セルフプロデュースで活動する9人組ボーイズダンスボーカルグループ「UNiFY」の、東名阪ツアー『UNiFY ラブリーチャージ Tour 2026 ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ』のファイナル公演が、10月12日に東京・NEW PIER HALLで開催。
YouTubeでのMV再生数が自身初の100万回超えを達成した「ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ」をはじめ、ライブで人気の楽曲やユニット曲、さらに新曲「ポジティブシンギング」を含む全20曲をパフォーマンス。当日は全席ソールドアウトとなり、目標とする日本武道館にまた一歩近づいたライブとなった。
■3つのダンジョンをクリアして来た彼らが最後のダンジョンにラストダイブ
このツアーは、宝の地図を手に入れた彼らが、地図に記されたダンジョン(ライブ)を攻略しながら進んで行くという趣向。恵比寿、名古屋、難波と3つのダンジョンをクリアして来た彼らがこの日、最後のダンジョンにラストダイブするといったストーリームービーでライブがスタートした。
ランプを手にダンジョン内を彷徨うようなパフォーマンスで始まった1曲目「fall into…」では、ミステリアスなムードはそのままに、激しいダンスパフォーマンスで会場を圧倒。間髪入れずラップナンバー「beat up」を繰り出し、「リアコ」ではエモーショナルなボーカルパートから一転、ワイルドなラップパートに展開すると、挑発するようなパフォーマンスで会場を魅了した。
「ラブリーチャージする準備はできてますか? ファイナルぶち上がっていきましょう!」と声をかけ、自己紹介ソング「Let’s Enjoy Together UNiFY!」へと突入すると、観客はペンライトを振りながら合いの手を一緒に歌い、“ばっきゅん”などそれぞれの決め台詞に歓声を上げる。ファンキーなサウンドの「Reboot」での回転キックなど、アクションたっぷりのパフォーマンスでも楽しませた。
■個性がハジけるユニット曲も披露
個性がハジけるユニット曲も魅力たっぷり。まず雨宮大晟、石橋弘毅、宝、新美直己によるRap teamが「OVER BUFF!」を披露。エレクトリックなビートに乗せ、カラーの異なるラップを繰り広げた4人。「犬系ラブソング」には、雨宮大晟、石沢瑠架、富園力也の3人が登場。お手やシッポをフリフリするようなポーズも取り入れた、ユーモアたっぷりのダンスがなんともかわいく、観客も“わんわん!”と声を合わせて笑顔が広がった。
最後にボーカルチームの中川将平、福井巴也、RAYが「Run For It」を披露。胸に手を当てながら、爽やかな情景を歌い上げた3人。会場には“Yeah Yeah La La La Run For It”と一緒に歌う観客の声とともに、オレンジのペンライトが優しく揺れた。
■「熱い言葉しりとり」に会場爆笑
前半戦ラストはツアータイトルにもなっている「ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ」。歌謡曲調のキャッチーなメロディと、ユーモアたっぷりのサビとのギャップがたまらない同曲。Snow Manの「カリスマックス」も手がけるコレオグラファーMacoto(RHT.)による、千手観音や昇龍拳などを織り交ぜたダンスは目にも楽しく、観客も一緒に歌って叫んで、オリジナリティあふれる世界観を全身で満喫。
MCではツアーを振り返り、会場ごとに「23人ぴたりクイズ」「ラブリーチャージ風船チャレンジ」「ダンス伝言リレー」といった異なるゲームをやって来たことを話し、ファイナルでは「熱い言葉しりとり」をする流れに。宝の「ライス大盛り」に始まり、2人目3人目とぐだぐだの展開、そして最後の雨宮は「む」から始まる言葉に苦心し、「むむむむ……ムキムキ!」。会場の大爆笑をさらった。
後半戦はダンジョン攻略をいったん中断してライブを楽しむ。タオルを回しながら“休め!(ハイ!)”と掛け合いを楽しんだ「ビバホリ」。「mellow mellow」では“Na na na na na”と大合唱。コールを合わせた「Super UNiSON」を挟み、切ない失恋ソング「Delete」では「皆さんの声を聞かせてください!」と声をかけると、“オオオーオオオー”と観客の声が広がった。
ムービーが流れ、ダンジョン攻略を再開。しかし映し出されたのは、ダンジョンの罠にかかって次々と倒れるメンバー。そして夢の情景なのか、ここからは赤と黒の衣装に身を包んだメンバーが、ムーディーにパフォーマンス。
セクシーなボーカル、ダウナーなラップ、スケールの大きなサビといった、ギャップのある展開が秀逸な「Blue Rose」。R&Bテイストのナンバー「Bad Romance」では、フェイクやファルセットを織り交ぜたソウルフルなボーカルを聴かせ、“帰したくない!”など決め台詞で観客を魅了。そしてミディアムバラード「I don’t know」では、ステージに横一列で並んでパフォーマンスし、エモーショナルな歌声に切ないムードが広がった。
■「“uu”のみんな、会いに来てくれて、配信を観てくれてありがとう。愛してるよ!」
再びムービーが流れると、ひょっこり現れたのは、誰かに似たランプの妖精ニーミー。彼によれば、推しの名前を叫んで“ラブリーメーター”を満タンにすることでメンバーが復活するという。この緊急クエストに観客全員でチャレンジ。みんなの渾身の叫びで復活したメンバーが、めでたくファイナルのお宝“伝説のラブリーハラペーニョ”を入手すると、会場には大きな拍手が沸き起こった。
ダンジョンクリアのご褒美は新曲「ポジティブシンギング」の披露。「全国にUNiFYのファン“uu(ユーユー)”の輪を広げて、みんなでハッピーになりましょう」とリーダー福井。♪ドレミファソラシド~と軽快に上がったり下がったりするメロディも楽しく、元気と前向きな気持ちをくれるポップナンバー。メンバーはハート型のバルーンを会場に投げ、客席に降りてファンサービス。
会場が大興奮に包まれるなか、本編ラストナンバー「STORY」へと突入。「“uu”のみんな、会いに来てくれて、配信を観てくれてありがとう。愛してるよ!」とコメントし、レゲエ調の温かみのあるサウンドに乗せてメンバーと会場の大合唱が広がった。
“ボーナスちょうだいUNiFY”コールで始まったアンコールでは、候補曲「夢花火」か「LCA!」のどちらかを観客が選ぶ趣向で、拍手対決により僅差で「LCA!」に決定。スケールの大きな世界観が広がると、会場にはクラップと“オーオーオー”と一緒に歌う声が広がり会場がひとつになった。
最後に福井が、“熱量の高いライブ”をテーマにツアーを行ったことをコメント。MVが初めて100万回再生を記録したことにも触れ、「たくさんの“uu”のうちのひとりではなく、一人ひとりの“あなた”のおかげです。皆さんのラブリーを一身に受けて、日本武道館という夢に向かって突き進んでいきます。これからのUNiFYに期待していてください」と思いを熱く語った。そして感謝を込め、ボーナスとして再び「ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ」をパフォーマンス。「最高のファイナルをありがとうございました!」と締めくくった。
それぞれが多彩な経験を積んできた、個性豊かなメンバーが揃うUNiFY。全員がまだ20代とあって可能性は無限大。情感豊かなボーカルと気合いの入ったラップ、カッコ良さと楽しさのギャップ、辛味と甘味のマリアージュ。彼らの魅力は、なんだかとてもクセになる。
TEXT BY 榑林史章
■セットリスト
00. Overture
01. fall into…
02. beat up
03. リアコ
04. Let’s Enjoy Together UNiFY!
05. Reboot
06. OVER BUFF!
07. 犬系ラブソング
08. Run For It
09. ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ
10. ビバホリ
11. mellow mellow
12. Super UNiSON
13. Delete
14. Blue Rose
15. Bad Romance
16. I don’t know
17. ポジティブシンギング
18. STORY
19. LCA!
20. ゾッコン!ハラペーニョ&ジャスミーニャ
■関連リンク
UNiFY OFFICIAL SITE
https://unify.tokyo/




