BTSが現地時間8月1・2日、米・イーストラザフォードのメットライフ・スタジアム(MetLife Stadium)で『BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’』の北米ツアー第2弾をスタートした。
■2日間で約15万7,000人を動員
7月19日、サッカーの祭典の決勝戦のハーフタイムショーで共同ヘッドライナーとして同スタジアムに足を運んでから2週間で、同じステージに再び立った。同会場での単独公演は、2019年5月に開催された『BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF’』以来約7年2ヵ月ぶりとなる。
今回の公演は早期に全公演ソールドアウトし、2日間で約15万7,000人を動員した。2週間前、世界中から集まったサッカーファンの歓声が鳴り響いていたメットライフ・スタジアムが、今回はBTSのオフィシャルライトスティックの波で彩られた。
会場周辺は、家族連れの観客から長年の友人と一緒に来た人々まで、様々な世代と国籍の観客でにぎわっていた。さらに、韓服を再解釈したり、5thアルバム『ARIRANG』のキーカラーである赤色を活かした衣装や、メンバーのステージ衣装をオマージュしたファッションなど、個性豊かな装いの人々が現地の雰囲気をさらに盛り上げた。
幕が上がると巨大な歓声が沸き起こり、地軸を揺るがすという言葉が実感できる瞬間が訪れた。観客は公演中ずっと韓国語の歌詞に合わせて歌い、BTSと呼吸を合わせた。
特に『ARIRANG』収録曲「Aliens」のイントロが流れ出すと歓声がいっそう高まり、タイトル曲「SWIM」での合唱は震えるような感動をもたらした。メンバーは熱い雰囲気を存分に楽しむかのように、マイクを客席に向けながら観客と一体となった。今回のワールドツアーの象徴的なシーンである韓国民謡「アリラン」の大合唱も続いた。
公演の終わりには、観客たちが花の形をしたプラカードを一斉に掲げるサプライズイベントが行われた。メンバーはスタジアムに花が満開になっている美しい光景を見て笑顔を浮かべた。
BTSは「北米ツアー第二弾の良いスタートが切れた。今回の公演でもらった力で残りのツアーも一生懸命に取り組めそうだ。常に僕たちに大きな幸せを与えてくださるみなさんのために、良い姿をお見せできるよう努力する。みなさんの愛を決して当然のこととは思わない。いつも感謝し、愛している」と語った。
最後を飾る楽曲「Into the Sun」では、大規模な花火が夜空を華やかに彩った。色とりどりの花火と観客の歓声が融合し、長い余韻を残した。
また、約30の韓国とアメリカの主要メディアがコンサートに参加し、熱い取材競争を繰り広げた。
米国の音楽専門メディア『Billboard』は「BTSは2週間前に開催された初のFIFAワールドカップ決勝戦ハーフタイムショーに登場し、彼らがなぜ世界最大のステージに立つ資格があるのかを証明した。今回は約2時間30分にわたる公演を通じて、自分たちの真価を存分に発揮した」と伝えた。
さらに、最高のパフォーマンスシーン15選を選び、コンサートに焦点を当てた。また、アメリカのヒップホップの伝説ナズ(Nas)が公演会場を訪れ、注目を集めた。彼の長年のファンであるRMはステージ上で「10代の頃の憧れの人の前でパフォーマンスできるのは本当に良い気持ちだ」と感想を述べた。
公演と連動して『BTS THE CITY ARIRANG – NEW YORK』も行われ、ニューヨークの代表的な名所の至るところが、BTSの音楽と物語で彩られた。ロックフェラーセンターの有名な展望台「トップ・オブ・ザ・ロック(Top of the Rock)」は、主要なスポットを『ARIRANG』のロゴでラッピングし、BTSの曲が繰り返し流された。また、店内のレストランではBTSにちなんだ特選メニューを提供した。
1日約75万人が行き交う世界最大規模の駅であり、ニューヨークのランドマークでもあるグランド・セントラル・ターミナル(Grand Central Terminal)には、TシャツDIYスペースが設けられた。公演を観るためにニューヨークを訪れた観客はもちろん、ターミナルを行き来する市民まで自然に体験に参加し、会場は1日中活気に満ちていた。
BTSはイースト・ラザフォードを起点に北米ツアーの第2幕を開いた。次回の公演は8月5・6日に、米国フォックスボロのジレット・スタジアム(Gillette Stadium)で開催される。韓国アーティストが、ジレット・スタジアムで単独公演を行うのはこれが初となる。
■【画像】メットライフ・スタジアム公演の様子
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