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    2022.06.08

    セカオワ、YOAKE、有華…新しい動きに注目した、5月の10代トレンドランキング

    • SEKAI NO OWARI
    • YOAKE
    • コラム
    セカオワ、YOAKE、有華…新しい動きに注目した、5月の10代トレンドランキング
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    TEXT BY レジー(音楽ブロガー/ライター)

    相変わらず1位を快走するTani Yuuki「W/X/Y」、先月の記事でも紹介したOfficial髭男dism「ミックスナッツ」と星野源「喜劇」のアニメ『SPY×FAMILY』テーマ曲コンビ、いまだ勢いの衰えないSaucy Dog「シンデレラボーイ」とマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」など、ストリーミングサービスに特有のロングヒット傾向が見えてきている5月のLINE MUSIC 10代トレンドランキング。“長く聴かれる曲として残っていくか”のラインを越えるための戦いが日々繰り広げられているなか、今回チャートにおける新しい動きを中心に紹介していきたいと思います。

    ■時代を泳ぐセカオワ

    3位にランクインしたのがSEKAI NO OWARI「Habit」。今ではメインストリームど真ん中の存在となっている彼らですが、このバンドが実は隠し持っている攻撃的な側面を久々に全開にしたかのような楽曲が大きな支持を集めています。

    アッパーなサウンドに乗せて歌われる世間のカテゴライズに対して異を唱える歌詞は、最近で言えば欅坂46「サイレントマジョリティー」などこれまでも様々な楽曲で取り上げられてきたテーマではありますが、それだけ普遍性の高い切り口だということでしょう。“隠キャ陽キャ”といった言葉のチョイスも絶妙です。

    そして、やはりこのチャートアクションを読み解くうえで欠かせないのがMVで展開されるダンスパフォーマンス。「カテゴライズに対して異を唱える」、つまりは個々の特性に目を向けるべきということを歌いながら、MVでは皆が揃って同じダンスをするというアンビバレントな作りにこそ、この曲の面白さ(そしてこのバンドが持つ皮肉な視点)があるわけですが、その構造を反復するかのようにTikTokにはこのダンスを模した動画が多数投稿されています。個性を表現しようとする場で皆が同じフォーマットを求める…という状況を実際に現出させた「Habit」は、セカオワ流の現代アートとして機能しています。

    「Habit」の振り付けを手がけたのは、徐々に話題になりつつあるダンスチームのパワーパフボーイズ。昨年には、世界の終わり名義で2010年にリリースした「虹色の戦争」がローカルカンピオーネの振り付けによりTikTokでバズを起こすなど、最近のセカオワは今の時代のメディア環境を巧みに利用しているような印象を受けます。

    @localcampione

    50万人突破だぜ❤️🌈この歌深いんですよ。音楽って最高だよね🌈みんな、人も動物も植物も物も大切に🙌 俺らもみんなを大切にする😉❤️ 蚊も殺せないKOHより🦉 #虹色の戦争チャレンジ @sno_tiktok #sekainoowari #虹色の戦争 #ローカルカンピオーネ

    ♬ 虹色の戦争 – SEKAI NO OWARI

    ベテランの域に入りつつあるバンドが表現の本質を維持しながらも世の中の変化に対応しているのは非常に頼もしいです。

    ■今月もシンプル×ストレート

    シンプルなサウンドと恋愛感情に関するストレートな歌詞が印象的なタイプの楽曲は、このチャートで当たるフォーマットとして完全に定着した感があります。5月もその流れに属する存在が現れました。

    前述したローカルカンピオーネの振り付けも投稿されているのが、20位にランクインしたYOAKE「ねぇ」。

    現時点では素性不明のアーティストですが、歌詞の世界観やサウンドの雰囲気的には先月の記事で取り上げたシンガーソングライターたちの楽曲ともリンクするもの。少しソウルミュージック風味も感じさせる鍵盤主体のアレンジが心地よいです。

    K-POPを思わせるミディアムなトラックをバックにパートナーへの思いを歌ったのが、7位にランクインした有華「Partner」。

    “こんな私だけどよろしくね darlin’”という歌詞はどこか西野カナを思い起こさせますが、余計な比喩などを挟まないこういった表現こそ、伝達スピードが重視される今の時代に改めて求められているのかなと感じます。日常のワンシーンを切り取ったようなMVも非常にイマドキです。

    いつの時代もラブソングはJ-POPの中心ではありますが、ここまでダイレクトな表現が支持されているのはもしかしたら今までにない流れなのかもしれません。引き続き注視していきたいと思います。

    以上、5月のLINE MUSIC『10代トレンドランキング』についてお届けしました。来月もどんな動きがあるか楽しみです!

    【2022年5月 LINE MUSIC 10代トレンドランキング】

    01.「W / X / Y」Tani Yuuki
    02.「愛とか恋とか」Novelbright
    03.「Habit」SEKAI NO OWARI
    04.「ミックスナッツ」Official髭男dism
    05.「Crayon」ZOT on the WAVE & Fuji Taito
    06.「バニラ」きゃない
    07.「Partner」有華
    08.「愛言葉」Tani Yuuki
    09.「喜劇」星野 源
    10.「クロノスタシス」BUMP OF CHICKEN
    11.「シンデレラボーイ」Saucy Dog
    12.「M八七」米津玄師
    13.「FEARLESS」LE SSERAFIM
    14.「melt bitter」さとうもか
    15.「それを愛と呼ぶなら」Uru
    16.「ベテルギウス」優里
    17.「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ
    18.「魔法にかけられて」Saucy Dog
    19.「Cinema (feat. Memento Mori & 武蔵)」O.A.KLAY
    20.「ねぇ」YOAKE
    21.「life was a beach」Lena
    22.「いつか」Saucy Dog
    23.「スパークル」幾田りら
    24.「LOVE DIVE」Ive
    25.「PAKU」asmi
    26.「レオ」優里
    27.「紫陽花」きゃない
    28.「結」Saucy Dog
    29.「センチメンタル・キス (Acoustic ver.)」汐れいら
    30.「Love’s Like A Western Song」Louis Vision, BBY NABE & 三浦ひな子
    31.「キャラクター」緑黄色社会
    32.「Tie Me Down」Gryffin, Elley Duhé
    33.「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE
    34.「Darl+ing」SEVENTEEN
    35.「恋泥棒。」『ユイカ』
    36.「Bye-Good-Bye」BE:FIRST
    37.「ドライフラワー」優里
    38.「DARARI」TREASURE
    39.「ただ声一つ」ロクデナシ
    40.「水平線」back number
    41.「初恋が泣いている」あいみょん
    42.「残響散歌」Aimer
    43.「怪獣の花唄」Vaundy
    44.「YOKAZE」変態紳士クラブ
    45.「ハレンチ」ちゃんみな
    46.「友よ ~ この先もずっと・・・」ケツメイシ
    47.「僕らまた」SG
    48.「恋風邪にのせて」Vaundy
    49.「カメレオン」King Gnu
    50.「Love Yourself」Justin Bieber
    51.「There’s Nothing Holdin’ Me Back」Shawn Mendes
    52.「シャッター」優里
    53.「のびしろ」Creepy Nuts
    54.「ALL GODS BLESS ME」RYKEYDADDYDIRTY
    55.「だいしきゅーだいしゅき」femme fatale
    56.「未来図」マルシィ
    57.「あぁ、もう。」Saucy Dog
    58.「美人」ちゃんみな
    59.「常緑」大橋ちっぽけ
    60.「Good Boy Gone Bad」TOMORROW X TOGETHER
    61.「WA DA DA」Kep1er
    62.「今更だって僕は言うかな」Saucy Dog
    63.「Stand by me, Stand by you.」平井 大
    64.「うぉ」優里
    65.「恋だろ」wacci
    66.「Permission to Dance」BTS
    67.「なぁ」YOAKE
    68.「ハルカ」YOASOBI
    69.「World’s Smallest Violin」AJR
    70.「踊り子」Vaundy
    71.「きらり」藤井 風
    72.「逆夢」King Gnu
    73.「Walkin’ In My Lane」milet
    74.「ラナ」めいちゃん
    75.「春を告げる」yama
    76.「Butter」BTS
    77.「CITRUS」Da-iCE
    78.「STAY」The Kid LAROI & Justin Bieber
    79.「青と夏」Mrs. GREEN APPLE
    80.「ZOOM」JESSI
    81.「Cry Baby」Official髭男dism
    82.「恋人ごっこ」マカロニえんぴつ
    83.「Betrayal Game」BE:FIRST
    84.「夜撫でるメノウ」Ayase
    85.「韻波句徒」CHEHON
    86.「Wherever you are」ONE OK ROCK
    87.「Y (Please Tell Me Why)」Freestyle
    88.「花火」ちゃんみな
    89.「HOT」SEVENTEEN
    90.「Never Grow Up」ちゃんみな
    91.「愛を伝えたいだとか」あいみょん
    92.「チェリー」スピッツ
    93.「タイミング ~Timing~」Klang Ruler
    94.「ブルーベリー・ナイツ」マカロニえんぴつ
    95.「コインランドリー」きゃない
    96.「最愛の果て」My Hair is Bad
    97.「With Us」JO1
    98.「うるうびと」RADWIMPS
    99.「Rollah Coaster」LIL LEAGUE
    100.「点描の唄 (feat. 井上苑子)」Mrs. GREEN APPLE

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