Suchmosが、韓国最大級の歴史と規模を誇る野外音楽フェス『釜山国際ロックフェスティバル(Busan International Rock Festival)』に出演。10月3日にセカンドステージである「GREEN STAGE」のヘッドライナーとして登場し、全10曲の圧巻のステージを披露した。
■「あなたたちのために、そして自分たちのために、心から楽しみます」
Suchmosの登場を待ちわびる観客の熱気が高まるなか、ライブは「MINT」からスタート。YONCEの「レッツゴー釜山!」という掛け声を合図に、バンドが鳴らすグルーヴが会場いっぱいに広がり、オーディエンスが一気にSuchmosの世界へと引き込まれる。
1曲目の「MINT」に続いてYONCEが「Come on, DJ」と叫ぶと、「YMM」へ。序盤からバンドならではのタイトかつ自由なアンサンブルで観客を魅了し、GREEN STAGEを埋め尽くした熱気はさらに上昇していく。
熱気が高まるなか、リリースされたばかりの新曲「Smile」を披露。バンドの現在地を示すフレッシュなサウンドで巨大な野外会場を包み込んだ。
ライブ中盤には、YONCEが韓国語で観客へメッセージ。「日本から来ました、Suchmosです。再びこの国のステージに立つことができて、とてもうれしいです。この時間だけは、あなたたちのために、そして自分たちのために、心から楽しみます」
韓国のファンへの思いを自らの言葉で伝えると、会場からはひときわ大きな歓声が上がった。
■「STAY TUNE」では会場を包み込むような大合唱へ
そのまま「A.G.I.T.」へ突入すると、心地よいビートに呼応するように観客が身体を揺らし、ステージと観客がひとつになっていく。
そして「STAY TUNE」のイントロが鳴り響いた瞬間、この日最大級の歓声が沸き起こる。楽曲が進むにつれて観客の歌声も大きくなり、やがて会場を包み込むような大合唱へ。国境を越えて愛され続ける楽曲の強さと、Suchmosを待ち続けてきた韓国ファンの熱量を感じさせる光景となった。
ライブもいよいよ終盤へ。「カムサハムニダ! Busan, see you next time!」と再会を約束するように観客へ呼びかけ、最後に「VOLT-AGE」を披露。GREEN STAGEのトリを飾るにふさわしいスケール感溢れるパフォーマンスで、この日のステージを締め括った。
全10曲のセットリストを終え、メンバーがステージをあとにしても会場の熱気は冷めることなく、観客からは熱烈なアンコールを求める声が巻き起こった。名残惜しそうにステージを見つめるファンの姿も多く見られるなか、Suchmosの釜山での一夜は幕を閉じた。
PHOTO BY Takayuki Okada
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