ライブシーンを盛り上げるアーティストを、彼らをよく知るリコメンダーの3つの視点から紹介する企画『BARISAN(読み:バリサン)』。ライブハウスで出会う「あのバンド、気になる。」を深く掘り下げる場所として、アーティストの魅力を言葉で紐解く。
今回は、毎月火曜日下北沢・BASEMENT BARにて開催される、今注目のアーティストを集めたイベント『月刊キャノンボール』とのコラボ特集。
コラボレーション第二弾は9月29日開催の『月刊キャノンボールvol.87』に出演するhuman dollを、月刊キャノンボール 運営スタッフ・ザリガニくんからのコメントと共にご紹介。サイケデリックなギターサウンドを軸に、オルタナティブロックからヒップホップ/ラップまでを横断する4人組。その魅力を紐解いていく。
■BARI語り 3POINTS
月刊キャノンボール 運営スタッフ・ザリガニくんは「human doll」のココに注目!
◎SONG|まず聴いてほしい一曲
▼誕生
ザリガニくん:サイケデリックで優美なバンドサウンドに踊るようなVo.が乗り、曲を華やかに彩っています。
自己問答が繰り返されるたびにその虚無性が浮き彫りになっていく様子が描かれた歌詞は、退廃的な雰囲気をまといつつも妙なキャッチーさがあり世界観に引き込まれます。
◎LIVE|ライブで観てほしいポイント
ザリガニくん:彼らは様々なジャンルや音楽スタイル・手法が入り混じったミクスチャーバンドですが、ライブでは高い演奏力によりそれらの共存を果たしています。
あらゆる方向に手を伸ばしていますが、強い美学を持っているため彼らの音楽性はブレることがなく、満足度の高い体験を与えてくれます。
◎WHY|このアーティストを推す理由
ザリガニくん:コミュニティが強大な力を持つ音楽シーンにおいて、それに甘えない強さを感じるからです。
表現を捻じ曲げてでもコミュニティに馴染むことが賢い戦略であると理解はしつつ、そればかりはびこ蔓延っていては面白いアーティストは生まれてこないと思います。
自分たちの音楽を信じて突き進むhuman dollは輝いて見えます。
■FROM THE ARTIST
コメントありがとうございます。
「誕生」を作っている時は、引越しの準備で断捨離をしていて、ハイパーミニマリストバイブスだったので音源は結構ミニマルな感じになっています。今は一人暮らしを始めていい感じに部屋も散らかってきたので、ライブではうぉりゃー!って感じでやってます。
上京してから僕がキーボードを始めたり、ドラムにはサンプラーを導入したりするなど、機材も増えてかなりサウンド面の面白さが増しました。ビックバン起こします!
■『BARISAN』担当メモ
human dollを聴いていると、「このバンド、次はどこに行くんだろう」と思わされる。
ギターの音が気持ちいいなと思っていたら、突然違う景色が見えてきたり、ロックバンドを聴いていたはずなのに、気づけばヒップホップやサイケ、いろんな音楽の気配が入り込んでいたり。でも、不思議と散らかった印象はなくて、全部がちゃんとhuman dollの音になっている。
個人的に、その面白さを一番感じたのが「超天国」。一度聴いただけでは掴みきれないのに、なぜかもう一度再生したくなる。聴くたびに「あ、ここも好きだ」が増えていく曲です。
ジャンルなどの枠にはとらわれず、まだまだ姿を変えていきそうなhuman dollを、今のうちにライブハウスで観ておきたい!
担当イチオシ楽曲はこちら
▼「超天国」
■関連リンク
◎human doll OFFICIAL
TuneCore: https://www.tunecore.co.jp/artists/human-doll?lang=ja
YouTube: @humandolljapan
Instagram: @humandoll.jp
X: @humandoll_jp
◎BARISAN OFFICIAL
X: @bari3_music
Instagram:@bari3_music
TikTok:@bari3_music
【前回の『バリサン』はこちら】
