『THE FIRST TAKE』から派生したコンテンツ『HIGHLIGHT』。第11回には、ソロプロジェクトを発表したWEST.の神山智洋が登場。STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストとして『HIGHLIGHT』初登場となる神山はどのようなパフォーマンスを見せるのかーー本稿では神山のパフォーマンスにフォーカスしてみたい。
■『HIGHLIGHT』とは?

ダンス・楽器演奏など様々なジャンルにフォーカスを当て、『THE FIRST TAKE』本編では伝えきれていないアーティストの魅力や、グループのなかのひとりなどその人だけが放つ輝きにスポットライトを当てていく企画。
一発撮りのパフォーマンスを至近距離から複数のカメラで撮影。“近さ・生々しさ”、臨場感溢れるパフォーマンスを楽しむことができる。
■神山智洋(WEST.)

Web Site: https://starto.jp/s/p/artist/29?ima=3241
Instagram: @tomohiro.kamiyama_71
TikTok: @tomohirokamiyama_0701
今回パフォーマンスを披露する神山智洋は、WEST.のメンバーで2014年4月23日にシングル「ええじゃないか」でデビュー。以降、コンサートを多数開催し、2022年には結成8年で初のドームツアーを開催。今年2026年4月23日にデビュー12周年を迎えたばかりだ。近年は歌唱力を評価されることも多く7人のパワフルな歌声で音楽フェスへの出演を果たすなど、活動の幅を広げ続けている。神山は、歌やダンスに加えて、作詞・作曲、振り付けも手掛けるなどマルチな才能を発揮してきたメンバーのひとり。さらにドラマやミュージカルと演劇の分野でも活躍。
ソロ曲「All or Nothing」が『世界ブレイキン選手権2025』大会テーマソングになり、SNSではHANAやなにわ男子・大橋和也など様々なアーティストとのコラボがたびたび話題になるなどダンスは特に注目されている。
2026年6月18日には『HIGHLIGHT』出演とともにTikTokアカウントも開設し、大きな話題となった。
■Tomohiro Kamiyama’s『HIGHLIGHT』
◎「G.O.D.」
今回のパフォーマンスで披露する楽曲は、神山自身が作曲を手がけたソロ曲「G.O.D.」だ。7月1日リリースを発表しているが、『HIGHLIGHT』のために特別なアレンジと振り付けで自らのダンスパフォーマンスを先行させるというアプローチ手法が斬新だ。フルサイズではどんな世界観へと誘ってくれるのか。楽曲の構成、歌詞、歌唱、ダンスパフォーマンス…その全貌が待ち遠しい。
◎パフォーマンスの見どころ
普段はメンバー7人で活動する“WEST.”という枠組みを越えたソロとしてのリリースだ。これまで磨き上げてきた歌にダンスのスキルに加えて、映画やドラマでの演技に、コントやロケなどバラエティ番組などで培ったお笑い要素も擁しているなど、様々な活動をとおして“表現”が蓄えられている。そんな神山がひとりの表現者として、どんなパフォーマンスを披露するのか。
【“らしさ”が見える導入】
画面向かって右側から登場した神山。鮮やかなレッドを基調にしたジャージとスニーカーを合わせたスタイルで、インナーの白Tシャツと両脇の白い差し色が目を引く。
呼吸を整えるかのようにスーッと息を吐き、「神山智洋です。よろしくお願いします」と挨拶。そして両手を合わせ「貴重な機会をありがとうございます。精一杯パフォーマンスさせていただきます」と感謝を交えてコメント。全方位に向けた敬意と感謝。そして自らを鼓舞する言葉のようにも捉えられた。
そこからすぐに踊りだすかと思いきや、神山はしゃがみ込んで再び両手を合わせ、祈るかのような仕草。最高のパフォーマンスを求めてーーそんな風に心身を整えているように見えた。
神山が「お願いします」と放つと、音のボリュームをあげていくようにスーッとスタジオに音楽が鳴り響く。ズシンとした低音に異国情緒漂う音色と、一気にミステリアスな空気に包まれた。
【音にハマる】
音の進行とともに神山も少しずつ身体を左右に揺らしていく。吸い込まれるような音色とともに立ち上がり、そしてすべてを解放するように身体を開き、両腕を前方へ伸ばし力強い拳を握る。リズムを細かく取りながらも、上半身をしなやかに動かしていく。時折、身体を上へ上へと伸ばすトルネードのような動きを取り入れたのも束の間。わずかなタイミングで手足を近づけるとすぐに引き離す。そんな素早い動きに目が釘付けになる。
1:04あたりからのパチパチという弾けるような音とリズムが鳴る場面では、華麗な足さばきに目を奪われていると、今度は両腕を左右、上下へと素早く動かしていく。まるでモデル撮影のポージングを倍速再生したかのような、キメのポーズを相次いで繰り出していく。リズムや音のインパクトとダンスのインパクトがリンクする、独特な気持ちよさのある場面だ。
【静と動】
1:08からは音の印象がガラリと変わるのだが、神山もカメラに背を向け、大きく伸びるようにしてパチンとフィンガースナップを鳴らす。舞台でいう場面転換のようであり、まるで魔法をかけるかのようなシーンだ。
そこからすぐさまフロアに張り着くように身体を沈め、左手と左膝を床に付け、右膝を立てて身体を後方へと開くのだが、その右膝の上に置いたのは人差し指と中指。身体の細部にまで神経を行き渡らせている証だろう。そこから右脚をぐるりと水平に回し、さらに上へと伸びる。横と縦の動きを組み合わせた大胆な動きだが、音の上品さも相まって繊細な印象だ。
そこから再びビートが加速し、音全体の雰囲気が変わっていくのだが、そのリズムに合わせてダンスも少しずつポップな熱を帯びていく。「チェックしとけよ!」と言わんばかりのサインを送り、さらにディープなゾーンへ。低音ボイスが響き、“静と動”を操るようにしたダンスでリスナーを揺さぶる。1:48からは一層パワフルな動きへ。目が忙しいというほどに音とダンスで翻弄していく。
緩急のある振り付けに、書道でいうトメ、ハネのような大胆なメリハリを彷彿とさせる動き。前述したように膝の上に置いた指のように、ダイナミックな動きがありつつも繊細さを感じるのだ。一貫して滑らかな流麗な動きが印象的だ。一つひとつのダンステクニックの披露ではなく、これぞまさにダンスショーなのだ。きっとパブリックイメージがガラリと変わるような、鮮烈なインパクトを与えることだろう。
今回披露した「G.O.D.」は7月1日リリースとベールに包まれている。音と歌詞とダンス。音楽をとおしてどのようなストーリーを見せてくれるのか。ワクワクというよりも、ゾクゾクとさせられるような音楽体験を予感させる。
■神山智洋「後半にかけて尻上がりに畳み掛けるようなダンスに」
Q1.今回のパフォーマンスの注目ポイント
映像タイムコード:01:28〜
神山:全体的に音ハメを意識したパフォーマンスになりますが、1:28〜音も派手になり後半にかけて尻上がりに畳み掛けるようなダンスになっています。Q2.パフォーマンス楽曲のセレクト理由や、アレンジについて
神山:7月1日にソロプロジェクトを始動するにあたって、そのプロジェクトのなかでも1曲目に発表する楽曲がピッタリなのでは? と思い、楽曲のカラオケをベースにして使われている音をリミックスしました。楽曲も併せてぜひとも聴いていただけると嬉しいです。
TEXT BY 柚月裕実
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/@The_FirstTake
▼『THE FIRST TAKE』OFFICIAL SITE
https://www.thefirsttake.jp/





