相葉雅紀が主演を務める映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』がいよいよ11月6日より全国公開中。本作の公開を記念して、公開初日舞台挨拶が開催された。
■「一人ひとりが熱い想いを持って臨んだ作品です」(相葉雅紀)
主演の相葉雅紀をはじめ、チームマネージャー高橋明日香役の黒島結菜、聴覚障害のある泉邦衛役の松本利夫、障害者スポーツセンター所⻑・阿武隈薫役の⻫藤由貴、そしてNPO法人日本身体障害者野球連盟を創設した初代理事⻑をモデルとした岩橋広司役の佐々木蔵之介らが登壇。稲垣監督も揃い、作品と公開初日への熱い思いを明かした。
さらに、相葉演じる矢上が率いる身体障害者野球チーム『東京ブルーフェニックス』メンバーを演じたキャスト陣から、相葉へのメッセージを込めた寄せ書きがサプライズで贈られた。
相葉雅紀や黒島結菜ら、キャスト陣と監督がステージに姿を見せると、場内からは大きな歓声と拍手が。「今日はありがとうございます。公開初日という日を迎えられてすごく光栄です。」と、初日を迎えられた喜びを口にし、公開初日に劇場へ駆けつけてくれた観客に向けて笑顔に。
SNS上ではすでに「感動した」、「自分も拳を握りしめた」という熱い感想が広がっている本作の反響を受け、「撮影前、ノックの練習をさせてもらったんです。そこで選手役のみんなとも初めて会って。練習を重ねていくなかで、僕がノックを空振りしたりすると′′ちゃんと打ってくださいよー!′′と突っ込んでくれたりして。撮影が始まる前から、熱い練習ができたことは良かったなと思います。」と、撮影前から選手役のキャストたちと熱い絆を築いてきたエピソードを披露。
黒島は、矢上の同僚兼マネージャーである明日香役としてチームを鼓舞するキャラクターを好演。「無事に初日を迎えられてとても嬉しいです。多くの方に観ていただきたい作品になったと思います。」と初日を迎えられた心境を明かし、「野球経験がない方や実際に身体障害者野球チームで活躍している選手など、様々な方が参加していて。本当にみんながたくさん、練習を重ねていました。一生懸命なその姿に心を打たれましたし、みんなの事を尊敬します。私ももっと頑張らないと!と感じましたね。」と、選手役のキャストたちがひたむきに練習に励む姿に刺激を受けたことをコメント。
聴覚障害があり、矢上に監督を依頼する張本人・泉役を演じた松本は、実は本作で野球に初挑戦。「もともと体を動かすのは好きなんですが、球技が苦手で…野球は子どもの頃に遊んだくらい。なんで僕に声をかけてくださったんだろう?と不思議でした(笑)。」と意外なエピソードを告白。さらに、「泉として野球練習をしているなかで、監督から、泉は⻑嶋茂雄さんに憧れているという設定で、と伺って。野球はもちろんなんですが、実は、⻑嶋さんの野球スタイルをマネするという練習をずっとしていました。」と思わぬ役作りのエピソードを暴露!場内には笑いが起きるなか、相葉も「野球ができた上でのモノマネだから、ひとつレベルが上の上級練習ですよね!?」と思わず突っ込み。それに対し監督は「きっと⻑嶋さんが泉に乗り移るだろうと思って…!」と、あたふたしながらもユーモアたっぷりに返し、会場はさらなる笑いに包まれた。
最初は身体障害者野球チームの結成に反対する立場だった障害者スポーツセンターの所⻑・阿武隈を演じた⻫藤は「たまたまなんですが、私の母方の祖父母が聾者なんです。だから、障害者の方を心配して、野球に反対する阿武隈の気持ちはとても良く分かりました。」と自身の経験と重ねて、役柄の気持ちに理解を示しながら「それでも、彼らにとってはそれが日常で自分の個性を受け止めているんですよね。最近は窮屈な世の中だと感じることもありますが、挑戦してみようと思う人々の姿を描いた本作には、今だからこそ、伝えるべきメッセージがたくさん詰まっていると感じました。」と、本作が描く挑戦することの大切さに共感し、今の時代だからこそ届けたい作品への想いを語った。
さらに、「期待は持たない。希望を持っている」や「チームは家族」という温かい言葉で矢上にエールを送る岩橋を演じた佐々木。「本当にそうだなと。期待と言うと、自分の理想や欲求が相手に乗っかっている気がしますが、希望は、「祈り」で「願い」なんです。」と岩橋が発するメッセージに深い共感を寄せる様子が。「映画のなかでは、登場人物それぞれが壁を乗り越えようとしています。それを祈る気持ちで見守ることは大切です。映画作りも、(劇中で描かれる)チーム作りも一緒ですね。」と、岩橋の言葉に込められた深いメッセージを、映画作りへの想いとともにしみじみと明かした。
本作では、実際に障がいのある当事者が野球チームのメンバー役として多数参加していることも大きな話題に。約200名以上が参加したオーディションについて、稲垣監督は「自分の気持ちや経験を素直に表現できる方に、ぜひ出演していただきたい、と思っていたので、セリフを言い終わっても、できるだけカットをかけないようにしていたんです。」と明かし、出演者一人ひとりの個性や想いを大切にし、その魅力を最大限引き出すためのこだわりを披露。熱い想いを持って集まったキャストたちとともに、一つのチームを作り上げていった撮影の裏側にも言及していた。
映画の公開初日ならではのエピソードトークが盛り上がるなか、 “負けてもまた挑戦する”という本作のテーマの一つにちなみ、登壇者たちには〈これから挑戦してみたいことは?〉という質問が投げかけられた。⻫藤は「世界旅行とか色々あるけど、実は先日還暦を迎えて…」と切り出し、場内から大きな拍手が。会場中に祝福ムードが漂うなか、「できうる限り、この素晴らしい演じるという仕事に携わりながら生きていきたいですね。」と俳優として生涯現役であり続けたいという、芝居への情熱を滲ませた。
⻫藤の言葉に感嘆した様子の佐々木は「色々ありますが、「心・技・体」の「体」が伴わないと何事もできないので…柔軟にしようかな。」と、堅実な目標を茶目っ気たっぷりに明かし、親近感の湧く意外な答えに会場からは笑いが起こった。
松本は「10年前に(EXILE の)パフォーマーを卒業したんですが、今年、11年振りにドームに立つんです。だから体を鍛えています! いつでも踊れる自分でいたいですね。」と久しぶりにステージに立つ意気込みと合わせて、松本ならではの”挑戦し続ける姿”を披露。
さらに黒島は「実は、家族行事としてみんなフルマラソンに出てるんです。それぞれ完走しているんですけど、私だけまだ完走したことがなくて…いつか絶対完走したいです!」と驚きの家族恒例行事に触れ、フルマラソン完走への意欲を見せていた。
相葉はというと、本作のプロモーションでも行った過去のファーストピッチでの投球について「1回目はワンバン、2回目は左に行ってしまって…」と悔しがる素振りを見せ「3回目、チャレンジしたいです! 次は届かせたい!」と力強く語り、ファーストピッチへの再挑戦を誓っていた。
最後には、劇中で熱い戦いを共にした身体障害者野球チーム・東京ブルーフェニックスのメンバーを演じたキャストたちから、相葉へのサプライズプレゼントが登場! 選手役のキャスト一人ひとりからのメッセージが寄せ書きされた、ユニフォーム型の特製メッセージプレートとなっていて、仲間たちの熱い想いが詰まった言葉の数々に、相葉は「嬉しいです! ありがとうございます!」と感激しきり。たくさん届いたメッセージの一部が読み上げられると、相葉は「こんなに慕ってくれて、本当に嬉しいです。彼らとは、これで終わりじゃなくて、ここからまた始まっていくんだなと感じますね。」と、笑顔で語り、共に作品を作り上げた仲間たちとの深い絆を実感した様子。
実は、黒島と松本もこの寄せ書きに参加しており、ふたりからも、現場で率先してチーム作りを行ってくれた監督役・相葉への感謝のメッセージが贈られている。佐々木や⻫藤も、スクリーンのなかだけでなく、撮影現場で実際に育まれたキャスト陣の深い絆に感激した様子を見せ、会場は温かな感動に包まれた。
この場にいない仲間たちの想いも集結した、まさにチーム一丸となって迎えた公開初日の舞台挨拶。相葉は「一人ひとりが熱い想いを持って臨んだ作品です。ぜひ楽しんで!」と観客に向けてメッセージを送り、和やかな雰囲気と盛大な拍手に包まれながら、イベントは幕を閉じた。
■映画情報
映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』
11月6日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
主演:相葉雅紀
出演:黒島結菜/松本利夫 福松凜 日向亘 花瀬琴音/古村比呂 前田亜季
DAIKI 寺田ユースケ 丸山聡 水越大暉 山口周太 吉田葵 塩島心海 小川颯介 川西努
斉藤由貴 佐々木蔵之介
原作・脚本:平山讓『4アウト ―ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社刊)
監督・脚本:稲垣壮洋
主題歌:GRe4N BOYZ「Green boys」
配給:S・D・P
(C)2026映画「4アウト」製作委員会
■【画像】オフィシャルスチール
■関連リンク
映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』作品サイト
https://4out-movie.com/





