世界的に愛を伝える日として親しまれるバレンタイン。
片想い中でもパートナーがいても、ラブソングを聴いて恋する気持ちを盛り上げたいところ。
今回はバレンタインに聴きたい定番&最新ラブソングを20曲紹介する。
■定番から最新まで!恋する気持ちにピッタリのラブソング20曲
01.「ショコラカタブラ」Ado
02.「アンビバレント」Uru
03.「ハピチョコ」FRUITS ZIPPER
04.「カタオモイ」Aimer
05.「すきっちゅーの!(feat.かぴ)」HoneyWorks
06.「ブルーアンビエンス(feat.asmi)」Mrs. GREEN APPLE
07.「名前は片想い」indigo la End
08.「Subtitle」Official髭男dism
09.「シンデレラボーイ」Saucy Dog
10.「ビターチョコデコレーション」syudou
11.「そんなbitterな話」Vaundy
12.「melt bitter」さとうもか
13.「アイネクライネ」米津玄師
14.「Mela!」緑黄色社会
15.「ラブソング」マルシィ
16.「貴方の恋人になりたい」チョーキューメイ
17.「相思相愛」aiko
18.「LOVE TRIGGER」Snow Man
19.「コイスルオトメ」いきものがかり
20.「Love so sweet」嵐
「ショコラカタブラ」Ado(アド)
ロッテ チョコレートの60周年を記念して制作された、2024年1月31日配信リリースのCMソングだ。
「メルトスウィートとビターのコントラストをイメージした」というAdoの歌唱は変幻自在で、まさに甘くて苦い恋模様そのもの。
中毒性のあるダンスサウンドと、夜のクラブの幻想的な情景を描いた歌詞がマッチしている。
“ショコラカタブラ”はチョコレートが美味しくなる呪文。この曲で、恋の気持ちを加速させてバレンタインに備えよう。
「アンビバレント」Uru(ウル)
透明度の高い歌声と豊かな表現力で愛されるシンガーソングライター・Uruにより、2024年2月14日にリリースされた。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2クールオープニングテーマに起用されており、これまでのイメージを一新するような爽やかなアッパーチューンとなっている。
アンビバレントは英語で“相反する感情”を意味する言葉だ。片想いで生じる複雑な心情と温かな想いが表現された歌詞が、バレンタインを彩る。
「ハピチョコ」FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)
TikTokで人気に火が付いた7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが、2023年2月1日にリリースしたラブソング。
つい口ずさみたくなるかわいさ全開のキャッチーなメロディが魅力だ。
歌詞にはバレンタインデーを迎える女の子の気持ちが表現されているが、恋のために頑張る自分にご褒美をあげる日と捉えているところが新しい。
自分に“恋の成就”というご褒美をあげるために、この曲で恋の気分を高めよう。
「カタオモイ」Aimer(エメ)
2016年9月21日リリースのAimerの4thアルバム『daydream』の収録曲で、andropの内澤崇仁が楽曲提供・プロデュースを務めた。
2021年8月には自身初のストリーミング累計1億回再生を突破した人気曲。
心地よいリズムのギターサウンドに乗せて、純粋で深い愛が優しくストレートに歌われている。
溢れる想いをどう伝えればいいかわからないとき、バレンタインにこの曲を歌って伝えてみるのもいいかもしれない。
「すきっちゅーの!(feat.かぴ)」HoneyWorks(ハニーワークス)
HoneyWorksによるメディアミックスプロジェクト『告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜』に登場するちゅーたんのキャラクターソング。
2023年9月2日リリースの歌い手・かぴをボーカルに迎えた同人バージョンも高い人気を誇る。
曲調はポップでかわいらしい雰囲気だが、歌詞はガチ恋ファンのリアルを描いたスパイシーな内容だ。
周りなんて気にせず愛を貫く強さが、バレンタインに挑む背中を押すだろう。
「ブルーアンビエンス(feat.asmi)」Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)
Mrs. GREEN APPLEが2022年7月7日にリリースしたミニアルバム『Unity』の収録曲で、ABEMAオリジナル恋愛番組『今日、好きになりました。』の主題歌。
歌の掛け合いと複雑なバンド演奏による疾走感が、青春らしさを演出する。
大人からの期待を浴びながらも、目の前の恋に全力で向き合う姿に心を掴まれるだろう。
バレンタインで秘めていた想いに正直になりたいなら、この曲を聴いて力をもらおう。
「名前は片想い」indigo la End(インディゴ ラ エンド)
川谷絵音がボーカルを務めるロックバンド・indigo la Endが2023年1月25日にリリースした“片想い”ソング。
二度のバイラルヒットを経て、バンドの代表曲のひとつとなっている。
華やかで独創性のあるサウンドに乗せて歌われるのは、高い障壁のある恋。
相手の幸せを願い恋心を伝えないと決めたものの、自身の想いに揺れる様子が切ない。叶わない恋をしている人のバレンタインにそっと寄り添ってくれるだろう。
「Subtitle」Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)
数々のラブソングを生み出してきたOfficial髭男dismによる2022年10月12日リリースの楽曲。ドラマ『silent』の主題歌として、ドラマとともに社会現象を巻き起こした。
自分の心にある想いを伝えることに対する真摯な気持ちと簡単には伝わらないもどかしさが綴られた歌詞は、誰しもが共感できるだろう。
温かなピアノの旋律の力も借りて、バレンタインに想いを伝えるのにぴったりの一曲だ。
「シンデレラボーイ」Saucy Dog(サウシードッグ)
切ないメロディとストーリー性の高い歌詞で人気の3ピースバンド・Saucy Dogの代表曲のひとつ。
2021年8月25日にリリースした5thミニアルバム『レイジーサンデー』のリード曲だ。
ほとんどのソングライティングを手がける石原慎也初の全編女性目線の歌詞が特徴で、生々しいフレーズを使い失恋の心情が綴られている。
忘れたいのに忘れられない恋の経験がある女性には、ぜひバレンタインに思い切り歌い上げてほしい。
「ビターチョコデコレーション」syudou(シュドウ)
2019年5月22日にリリースされ、syudou初のミリオン再生を達成した初音ミク歌唱のボカロ曲。
音楽ゲー厶『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のゲーム内ユニット・25時、ナイトコードで。への提供曲だ。
タイトルはバレンタイン向きだが内容はまさに“ビター”で、まったく新しいバレンタインソングといえるだろう。
周囲に合わせ、自分を偽って生きる主人公の苦しみと狂気を歌う歌詞が心に刺さる。
「そんなbitterな話」Vaundy (バウンディ)
ABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』の主題歌として、Vaundyが2023年3月13日にリリースした楽曲。
2025年1月にはストリーミング累計2億回再生を突破した。
恋の始まりの甘さが消えて失恋し、ほろ苦い想いを抱える男性の心情が軽快なバンドサウンドとともに紡がれる。
苦いバレンタインを過ごしたとしても、この曲が前向きな気持ちにしてくれるはずだ。
「melt bitter」さとうもか
2019年12月25日に先行配信されるとSNSを中心にロングヒットを記録し、さとうもかを“失恋の女王”として世に知らしめた失恋ソング。
過去作「melt summer」の続編として制作された楽曲で、夏に付き合い始めたカップルの恋の終わりを描いている。
キャッチーなメロディとかわいい歌声とは裏腹に、歌詞には失恋のリアルが詰まっている。
バレンタインにこの曲を聴いて、過去の恋を吹っ切るための力にしてほしい。
「アイネクライネ」米津玄師 (よねづけんし)
2014年4月リリースの米津玄師の2ndスタジオ・アルバム『YANKEE』に収録された楽曲。
優しく繊細なメロディと歌声、米津本人制作のアニメーションMVが注目を集め、根強い人気を誇る。
アイネクライネとはドイツ語で“一つの小さな、ほんの少し”という意味がある。
つらい人生のなかでも大切な人と出会えたというほんの少しの奇跡を想い、その幸せと喜びを伝える歌詞がバレンタインにぴったりだ。
「Mela!」緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)
緑黄色社会の2ndフルアルバム『SINGALONG』のリード曲。
2020年4月13日に配信リリースされるとCMソングに起用され、2024年7月にはストリーミング累計4億回再生を突破したバンドを象徴する楽曲だ。
歌詞にもあるとおり、“メラメラとたぎる”情熱的な想いが込められた楽曲だが、主人公が少し気弱な性格である点がポイント。
バレンタインで思い切って告白するための勇気をくれる曲となるだろう。
「ラブソング」マルシィ
恋愛ソングを得意とする福岡発の3ピースバンド・マルシィによる2023年9月27日配信リリースの楽曲。2ndアルバム『Candle』にも収録されている。
一目惚れから始まり、順調に愛を育んでいったカップルの穏やかな幸せが詰まった日常を切り取る歌詞と、寄り添うサウンドが温かい。
愛情を伝えるのが得意でない方も、バレンタインはこの曲を聴きながら日頃の想いをパートナーに伝えてみてはいかがだろうか。
「貴方の恋人になりたい」チョーキューメイ
4ピースバンド・チョーキューメイが2022年6月1日にリリースした1stアルバム『するどいささくれ』の収録曲。
独特なリズムとシンプルな歌詞がTikTok経由で注目を集め、アジア各国のバイラルチャートを席巻した。
タイトルと同じく歌詞もストレートに恋心を告白しており、“チョコ”のフレーズがバレンタインを想起させる楽曲となっている。想いを伝えたい相手の前で歌ってみるのもいいだろう。
「相思相愛」aiko(アイコ)
等身大の恋心を歌い続ける“恋愛ソングの女王”、aikoが劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の主題歌として書き下ろした、2024年5月8日リリースの楽曲。
近くて遠い両片想いの切なくもどかしい心情を綴った歌詞は、抽象的だからこそどのような恋の形にもフィットする。
バレンタインの時期はこの曲を聴いて、今の恋に向き合ったり過去の恋をしんみりと思い出したりするのもいいだろう。
「LOVE TRIGGER」Snow Man(スノーマン)
高いパフォーマンス力を誇るSnow Manが2024年2月14日にリリースした、メンバーの岩本照主演ドラマ『恋する警護24時』の主題歌だ。
色気のあるグルーヴィーなバンドサウンドに乗せて、相手の存在が“引き金”となって大人の男性が愛に溺れていく様子が歌われている。
歌やダンスが得意な方は、ぜひ恋の相手にプレゼントとして披露してほしい。
バレンタインを盛り上げるのに一役買ってくれるだろう。
「コイスルオトメ」いきものがかり
2006年10月18日リリースのいきものがかりの3rdシングルで、恋愛バラエティ『恋愛部活』のエンディングテーマに起用された。
ライブでも人気が高く、歌謡テイストのロックサウンドと情熱的な歌唱に“いきものがかりらしさ”を感じられる楽曲だ。
歌詞は恋する気持ちをストレートに表現しており、愛を伝えたいバレンタインにぴったり。
恋の相手とカラオケに行くなら、ぜひ恥ずかしがらずに想いを込めて歌ってほしい。
「Love so sweet」嵐(あらし)
メンバーの松本潤主演ドラマ『花より男子2』の主題歌として、2007年2月21日にリリースされた嵐による国民的ラブソング。
軽快なリズムで展開するキラキラとしたメロディは、恋の始まりやときめきを予感させるだろう。
歌詞を見ると意外にも別れをイメージするフレーズが出てくるが、それはたとえ何があっても愛し続けるという決意の言葉とも取れる。
バレンタインで想いを伝えたいと考えている男性に聴いてほしい楽曲だ。
■バレンタインにラブソングを聴いて恋のスパイスに
片想いの恋心を盛り上げたり、なかなか伝えられない気持ちに寄り添ったり…、
さまざまなシチュエーションにぴったりのラブソングを紹介した。
今回のプレイリストを聴いて、バレンタインデーをさらに特別な日にしてほしい。
TEXT BY MarSali
■楽曲リンク
▼バレンタインに聴きたい!ラブソング20選