THE F1RST TIMES

COLUMN

2022.01.01

恋、友情、部活…すべて本気だから涙する。10代男女1万人に訊いた“思わず泣ける曲”

TEXT BY 菜本かな

■全力で今を駆け抜けるから心が大きく揺さぶられる

失恋して流す悲しい涙、壁にぶち当たった時に流す悔しい涙、うれしさのあまり思わず流れる喜びの涙…心が大きく揺さぶられると、人は涙を流す。そして、そんな感情の高ぶりに寄り添う音楽が数多く存在している。

ただし、“泣ける曲”と言っても、上記のように様々な種類の涙があり、どんな時に心が大きく揺さぶられるかは人それぞれ。そこで、LINE MUSIC 公式アカウントで10代男女1万人に「聴くと泣けてくる、“涙曲”」をテーマにアンケートを実施。多感な時期の10代が涙する音楽を探っていく。

■冬に聴きたい曲に続き…back number強し!

トップ10のうち、back numberが5曲ランクイン(クリスマスソング / 水平線 / ハッピーエンド / ヒロイン / 幸せ)。前回紹介した、『10代が冬に聴きたい曲ランキング』に続き、ここでも高い人気を誇ったのがback numberだ。

大切な人に出会えたことで、あらたな自分が見つかっていく主人公。たとえ、報われない恋だとしても、こんなにも誰かを強く想える自分を誇ってあげよう──。

「クリスマスソング」は結果よりもまっすぐ誰かを愛することができる“思い”そのものにフォーカスをあてているからか、切ない片思いソングながらも“感動の涙”として選曲する声が多く集まっていたのが印象的だった。

また4位の「ハッピーエンド」は、相手にとっての“ハッピーエンド”を願い、大好きな人に別れを告げてこの恋に終止符を打つ…という苦しい感情を歌っているので、「元カレと別れた時によく聴いていた」「失恋した時に友達にこの曲を教えてもらい、ずっと聴いて泣いていました」とリアルな経験談が多く寄せられている。

前述の切ないラブソングとは違った、back numberの温かさを感じることができたのが2位の「水平線」だ。

コロナ禍で開催中止となった、インターハイ。本来ならば、大会の開会式でback numberの「SISTER」が演奏予定だったという。それを知ったback numberが、“高校生のために何かできないか?”と考え、制作したのが「水平線」である。

インターハイに出場する予定だった選手以外にも、コロナ禍で普通の学校生活を送ることがままならなくなってしまった学生はたくさんいたはず。そんな学生たちの支えとなったのが「水平線」なのかもしれない。アンケートでも、「コロナでみんながつらい状況にいるなか、この曲に背中を押されました」「高校の時のコロナや部活が中止になったことを思い出すから泣けてくる」などの声が上がっていた。

■私自身をちゃんと見てほしい。好きだけど…選ぶしかなかった結末

そして、3位にはロングヒットを記録する優里「ドライフラワー」がランクイン。

「かくれんぼ」のアフターストーリーとして制作された同曲は、どうして「かくれんぼ」の結末になったのか、彼女視点で描かれている。

“多分 君じゃなくてよかった/もう泣かされることもないし/「私ばかり」なんて言葉も なくなった”と過去の恋を昇華させながら、“声も顔も不器用なとこも/多分今も嫌いじゃないの”と未練を匂わせる。そんな主人公の抱える矛盾する気持ちをストレートに描いた歌詞が、“悲しみの涙”として10代の共感を集めている。

■まっすぐ届く、BTSからの真心にぐっとくる

また、BTSもトップ10に2曲がランクイン。

5位「Spring Day」には、「会いたくても会えない悲しさが心に響いたから」「歌い出しやサビで何度も出てくる“会いたい”という歌詞を聴くたびに、家族や友達やBTSの皆さんに会いたくなり、胸がぎゅっとなります」などのエピソードが多く、なかには「コロナで会えない人がいる時によく聴いていた」「BTSがARMY(※BTSファンの呼称)のためにコロナ期間中に歌ってくれた時は、本当に涙が溢れた」との声も。

6位の「Magic Shop」は、BTSからARMYへのファンソング。彼らの想いが伝わる歌詞に“感動の涙”として票が多く集まった。

「受験のプレッシャーが大きくて、とても辛い日々を過ごしていた時、この歌を聴いて明日からも頑張ろうと思っていました」「心が弱っていた時、歌詞の意味を見ながら聴いて涙が出たから」など、多感な日々を過ごす、彼ら・彼女たちにとってとても大きな支えになっているようだ。

10代男女1万人が選んだ“泣ける曲”は、トップ10のうち6曲が恋愛ソングだった。

しかし、2位「水平線」、5位「Spring Day」などは、コロナ禍だからこその選出理由が多く上がっている。誰もが未曾有の事態でもがくなか、10代の若者は、“泣ける曲”に背中を押してもらっているようだが、今の自身の心と向かい、支えとなる一曲を見つけてみるのもいいかもしれない。

10代が思わず泣ける曲ランキング

01.「クリスマスソング」back number
02.「水平線」back number
03.「ドライフラワー」優里
04.「ハッピーエンド」back number
05.「Spring Day」BTS
06.「Magic Shop」BTS
07.「366日」HY
08.「ヒロイン」back number
09.「炎」LiSA
10.「幸せ」back number
11.「いつか」Saucy Dog
12.「Answer: Love Myself」BTS
13.「HAPPY BIRTHDAY」back number
14.「僕のこと」Mrs. GREEN APPLE
15.「10月無口な君を忘れる」あたらよ
15.「Be as ONE」TWICE
17.「粉雪」レミオロメン
18.「シンデレラボーイ」Saucy Dog
19.「雪の華」中島美嘉
20.「虹」菅田将暉
21.「サヨナラの意味」乃木坂46
21.「点描の唄」Mrs. GREEN APPLE
23.「Silent」SEKAI NO OWARI
23.「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」アンジェラ・アキ
25.「栄光の架け橋」ゆず
25.「黄色」back number
27.「3月9日」レミオロメン
27.「アポトーシス」Official髭男dism
29.「ONE IN A MILLION」TWICE
30.「サザンカ」SEKAI NO OWARI
30.「ひまわりの約束」秦基博
32.「Crystal Snow」BTS
32.「Feel Special」TWICE
32.「MAGIC」SEKAI NO OWARI
35.「キセキ」GReeeeN
36.「Film out」BTS
36.「あなたがいることで」Uru
36.「みかんハート」C&K
39.「Hug」SEVENTEEN
39.「ツキミソウ」Novelbright
39.「プロローグ」Uru
42.「明日への手紙」手嶌 葵
43.「あなたの夜が明けるまで」傘村トータ
43.「コンタクトケース」Saucy Dog
45.「私の思春期へ」赤頬思春期(BOL4)
46.「Pretender」Official髭男dism
46.「あとひとつ」FUNKY MONKEY BABYS
46.「そっけない」RADWIMPS
46.「手紙」back number
46.「正解」RADWIMPS
46.「奏(かなで)」スキマスイッチ
46.「贖罪」傘村トータ
53.「Let Go」BTS
53.「願い」sumika
53.「今更だって僕は言うかな」Saucy Dog
56.「遥か」GReeeeN
57.「Brighter」INI
57.「Prologue」JO1
57.「See You Again (feat. Charlie Puth)」Wiz Khalifa
57.「生きる」水野あつ
61.「2! 3!」BTS
61.「Mikrokosmos」BTS
61.「メリクリ」BoA
64.「RUNWAY」INI
64.「シャッター」優里
64.「たばこ」コレサワ
64.「結」Saucy Dog
64.「涙」GENERATIONS from EXILE TRIBE
69.「Lemon」米津玄師
69.「The Truth Untold (feat. Steve Aoki)」BTS
69.「ノンフィクション」平井 堅
69.「ハルカ」YOASOBI
69.「空に笑えば」wacci
69.「糸」中島みゆき
75.「We are Bulletproof: the Eternal」BTS
75.「アイネクライネ」米津玄師
75.「アンマー」かりゆし58
75.「また逢う日まで」平井 大
75.「好きにさせた癖に」あれくん
75.「夜撫でるメノウ」Ayase
81.「Don’t Wanna Cry」SEVENTEEN
81.「あの夏が飽和する。」カンザキイオリ
81.「ありがとう」FUNKY MONKEY BABYS
81.「いつかこの涙が」Little Glee Monster
81.「オールドファッション」back number
81.「銀河街の悪夢」SEKAI NO OWARI
81.「恋唄」清水翔太
88.「5×20」嵐
88.「Blue & Gray」BTS
88.「Lifetime」SixTONES
88.「Wherever you are」ONE OK ROCK
88.「冬が終わる前に」清水翔太
88.「楓」スピッツ
88.「片想い」miwa
88.「僕らまた」SG
96.「Story」AI
96.「The hole」King Gnu
96.「The Music Never Ends」嵐
96.「あーあ。」ReN
96.「花束のかわりにメロディーを」清水翔太
96.「高嶺の花子さん」back number
96.「私じゃなかったんだね。」りりあ。
96.「白い恋人達」桑田佳祐
96.「別の人の彼女になったよ」wacci
96.「命に嫌われている」カンザキイオリ
96.「夜永唄」神はサイコロを振らない

※LINE MUSIC公式アカウントで10代男女1万人を対象にアンケートを実施。
※同ランキングには音楽サブスクリプションサービスにて配信していない楽曲も含まれております。
※本アンケートをもとにプレイリストを作成しておりますが、未配信楽曲は含まれておりません。あらかじめご了承ください。