LDH JAPANの若手グループやアーティストが中心となり、東京・SGCホール有明にて11日間連続で開催されるライブイベント『LDH DREAM PARK 2026 ~RISE OF THE CHALLENGERS~ presented by LDH PERFECT YEAR 2026』。
後半戦となる8月5・6日にはFANTASTICSのボーカル・八木勇征と中島颯太によるスペシャルライブ『FANTASTICS VOCALIST LIVE 2026 “山羊と犬”』が開催された。
自由気ままな“山羊”と、まっすぐ寄り添う“犬”というコンセプトを掲げ、対照的な個性を持つ八木と中島が、それぞれの魅力を持ち寄りながら、バンドの生演奏とともに特別なステージを届けた。本稿では初日公演の模様をレポートする。
■ふたりならではの繊細なハーモニーで観客を魅了
ライブはバンド演奏からスタート。ステージの中央に設置された扉からふたりが登場すると、「SUPER DUPER DISCO」で華やかに幕を開け、会場のボルテージを一気に引き上げた。息の合ったパフォーマンスと軽快なサウンドで観客を『山羊と犬』の世界へと誘い、序盤から高揚感あふれる空間を作っていく。
MCでは、八木が「LDHアーティストが連続でライブをやるなかで、こうして自分たちが2日間ライブをさせていただけることが本当にうれしいです」と本公演への喜びを語り、「ここにいる皆さんと最高の夏の思い出を作りに来たので、よろしくお願いします!」と呼びかけた。
続いて中島は、ライブへ多くの申し込みがあったことに感謝を伝えると、「絶対に楽しい思い出を作って帰りましょうね」と笑顔で呼びかけ、会場は温かな拍手と歓声に包まれた。
ライブ中盤では、ふたりがかねてよりカバーしたいと願っていたという事務所の先輩、GENERATIONSの「片想い」を披露。憧れ続けてきた名曲へのリスペクトを込めながら、ふたりならではの繊細なハーモニーで観客を魅了した。
さらに、ふたりがFANTASTICSのボーカルに選ばれるきっかけとなった『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~』で歌唱した思い出の楽曲も披露。中島はEXILEの「Everlasting Song」を、八木はHYの「366日」を情感豊かに歌い上げ、それぞれの原点ともいえる楽曲にひときわ深い思いを込めて届けた。
■LDH PERFECT YEARらしい特別なステージも
また、LDH PERFECT YEARらしい特別なステージも展開された。初日『Girls EXPO』でのLDH所属ガールズグループによる多彩なパフォーマンスや、3日に行われたTHE RAMPAGE RIKUのソロライブでのFlower「太陽と向日葵」の披露に続き、本公演では八木がFlowerの「さよなら、アリス」を、中島がHappinessの「We Can Fly」をそれぞれソロでカバー。
グループでの活動とは異なる個々の表現力を発揮するとともに、LDHの歴史を彩ってきた楽曲を次世代が繋いでいく『LDH DREAM PARK 2026』ならではのひと幕となった。
続くトークコーナーでは、FANTASTICSとして初となる海外単独ライブ『FANTASTICS LIVE 2026 in TAIPEI “放大絶”』の開催決定をサプライズ発表。大きな喜びに包まれるなか、過去に台北でソロファンミーティングを開催した経験を持つ八木は、現地での熱狂を「歓声もすごいし、大きなリアクションを返してくださるので盛り上がりがすごいんですよ」と振り返る。中島も初となる台北公演への意気込みを語りながら、八木との軽快なやり取りで会場を沸かせた。
■「今日は本当に最高でした。“山羊と犬”でツアーができたらうれしいです!」(中島颯太)
後半には、映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』の主題歌「Candy Blaze」をアコースティックバージョンで披露。普段とはひと味違うアレンジのなか、バンドとの息の合ったセッションが繰り広げられ、ふたりのボーカルの魅力がよりいっそう際立つステージとなった。
熱気が高まるなか、続いては、八木がソロデビュー曲「GAME CHANGER」を披露し、力強い歌声と存在感で観客を楽曲の世界へと引き込んだ。八木の熱量あふれるステージのあと、登場した中島は「『GAME CHANGER』が最高すぎて、『山羊と犬』の“犬”側はどうしたらいいんだろうと考えた結果、この日のために曲を作りました! 今回特別に披露したいと思います!」と『山羊と犬』のために用意した楽曲の存在を明かし、ひときわ大きな歓声が沸き起こった。
そしてバンドメンバーとともにリズムを刻み始め、ドラム、ベース、ギター、キーボードの音色が重なり合うなかで弾むように楽曲が形作られていく。会場の期待が膨らむなか、スタートしたのは、中島自ら作詞作曲を手掛けた楽曲「MUSIC LOVER」。初披露にもかかわらず、手拍子が自然と生まれ、一体感に包まれた空間で、楽曲に込めたまっすぐな思いを歌声に乗せ、中島らしい自由な音楽表現を存分に届けた。
最後は、「今日は本当に最高でした。“山羊と犬”でツアーができたらうれしいです!」と中島が今後への期待を語ると、八木も「颯太が言ったように、ツアーができたら最高じゃないですか!? みんなでツアー回ろうぜ! 今日は本当に幸せでした」と充実感あふれる表情で語り、観客と未来への想いを分かち合った。ふたりの言葉にファンも大きな歓声と拍手で応え、大きな盛り上がりを見せたステージは、温かな余韻を残しながら幕を閉じた。
11月には神戸にて追加公演の開催も決定している『FANTASTICS VOCALIST LIVE 2026 “山羊と犬”』。それぞれの個性を磨きながら、ボーカリストとしてさらなる進化を続ける八木勇征と中島颯太。そしてグループとして国内外へ活動の幅を広げるFANTASTICSが今後どのような景色を届けていくのか注目だ。
■【画像】イベントの様子
■【画像】スペシャルライブを行った八木勇征と中島颯太
■関連リンク
FANTASTICS OFFICIAL SITE
https://m.tribe-m.jp/Artist/index/168



