満足感とともに、そんな期待を抱きつつ、これからもレイニを楽しみに見届けていきたい。
PHOTO BY Goku Noguchi
■セットリスト
01. Flower
02. ナイトサーカス
03. ラストレター
04. そばにいるよ
05. 夜のカケラ
06. 無口な涙
07. アコガレ
08. I’m in love
09. Girls’ Whispers (Reprise of orbit-3)
10. Spiral feat. Yura
11. Summer of ’69 ※ブライアン・アダムス曲カバー
12. アルストロメリア
アンコール
EN1. I’m Different
EN2. 接吻 ※Original Love曲カバー
EN3. CALLING
■【画像】ライブ写真
■【画像】レイニアーティスト写真
■リリース情報
2026.07.26 ON SALE
DIGITAL SINGLE「I’m Different」
https://Reini.lnk.to/ImDifferent
■関連リンク
レイニ OFFICIAL SITE
https://tristone.co.jp/actors/reini/






























